東海道新幹線の車内に体長40cmの蛇がいたそうです。

 

乗客が「車内に蛇がいる」と駅係員に伝え、駅員が車内を確認すると体長40cmの蛇を発見し、確保したとか。

 

蛇の種類は分かっていないとのことですし、新幹線の車内ということを考えると、誰かが運んでいたのが逃げ出したのかなとか想像してしまいますね。

 

私は蛇だめなんですよ。

 

田舎の電車ならまだしも、新幹線に乗っていて蛇がいるなんて夢にも思わないですよね。

 

中学生の頃、実家で女子大生の家庭教師の方に勉強観てもらっている時に、なにやら視界の片隅に動くモノが見えた気がしたのでそちらへ視線を移すと、サッシの上の方に蛇がいて、その垂れ下がったしっぽの方がサッシから見えていたんですね。

 

「ギャーッ」と叫んだのは言うまでもありません。

 

女子大生に「先生、蛇どうにかできる?」と確認すると「私もダメに決まってるでしょ」と二人でどうしよう、どうにもできない、だいたいサッシは閉まっているから入ってこれないじゃん、けどどこの隙間から入ってくるか分からないじゃんと言い合ったりしたのを思い出しました。

 

それを母に報告すると、母は車庫の方でたまに蛇を見掛けるとか言う訳ですよ。

 

母は「蛇は縁起がいいし、お金が貯まる」と言う訳ですが、私は苦手ということで蛇対策を本気で考えました。

 

そこで思い浮かんだのが沖縄のハブとマングース。

 

マングースを庭で数頭放し飼いにすれば蛇が庭に入って来ても戦ってくれるだろうと。

 

父に「庭に蛇いたから沖縄のマングース飼いたい」と言ったら「あほか」と一笑されました。

 

その際に父は子供の頃に蛇を見掛けると捕まえて、蛇をロープのように結んで投げていたとかとんでもないことを聴かされました。

 

父がいる時に蛇がいたら捕まえて捨ててくれるのかと思ったけど、この父親は嫌がる私に「ほら、触れるようになれ」と持ってきそうな気もするとも疑いましたけどね。

 

結局車庫でも見掛けたと言うから、車庫に自転車を止める時は周囲を確認するようになったし、車庫から家まで庭を通る際もちょっと気にするようになりました。

 

私が実家で暮らしている間は、塀を登ろうとしていたり、庭で動く姿など確か2回ほどたぶん同じアオダイショウを見掛けましたが、触らぬ神に祟りなしということで、ダッシュで家に入り、すぐに網戸になっている窓とかもすべて閉め切ったりしたものです。

 

そんな中高生時代を実家で過ごした私が40歳も過ぎた頃ですかね。

 

マングースがハブと戦うのは天敵だからじゃなくて、マングースは気性が荒いので、人間がショーのためにハブの相手に選んだだけと知ったのは。

 

アラフィフになってもテレビで蛇を観るだけでゾワゾワしてしまうくらい苦手です。

 

思い出した。

 

そういえば小学生の頃に父親が旅行で買ってきたかお土産で貰ったハブ酒が一時期冷蔵庫に入ってて、冷蔵庫を開けてもハブが見えないように隠してもらったこともあったなぁ。

 

ホント同じ地域で育って、こうも親子で蛇に対しての感覚が違うものなのか。

 

今はもう蛇の忌避剤なんてモノもあるんですね。

 

実家に連休などに帰省した際に、親は気にしてなくても庭や家の虫や蟻とか気になったりしたら、害虫駆除の白い粉とか撒いたり、アリの巣コロリとかは使ったりしたことありましたが、今度ヘビの忌避剤も撒いておこう。