地方の田舎では世間は広いようで狭いと思うコトが多々ありましたし、同級生の従妹と波長が合う人は私とも波長が合うような、1/4は同じ血が流れていることがその理由なのかと思うようなことがいくつかありました。
これと似たような世間は広いようで狭いと感じる事が、地方の田舎の何倍もの人がいる都会で生活するようになってからも起こります。
詳しく書くと長くなるし色々とアレなのである程度は簡潔に。
大学生の時のバイト先で慕ってくれていた女子中学生が、後に知り合って付き合うことになった女子高生と同じ高校へ進学することになり、縁もゆかりもなかった彼女の家をいきなり訪ねて「制服のおさがりをください」と言ってきたので彼女が古い制服を譲っていたということがありました。
彼女からいきなり制服のおさがりを貰いに来た子がいてビックリしたという話は聞いていましたが、まさがその子が私を慕っていた子というのは全く知らなかったんですよね。
ドライブ中に偶然彼女が女子中学生を見つけた時に、私にそう伝えてきて私もビックリしたのですが、女子中学生は彼女とはご近所さんでもなく、同じ中学だったわけでもなく、共通点といえば彼女は知らなかったけど私と接点があったということだけのハズ。
色々と考えると世間は広いようで狭いではなく、女心で何か思うコトがあっての行動だったのかもという思いがよぎりましたが、まだ携帯電話は中型の水筒くらいある大きさで料金も高かったから大学生でも滅多に持っておらず、ポケベルさえ流行前の事で、連絡手段は家の電話くらいであの子の連絡先は知らなかったから、あの子の真意は不明のまま。
他にも都会で社会人になってから数年が経過した頃の話。
普段は部署が違うので普段は特に話すこともなかった社員たちと忘年会で意気投合して二次会に行った時の事。
経理に新卒で入った女性と話していると、私の住まいの隣の区で実家が自動車工場というじゃありませんか。
私は車に結構お金を使っている時期があったのですが、ふと脳裏にエアロパーツの塗装や取付を依頼していた私の担当だった社長さんの名刺が思い浮かんだんですね。
その社長さんと経理の子の苗字が同じことに気が付いたんです。
確認するとやはり経理の子のお父さんが社長さんとのこと。
しかもそこの自動車工場でエアロパーツの塗装とか取付を依頼し、見積もりや車を預けたり引き取りに行った時に工場の事務所で学校の制服を着た女の子を何度か見かけていたのですが、その学生だった子が大人になって私と同じ会社に入社していたんですから、世間は狭いなぁと思ったんですよね。
地方の田舎だと人も会社も少ないですから、あの会社のあの人は誰々くらいのレベルで説明できる人ということがよくある話だと思うんですけど、都会だと会社なんてそこら中にある訳なので、結構レアだと思うんですけどね。
車関係だともう一つ。
車関係のショップも利用していたのですが、そこの店長の子供とうちの子が部活が同じということで仲良くなってたりしましたね。
これはご近所さんですから都会でもあり得る話ですが、やはりショップも何軒がある中から雰囲気や対応や仕事の丁寧さなどから、この店長に任せようと決めたところのお子さんとうちの子が偶然同級生で仲良くなっていたので、やはり血が関係しているのかなとちょっと思う出来事でした。
その子がたまたまショールームにいたので偶然私の担当になったのですが、後で知りましたけどもう一人高校の時の同級生もそこに就職していたんですよね。
この偶然で、私は同級生から新車を購入することになり、同級生の子は初めて車が売れた相手が同級生の私ということになったとのことでした。
母の話では私に車を売った方の同級生はもう随分前にまた転職したらしいですけどね。
田舎だとそういえば大学生の時に帰省してレコード店に行ったら中学時代のクラスメートがバイトしていたとか、そのクラスメートと小学校の時に仲が良かった連れと付き合うようになっていたとかありましたね。
あと母の同級生で子供も同級生で、中学の時に母の同級生に一緒に勉強を見てもらった子が、高校の時の同級生と結婚したとかありました。
あとの同級生とかは結婚したといっても、年下の子とか社会人になって知り合った子とかという感じで、意外と大人になって同級生同士で付き合ってたのは1組しか知らず、その1組はその後どうなったか知らないし、知っている同級生同士が結婚したと知ってるのは1組だけ。
私の学生時代の交友関係と母の交友関係があんまり被ってないし、20代半ばくらいから地元の同級生とかと連絡取ってないから、私が知らないだけの可能性も高い気がしますけどね。
母から田舎の話で「あなたの同級生の子よ」とか「同じクラスにいたでしょ」と同級生の話をされることがちょくちょくあるのですが、私が覚えてない子の話ばかりですからね。
他にもあったような気もするけど、また思い出したら。