メーカー不明 丸型蟲付グレシャム 昭和初期頃【W172】 | れとろくろっく 時々ぃ猫 新商品紹介ブログ

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※一部’50〜’70年代の電気式の時計も有ります
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メーカー不明 丸型蟲付グレシャム 昭和初期頃【W172】

 

 

希少な蟲付タイプの12吋丸型グレシャム、昭和初期頃に製造された物です。
紙製の文字盤は後年に貼り替えられた物でメーカー名やトレードマークが無く、ムーブメント(機械)も当時時計製造業が活発であった名古屋周辺でよく見られたアンソニアタイプの物(桔梗の花のような刻印有り)だったので、製造メーカーは特定できませんでした。

全体的な造りと「文字盤の数字がローマ数字ではなくアラビア数字」「明治~大正時代初頭にはほぼ見られなかった蟲付(後述)」である事から、製造を昭和初頭頃と判断しました。

こちらは丸型グレシャムと呼ばれるタイプの柱時計(掛時計)です。
※「グレシャム」とは丸い時計の枠の後ろに機械の入った四角い箱を背負ったタイプの時計の事で、箱が無く丸い枠が背面まで通った(=平たい円柱状の)タイプの物は「トーマス」と呼ばれます。

直径12吋(約30cm)の文字盤の中央少し上には「蟲(むし)」と呼ばれる秒針が付いています。
これは懐中時計等のスモールセコンドを模した物ですが、これが出始めた頃は30秒で一周(1分間に2周)するものがあり、所謂「秒針」ではなく振り子がきちんと動いているかどうかの「動作確認用の装飾」でした。

後年にようやく外国製の時計と同じく「秒針(60秒で一周)」になったようです。

※この柱時計では「秒針」として機能しています。


各部に経年による細かな傷や、前述の紙製文字盤にも染みや変色がありますが、木目を活かした本体には目立つような大きな傷や割れ・凹み等は無く、全体的な程度としては良い状態だと思います。

分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0から2-3分以内/日で作動しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。

サイズ/直径(高さ/幅):約40.5cm
    奥行:約11.5cm (いずれも最大部)

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