加賀屋商店 RUBY印 鎌倉彫頭丸尾長 大正時代末頃【W307】
加賀屋商店のRUBY印の鎌倉彫頭丸尾長、大正時代末頃に製造された物です。
加賀屋商店は東京市下谷区(現在の東京都台東区)御徒町にあった時計・貴金属の卸商で、掛・置時計の取り扱いは大正10年頃から始め、戦後に愛工舎に事業を譲渡するまで製造・販売を続けていたようです。
文字盤の周りの木枠が丸型で、その下部に長めの振り子室の付いた『頭丸尾長』と呼ばれるタイプの柱時計です。
本体前面は鎌倉彫の枠で囲まれ、長短針にも装飾が入っていて、とても豪華な雰囲気の一品です。
文字盤には同社が「菱N印」と共に使用していた「RUBY印」のマークが入っています。
文字盤の裏に昭和30年代までのいくつかの修理履歴の書き込みがあり、その中の一番古い日付が昭和2年だったので、時計自体の製造年は大正時代末頃と推測しました。
時打は毎正時(0分)の時刻の数、やや高めの「ゴーンゴーン」というよく響く余韻を持った音で鳴ります。
各部に経年による細かな傷や文字盤の剥がれ等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や欠け・割れ等は無く、振り子室の窓のトレードマーク入りの金彩も残っており、全体の程度としては平均よりもやや良い状態だと思います。
分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0から2-3分以内/日で稼働しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。
サイズ/高さ:約55cm 幅:約30cm 奥行:約11.5cm (いずれも最大部)
検索用:時計/クロック/機械式時計/ぜんまい時計/ぜんまい式時計/ゼンマイ時計/ゼンマイ式時計/柱時計/掛時計/振り子時計/振子時計/八角時計/鳩時計/目覚まし時計/目ざまし時計/硝子枕時計/ヘソ型目覚/ヘソ目/ヘソ形/角形/角型/キッチンクロック/レトロ/アンティーク/骨董品/ビンテージ/ヴィンテージ/シャビー/クウネル/工業系/ブロカント/ロハスフェスタ/大正モダン/昭和レトロ/昭和30年代/昭和40年代/OCCUPIED JAPAN/オキュパイドジャパン/ミッドセンチュリー/パタパタ時計/トランジスタクロック/通販/販売/修理/整備/オーバーホール/大阪/精工舎/SEIKOSHA/愛知時計/明治時計/東洋時計/東京時計/今津時計/高野時計/鶴巻時計店英工舎/津田時計製造所/ハートエッチ精工所/林時計/栄計舎/ANSONIA/NEW HAVEN/WATERBURY/SETH THOMAS/GENERAL ELECTRIC/JAZ/JAPY/BLANGY/BAYARD/SMI/PETER/WESTCLOX/JUNGHANS/JERGER/KIENZLE/EUROPA/REVSOL/KAISER/SMITHS/PRIM/LUX/VEDETTE/WEHRLE/SERVICES/CHRONOTECHNA/RUHLA/NEXTIME