今日は、駒ヶ根のお隣の伊那にある、【伊那市創造館】にて、上伊那教育会・郷土研究部様の研究発表会がありました。
祖父の膨大な書き物を「鮒のたわごと」という随筆として信濃毎日新聞に掲載されたものから、人物像の浮かび上ってくるようなところとを抜粋したものと、当時の支援者の方に取材したリアルな声とを発表してくださいました。
このモダンな建物は、元は図書館ですが、昭和5年にこれが建ったのは、公ではなくて私人からの寄付によったんだそうです。当時10万円、今の価値で5億円を、絹糸で富を築いた方がボンと出したんだそうです。
これらは、その偉大な方が、ヨーロッパ視察した際のガイドブックの類。その時にヨーロッパやアメリカの図書館も視察して、資料を持ち帰ったので、ここ上伊那にこんなにヨーロッパ的な、美しい図書館が建ったのです。
この本が、祖父がこの図書室で出会い、極貧でありながら彫刻家を目指すキッカケとかなった「彫塑の手ほどき」。理想のアトリエの図も載っており、喜平はこの図をずっと夢に見て、晩年に駒ヶ根にアトリエを建てたのでは?と創造館の館長さんがそのページをめくってくださいました。
その中で、祖父・中村喜平のことを研究を続けてくださっているチームがあり、祖母・中村喜平の人物像についての1年間の研究の成果を発表してくださるとの事だったので、昭和モダンなレンガ造りの伊那市創造館へ出かけてまいりました。
祖父の膨大な書き物を「鮒のたわごと」という随筆として信濃毎日新聞に掲載されたものから、人物像の浮かび上ってくるようなところとを抜粋したものと、当時の支援者の方に取材したリアルな声とを発表してくださいました。
そのことにも触れてくださり、また、喜平の残した言葉の中から、年をとるにつれ、学ぶことがあるが、特に大事なのは「空白に過ごすこと」であるというくだりがあると紹介してくださり、その言葉に、差し迫ったものがあると結ばれました。
空白に過ごす…私も考えてみたいです。
二階の展示室では、只今「伊那市創造館と秘密の書庫展」がちょうど始まりました。
このモダンな建物は、元は図書館ですが、昭和5年にこれが建ったのは、公ではなくて私人からの寄付によったんだそうです。当時10万円、今の価値で5億円を、絹糸で富を築いた方がボンと出したんだそうです。
これらは、その偉大な方が、ヨーロッパ視察した際のガイドブックの類。その時にヨーロッパやアメリカの図書館も視察して、資料を持ち帰ったので、ここ上伊那にこんなにヨーロッパ的な、美しい図書館が建ったのです。
この本が、祖父がこの図書室で出会い、極貧でありながら彫刻家を目指すキッカケとかなった「彫塑の手ほどき」。理想のアトリエの図も載っており、喜平はこの図をずっと夢に見て、晩年に駒ヶ根にアトリエを建てたのでは?と創造館の館長さんがそのページをめくってくださいました。
小雪の舞う寒い日ですが、祖父を近くに感じた日となりました。
【伊那市創造と秘密の書庫】
始まったばかりです!
始まったばかりです!
1/27~5/30
10:00~17:00
お近くの方、レトロ好きな方、ぜひお出かけください。
観覧無料です!