ラーヂ時計 天賦式 8日巻丸型グレシャム 昭和初期頃【W143】 | れとろくろっく 時々ぃ猫 新商品紹介ブログ

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ラーヂ時計 天賦式 8日巻丸型グレシャム 昭和初期頃【W143】

全体

斜めから

テンプ部分


希少なラーヂ時計の天賦式丸型グレシャム(8日巻)、昭和初期頃に製造された物です。
ラーヂ(Large)時計は嘗て時計産業が活発であった名古屋近辺で大正時代〜昭和初頭頃に創業されたメーカーのようですが、資料が無い為詳細は不明です。
背面の「AICHIKEN CLOCKMAKERS’UNION’S MARK」(愛知県時計製造共同組合)のラベルが一番小さいサイズの物なので、製造年代を昭和初期頃と推測しました。

通常の振り子式の物に比べて振動や姿勢変化に強い天賦(テンプ)式のムーブメントが採用されています。
背面の旧字混じりのラベル(ほとんど剥がれています)には『ラーヂ輪振時計』の文字(製品名?)が残っています。
エスケープメント(脱進機)が通常のレバータイプではなく、歯を一つおきに立てた特殊な歯車を使った非常に独特な機構で、文字盤の中央部には「THE GEARING ESCAPEMENT」という文字がパテントナンバーと共にあります。

全体の形状は『丸型グレシャム』と呼ばれるタイプです。
※「グレシャム」とは丸い時計の枠の後ろに機械の入った四角い箱を背負ったタイプの時計の事で、箱が無く丸い枠が背面まで通った(=平たい円柱状の)タイプの物は「トーマス」と呼ばれます。

文字盤にはペイントの細かなヒビや数字の掠れ等の経年による痛みがありますが、木目を活かした本体には大きな傷や木の収縮に寄る隙間・ひび割れ等は無く、全体的な程度としては良い状態だと思います。

分解整備済みで巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0から2-3分以内/日で作動しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。

サイズ/直径(高さ/幅):約40.5cm 奥行:約9.5cm
     (いずれも最大部)
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