昭和生まれで現在51歳以上(1972年9月30日以前に生まれた方)は、はしかのワクチンを接種されていません。

 

私も今まで何度か母に「はしかにかかったよね?」と確認しましたが、その度に「はしかとか水疱瘡とか小さい頃に子供がかかる病気には全部感染したから大丈夫」と言われる訳ですが、母のその記憶だけが確認材料なんですよね。

 

「おたふくかぜ」は、ほっぺが痛くなった記憶が朧気ながらあるし、「水疱瘡」も従妹が女の子なのに水疱が足にいっぱいできて、掻いたから一時期痕が残ってて、自分はあんなにヒドイ症状にならなくて済んで良かったと思った記憶がやはり朧気ながらあるのですが、「はしか」ってどんな症状なのか全く記憶がありません。

 

「はしか」はたぶん同世代以上(50歳以上)くらいは、だいたい幼少期の頃に感染するようなメジャーな病気だった印象じゃないでしょうか。

 

「おたふくかぜ」、「水疱瘡」、「はしか」は幼少期から小学生くらいまでにかかって当たり前くらいの感覚だったイメージで、小学校高学年の頃に仲が良かった子が「水疱瘡」にかかってなくて、当時は「水疱瘡はかかっておかないと大人になるほどめちゃくちゃ痛くて辛いらしいぞ」なんて担任に言われていた記憶も朧気ながらあります。

 

最近はもう、「はしか」にかかった人の人数や移動手段などが、それこそ新型コロナウイルスが日本でも確認された時くらいの感覚で報道されていて、そんなに大変な扱いをされる病気にいつからなったんだろうと思ってしまいます。

 

以前はしかが大流行した時に、大きく報道などで取り扱われたことがありましたよね。

 

調べてたら2007年頃のようです。

 

親がちゃんと子供の予防接種を忘れていなければ、令和6年(2024年)時点で、51歳から23歳までの人はワクチンを1回のみ接種、23歳以下の方はワクチン2回接種しているとのこと。

 

51歳から23歳までのワクチン1回しか接種していない方は、接種してから30年くらい経過するとワクチンの効果が弱まって、感染する可能性が高いから報道されているようですね。

 

現在51歳以上の方は、ほとんど感染済みのハズですが、稀にはしかに感染していない方がいるようです。

 

はしかに感染していなければ、はしかに感染する可能性大ですから、ワクチン接種する方がいいようですし、抗体があってもワクチン接種してもいいらしいので、抗体があるかどうか調べるつもりが、確認まで1週間くらいかかって再来院しないといけないなら、もう今日打ちますって感じの人も多いとか報道されていました。

 

うろ覚えなのですが、推理ドラマだったか、体調不良だった女子学生が女優さんに握手を求めた結果、女子学生は実ははしかに感染していて、女優さんは身ごもっていたために流産したことが事件の真相だったみたいな内容のドラマを10年くらい前(もうちょっと前かも)に観た覚えがあります。

 

このドラマで初めて妊婦さんがはしかに感染すると流産する可能性があると知りました。

 

たぶん昭和に子供だった同世代の方には、今でもはしかは子供の頃に感染するような病気くらいの感覚の方も多いように思いますが、はしかは空気感染、接触感染もします。

 

はしかに感染している人や家族が、コンビニやスーパーなどで買い物したり、電車やバス通勤したり、会社で勤務したり、自社ビル、テナントが多数入ったビル、マンションなどでエレベーターを利用するなんて行動を考えたら本当に怖いのですが、そういった想像力が全く働かない方が多いのも事実。

 

最近の報道のように、はしか(麻しん)は伝染病として詳しい周知は必要でしょうね。

 

私宛には近年、自治体から毎年はしかの抗体検査やワクチン接種のクーポンが送られてきます。

 

今年も先日届きました。

 

毎年クーポンが届く度に母からはしかにかかったとは聴いてますが、自治体からのクーポンは抗体検査なりワクチン接種するまで送り付けられるような気がするので、一度抗体検査しておこうかと思う今日この頃。