ドイツ製 木製台座付 数回打目覚時計 1920年代頃【002】
木製台座付きの数回打目覚時計、1920年代頃に製造された物です。
本体の上に別体式のベルが付いた『ヘソ目(ヘソ型目覚)』と呼ばれる形状の時計が、木製の台座から伸びる二本の柱の間に吊り下げられているような、非常に凝った造りの目覚時計です。
文字盤中央にある『REPEAT-ALARM』は、目覚しのベル音が10数秒鳴って一度止まり、10秒程後にまた鳴り始める…というリピート機能が搭載されている事を表しており、日本では「数回打目覚」と呼ばれるタイプの物です。
現在でも同じような鳴り方をする目覚時計はありますが、今から100年近く前に全てゼンマイやバネ等のカラクリだけでその機能(を持つ機械)を創った技術力の高さは素晴らしいと思います。
文字盤の下端には『FOREIGN』という文字がありますが、これはメーカー名ではありません。
第一次世界大戦以降、戦時中に敵対していたアメリカやイギリス等の国はドイツに対して好意的では無かった為、それらの国に販売する為にメーカー名を隠してドイツ製と判らないようにした物です。
その為ムーブメント(機械)にもメーカーが判る刻印等はありませんが、ムーブメントの形状や各パーツの特徴等から、20世紀初頭にドイツ・MAUTHE(マウテ)で製造された時計だと推測します。
各部に経年による傷やサビ、文字盤の変色等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や割れ・凹み等は無く、全体の程度としては経年なりの平均的な状態だと思います。
分解整備済みで現在±0-2分以内/日の精度で稼働しています。
サイズ/高さ:約24.8cm 幅:約20.4cm 奥行:約10.5cm
(いずれも最大部・リング含まず)
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