所用で普段行かない地域にある駅前ショッピングセンターへ立ち寄りました。
中核市の市名が付いた駅なので大きく、2階の改札からは連絡通路で周囲のビルへ行けるような構造。
日曜の午前中でしたけど、駅周辺は住宅地にもなっているので人通りも多かったけど、何となく着込んだ年配の方が多かったからかすでに昭和の子供の頃の年末くらいの人の雑多を思い出しました。
大きなイオンかと思って立ち寄ってみたら、実は大きなショッピングセンターの上の階はマンションになっていて、下層階が駅前ショッピングセンターでイオンと繋がっているというような構造。
イオンの立体駐車場も狭いし、駐車スペースも狭いし、古い総合スーパーに多い、上の階へ行く登坂と出口へ向かう下り坂が並んでいる構造。
エレベーターも懐かしいガラス張りで外が見えるタイプ。
店内も天井や床など昭和の頃に建造されて以来、改装した感じもしませんでしたね。
階段も昔懐かしい細い手すりでした。
一番ノスタルジックを感じたのが、ショッピングセンターのエスカレーターのすぐ真横にある喫茶店。
エスカレーターの手すりのすぐ横はもう喫茶店のスペースなんですが、観葉植物で簡易的な仕切りがあるだけで、店内が見える喫茶店もあれば、その反対側は一応壁で仕切られていました。
エスカレーター横ですから、パッと見た感じは7畳くらいのスペースに机が4つくらいで奥が調理スペースという感じ。
エスカレーターの反対側は大きなガラスになっていたので、見晴らしは良かった。
この観葉植物で区切られた喫茶スペースって、うちの地元の総合スーパーもあったんですよね。
他にも八百屋の横に区切りもなくそれなりに大きい書店が並んでいるとか、昭和っぽい雑多な感じがとにかく懐かしかった。
なんか令和も6年目が終わろうとしている2024年の12月に、こんなに昭和感が漂う人並みやショッピングセンターがある場所が残っているとは思いもしませんでしたね。
ショッピングセンターも長さだけでいえば小さめのイオンモールくらいはある感じでしたが、定番のブティックとか散髪屋さん、お食事処などはあるものの、玩具屋とかゲームソフト店は1軒もなかった。
だいたいショッピングセンターって個人経営の玩具屋とかゲームソフト販売店とか、ゲームソフトも玩具も売っている玩具屋って平成初期の頃くらいはショッピングセンターとか地下街、商店街には必ず1軒はあった感じなんですけどね。
それでもこんなに昭和を感じられたのは数十年ぶりなんじゃないかな。
ただ、懐かしさと一緒にちょっと物悲しさを感じるのはやはり、昭和の頃にはもう戻れないからなのかな。