精工舎 ツートーン箱型柱時計 昭和20年代後半～30年代前半【W139】

精工舎　ツートーン箱型柱時計　昭和20年代後半～30年代前半【W139】

精工舎のツートーンカラーの箱型柱時計、昭和20年代後半から30年代前半に製造された物です。

外観の特徴として真っ先に目に付くのは、2種類の木材を使用したツートーンの色合いです。

装飾を含めセンター部分を濃い茶色、左右を杢引きと呼ばれる木目状のペイントを施した明るい茶色の素材にする事で、シンプルなデザインの中にアクセントを生み、全体的にシャープな印象を受けます。

振り子部分の窓も四角形の上辺だけが曲線になっていて、文字盤の丸窓や左右に振れる振り子の動きに合わせたようにも見え、引き締まった印象を持つデザインになったいます。

時打は正時（0分）の時刻の数と30分に1回、やや低めのポーンポーンという柔らかな余韻を持った良い音で鳴ります。

本体各部に経年による細かな傷や文字盤のペイントの擦れ等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や割れ・欠け等は無く、ガラスも文字盤側・振り子側共に綺麗なので、状態としては比較的良いと思います。

分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節（気温）やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0～2分以内／日で作動しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。

サイズ／高さ：約43cm　幅：約23cm 奥行：約10cm

　　　　　（いずれも最大部）

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