ホンダと日産が経営統合へ向けて動くとの報道。

 

まずはホンダと日産が参加に入る持ち株会社を設立する予定とのこと。

 

どうやら台湾の鴻海が日産を買収する動きを水面下でしており、それを阻止する意向があって日産と通産省がホンダとの交渉を急いだようですね。

 

これでトヨタと傘下のダイハツ、提携しているスバル、間接的につながりがあるマツダ。

 

ホンダと日産となれば、日産との関係性を考えると三菱も後に傘下に入る方向性で動く可能性大。

 

スズキは以前は日産と提携していましたが、今はトヨタと提携していますし、スズキの動向はちょっと読めないかなぁ。

 

そんな日本の自動車ですが、1990年代は「排気量×1,000円」や「リッター100万円」がおよその車の価格相場と言われていました。

 

例えば2リッター(2000cc。当時でいえばR32型スカイラインや6代目マークIIの最安値モデルなど)の最安値モデルは約200万円とか、リッターカー(排気量1000cc。初代マーチや2代目マーチ)だと最安値が100万円くらいからという感じ。

 

そこに装備が豪華になったり、ターボやスーパーチャージャーなどが追加されれば、それら装備などによって20万、30万高くなっても皆納得するという感じで分かりやすかった。

 

あの頃は2.5リッターや3リッターということで、300万くらいとか350万くらいなんて感じで車両価格がだいたい予想できて、それ以上だと豪華装備とかターボ、ツインターボなんて判断できた訳です。

 

RX-7とかコスモとかマツダのロータリーエンジンだけは排気量が小さくても高かったですけどね。

 

これが平成中期くらいになると、ハイブリットが主流になって、エンジンの排気量で相場というのも分からなくなってしまいました。

 

気が付くと車だけはこの10年くらいで異様に価格が跳ね上がっていますよね。

 

確かにここ10年だけでも車体の安全性や先進安全装備などなんだかんだ車としての性能が底上げされていますが、車格から予想した価格より50万から100万高くなってる感覚。

 

今まで中古車は買ったことないけど、中古車だとちょっと前にデザインなんかが気に入っていた車はどれくらいなのだろうと思ったら中古車がまた異様に高い。

 

10年前の車でも200万前後とかザラじゃないですか。

 

ちょっと前は10年経過した車、10万キロオーバーの車は、趣味性がある人気車以外は価値無しだったハズ。

 

それだけ最近の車は耐久性も上がってるってことなのかな。