精工舎 スチール枠角形掛時計 昭和40年【W191】 | れとろくろっく 時々ぃ猫 新商品紹介ブログ

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精工舎 スチール枠角形掛時計 昭和40年【W191】

 

 

精工舎の小さなスチール枠の角形掛時計、昭和40年に製造された物です。

明治25年創業の精工舎(現セイコー)は国内で現存する最古の時計製造会社です。

同社では長い歴史の中で様々なタイプの柱時計や置時計・腕時計等を製造されています。

 

こちらの時計は鉄製の枠に入った小型の掛時計です。

後付けのチェーンでフック等に掛けて使用できるようにはなっていますが、本体のベース部分にはボルトが通る穴が計8カ所空いていますので、おそらく「船舶の操舵室等の計器のひとつとして設置されていた時計を外した物」だと思われます。

 

裏蓋の内部に「40.11.30」という刻印があるので、昭和40年(1965年)製造と推測できます。

一度ゼンマイをいっぱいまで巻くと約4〜5日稼働します。

時打(時報)機能はありません。


本体各部に経年による傷や錆等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や割れ・欠け等はありません。

やや濁ったグリーン系の本体の上に錆が浮いた様子はシャビーで良い雰囲気になっていると思います。


分解整備済み、巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0〜2分以内/日で稼働しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。

サイズ/高さ:約16cm 幅:約24.8cm
    奥行:約7cm (いずれも最大部)

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