英工舎 大型丸グレシャム 昭和17年【W148】 | れとろくろっく 時々ぃ猫 新商品紹介ブログ

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※一部’50〜’70年代の電気式の時計も有ります
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英工舎 大型丸グレシャム 昭和17年【W148】

全体

斜めから

背面の墨書き


英工舎(鶴巻時計店英工舎)の大きな丸型柱時計(グレシャム)、昭和17年に製造された物です。
大正5年に創業された鶴巻時計店英工舎は、当時精工舎に次いで生産数が多かった時計製造メーカーだったようです。
文字盤中央には鶴巻のTSUを組み合わせた同社のトレードマークが入っています。

こちらの柱時計は丸型グレシャムと呼ばれるタイプの物です。
※「グレシャム」とは丸い時計の枠の後ろに機械の入った四角い箱を背負ったタイプの時計で、箱が無く丸い枠が背面まで通った(=平たい円柱状の)タイプの物は「トーマス」と呼ばれます。
当時家庭用としては文字盤の直径が10吋(約25cm)~12吋(約30cm)の物が主流でしたが、それと比べると一回り大きい16吋(直径約40cm/前面のガラスの直径は約38cm)の物は、主に大きな屋敷や駅・役場等の広い場所で使われる事が多かったようです。
高い場所に掛けられていてもゼンマイを巻いたり時刻調整をしやすいように、前面の枠は蝶番が上端に付いていて下から上に持ち上げて開くようになっています。

背面の箱には英工舎のラベルの他、昭和十七年(1942年)三月に新築祝いとして寄贈された旨の墨書きが残っています。

セルロイド製の文字盤の汚れや、木目を活かした本体にも経年による傷等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や割れ等は無く、全体の程度としては比較的良い状態だと思います。

時打は正時(0分)に時刻の数、やや高めの「ゴーンゴーン」というよく通る音色で鳴ります。

分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0から2-3分以内/日で作動しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。

サイズ/直径(高さ/幅):約49cm 奥行:約13cm
     (いずれも最大部)
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