武田時計製造所 中型柱時計 昭和10年代~20年代【W044】
武田時計製造所の中型の柱時計、昭和10年代~20年代に製造された物です。
武田時計製造所(後の武田時計興業株式会社)は明治時代の後半から時計製造業が盛んであった名古屋市の東区で明治45年に創業された時計製造会社です。
文字盤には武田信玄で有名な武田氏の家紋の「武田菱(四割り菱)」を模したトレードマークが入っています。
前面の扉は木目を風合いをそのまま活かした一枚板で、振り子室の窓は装飾部分を残してくり抜いてあるという凝った造りになっています。
側面には「特賞 第四回ミブヨモギ多収穫共進會 厚生大臣」という文字があります。
ミブヨモギとは大正末期から昭和30年頃にかけて回虫の駆除薬の原料として使われており、それを国産化する為の国主体の事業もあったようなので、おそらく収穫量の多かった農家または団体を表彰する際に国(厚生大臣)から副賞として贈られたのがこの柱時計だったのでは…と推測します。
時打は正時(0分)の時刻の数と30分に1回、このサイズにしては低目の「ボーンボーン」という余韻のあるよく響く音色で鳴ります。
各部に経年による傷はありますが、全体的な程度としては比較的良い状態だと思います。
分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0から2-3分以内/日で作動しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。
サイズ/高さ:約56cm 幅:約26.5cm 奥行:約11cm (いずれも最大部)
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