
『イタリアンアンティーク☆ムラーノ(murano)・皇帝ナポレオンの繊細な絵画をモーブピンクと金彩で縁取った豪華な大皿』の商品ページはこちら→☆
こんにちは~。大人女子のための可愛い古道具&アンティーク雑貨『レトロスパイス』そのみです。
ここ一年くらい、映画は子供にせがまれたときにしか見ない状態だった私ですが、年末珍しく『マリーアントワネット』をレンタルして観ました。
何で急にマリーアントワネット??
と、お思いでしょうが、そんな気にさせたのは、今日の写真、年末に入荷した美しいアンティークの大皿です。
中央には、凛々しいナポレオン。


一見、フランスで作られたものという印象のこのプレート、実は、作られたのはイタリアのムラーノ島です。
ムラーノ島といえば、現在でもベネチアンガラスが有名なイタリアの職人の島です。
ベニス公国時代は、この島の職人が国の経済を支えていました。
パリのヴェルサイユ宮殿・鏡の間を造る際も、このムラーノ島から12人の職人が赴いたと言われており、この島の職人は門外不出のすばらしい技術を持っていました。
マエストロと呼ばれる職人がこの島に集まっていたのには、理由があります。
ヴェネチアは、国を支える職人の技術を国外に漏らすまいと、1291年にすべての職人をムラーノ島に移住させます。
そして厳しく行動を監視したのでした。
マエストロは、島の外に外出するのには許可が要り、ほとんど外出を許されない代わりに、平民でありながら貴族と結婚出来るという特権が与えられていました。
それほどまでにして国外に出したくない職人の技。このお皿も細部まで美しく、眺めているとほんとにため息が出ます。

1797年、ヴェネチア公国は、ナポレオンによって滅ぼされました。
ムラーノ島の職人達は、どんな気持ちでナポレオンを迎えたのでしょうか。
この大皿を手に取ると、ふとそんなことを考えてしまいます。
そしてこの大皿のように、エレガントで可愛らしい中にも凛々しさを持つような、そんな生き方が出来たらいいなとも思います(^^)
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