愛知時計 小型柱時計 OCCUPIED JAPAN 昭和22〜24年【W308】
愛知時計の小型柱時計、OCCUPIED JAPAN時代の昭和22〜24年に製造された物です。
愛知時計は明治25年創業の水野時計製造所を祖とする歴史ある時計製造メーカーです。
現在の社名は愛知時計電機株式会社で、水道メーターの製造等が中心で時計の製造はしていませんが、社名は昔のまま現存されています。
こちらの柱時計は箱型柱時計の中では平均よりも小さめサイズで、前面の扉部分と枠が僅かに色合いの違うグレーという変わったカラーリングになっています。
文字盤は珍しいやや横長の楕円形で、変形の振り子室の窓には二本の金属製の柱が着けられており、とてもモダンで個性的なデザインの一品です。
振り子室内部のラベル(画像4枚目)には『MADE IN OCCUPIED JAPAN(オキュパイドジャパン)』の文字が入っています。
これは『占領下の日本製』を意味し、戦後の昭和22年から27年にかけて海外への輸出向けに日本で製造された製品に付けられていた物で、時代を表す資料としても希少な物と思います。
文字盤の枠に『AICHI TOKEI DENKI K.K.』の文字がありますが、愛知時計株式会社は昭和24年6月から27年7月までは第二会社の「新愛知時計株式会社」に時計の生産業務を移管しているので、こちらの柱時計の製造年は昭和22年から24年と推測できます。
時打は毎正時(0分)に時刻の数、やや高めのゴーンゴーンという余韻のあるよく通る音で鳴ります。
各部に経年による傷や汚れ等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や割れ・凹み等は無く、全体の程度としては経年なりの平均的な状態だと思います。
分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0~2分以内/日で稼働しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。
サイズ/高さ:約33cm 幅:約24cm 奥行:約9.8cm (いずれも最大部)
検索用:時計/クロック/機械式時計/ぜんまい時計/ぜんまい式時計/ゼンマイ時計/ゼンマイ式時計/柱時計/掛時計/振り子時計/振子時計/八角時計/鳩時計/目覚まし時計/目ざまし時計/硝子枕時計/ヘソ型目覚/ヘソ目/ヘソ形/角形/角型/キッチンクロック/レトロ/アンティーク/骨董品/ビンテージ/ヴィンテージ/シャビー/クウネル/工業系/ブロカント/ロハスフェスタ/大正モダン/昭和レトロ/昭和30年代/昭和40年代/OCCUPIED JAPAN/オキュパイドジャパン/ミッドセンチュリー/パタパタ時計/トランジスタクロック/通販/販売/修理/整備/オーバーホール/大阪/精工舎/SEIKOSHA/愛知時計/明治時計/東洋時計/東京時計/今津時計/高野時計/鶴巻時計店英工舎/津田時計製造所/ハートエッチ精工所/林時計/栄計舎/ANSONIA/NEW HAVEN/WATERBURY/SETH THOMAS/GENERAL ELECTRIC/JAZ/JAPY/BLANGY/BAYARD/SMI/PETER/WESTCLOX/JUNGHANS/JERGER/KIENZLE/EUROPA/REVSOL/KAISER/SMITHS/PRIM/LUX/VEDETTE/WEHRLE/SERVICES/CHRONOTECHNA/RUHLA/NEXTIME