高校生の頃は自転車通学でした。

 

私が通っていた高校は、自転車通学の場合、雨天時はレインスーツ着用と校則で決まってました。

 

私のレインスーツが学校指定だったのかは記憶にありませんが、見た目は半透明のよくある上下普通のレインスーツ。

 

上はフード付きでボタンで留めるタイプで、下は腰がゴムになっていて履くタイプでした。

 

家から出る時はいいんですよ。

 

玄関で学生服の上から羽織って、履くだけですからね。

 

しかし、雨に濡れて学校へ到着すると、もう蒸れて蒸れて不快さマックス状態。

 

さらに自転車置き場に屋根はありましたが、そこで脱いでから校舎へ入らないといけないんですよね。

 

屋根はあっても地面は濡れてる訳で、そこで上着はボタン留めですから簡単に脱ぐことができますが、下を脱ぐのが大変。

 

革靴を履いたままだとうまく脱げないので、革靴を脱いで、その上に靴下で立つと、革靴は潰れるし靴下は濡れるし、脱ぐ時に下の雨具に付着していた水滴が流れ落ちてきて靴下がさらに濡れる訳です。

 

バランス崩せば靴下で濡れた地面を踏むことになるし、とにかくストレス。

 

脱いだ上下は一応付着した雨の水滴ははらってからカゴに入れておく訳ですが、屋根があっても雨が吹き込むような場合もあれば、広げて干すわけでもないから帰りも雨だと水滴がついたレインスーツをまた濡れた地面のところで履かないといけない訳です。

 

記憶としては高校は雨の日にレインコートを着て学校に行くと蒸れて不快、脱ぐ時も不快という記憶なのですが、帰りにスコールのように大雨の時があって、傘なんかさしてたって濡れるんだし、家に帰るだけからと土砂降りの中ズブ濡れになって帰った記憶もあるんですよね。

 

たぶん1年とか2年とかはまじめにレインスーツを着用していたんでしょうけど、傘でも怒られないと言うことをどこかのタイミングで知って、雨の日は傘で行ったり帰ったりするようになったんでしょうね。

 

雨の日の傘差し運転をしていて捕まったという話は周囲では聞いたことがありませんけど、現在では道路交通法違反の事項に該当するということで、だいたいの都道府県では自転車での傘差し運転、イヤホン着用、スマホ操作などは条例で禁止されていて、違反すると罰金5万円です。