歌を聴いたり、何かの香りを嗅いだりすることで、連動して思い出す記憶ってありますよね。

 

当時の思い出が甦る歌と、なぜか昔の地元の風景が頭に過る歌をいくつか。

 

「The Three Degrees(ザ・スリー・ディグリーズ) / When Will I See You Again(天使のささやき)」

 

以前ブログに書きましたがこの曲を聴くとなぜか子供の頃に車から外を見ていて好きだった地元の海岸線の景色や隣接する市の道なんかを思い出します。

 

KIRINJI(キリンジ) / エイリアンズ

 

なぜか夕暮れ時に隣接する市から地元へ帰る、今はあんまり使わくなった旧道や地元の風景が脳裏をよぎるのですが、どちらも海に近い川、古い家並みにある橋、山の下にも古い家並みが見えるという共通点がある辺りを運転しているところが脳裏によぎります。

 

もしかしたら大学生の頃に帰省していた時に旧道を走りながら聴いたのかなぁ。

 

「杉山清貴&オメガトライブ / ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」

 

この曲を聴くとそれほど親しかった記憶はないし、同じクラスだったのかも定かではない同級生の家の玄関前でその子と話していたシーンと、隣接する市のキレイな海岸線を車窓から見ている感じや運転している感じを思い出すので、父の車に乗って聴いている時と、自分で運転している時の記憶が甦っているんだと思います。

 

海岸線はたぶんこの曲を車で聴きながらあの道をドライブしたいと思ってて、大人になってから彼女とドライブしたから記憶が甦るんだと思うけど、同級生の子の家の玄関前で話したのが何だったのか全く記憶にありません。

 

この曲が入ったレコードのアルバムを持って行って貸したのかなぁ。

 

ちなみに私は「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」が収録された杉山清貴&オメガトライブのアルバム(覚えてなかったので調べたらANOTHER SUMMERとのこと)が初めて買った男性のアーティストのアルバム(レコード)でした。女性は斉藤由貴さんのAXIA(録音用カセットは中学生の頃AXIAばっかり買ってたからタイトル覚えてました)。

 

「茶木みやこ / まぼろしの人」

 

この曲は古谷一行さんが演じられていた金田一耕助シリーズのエンディングでした。

 

数年前にBSで放送されることをしり、私は金田一耕助といえば古谷一行さんというイメージなので、録画して観たらエンディングにこの曲が流れて、なんか歌は全く覚えていないけど懐かしさを感じると同時に、エンディングで流れる映像を観ていたら、母方の祖父宅近くの風景を思い出したんですよね。

 

子供の頃に祖父宅で観た後にその辺りで遊んでいたのかなと思って、ストリートビューで確かこの辺りにそんな場所と自販機があったハズと思って見ましたが、そんな記憶にある場所は見つかりませんでした。

 

ストリートビューで見た限りでは全然新しく整備されたり家が建てられたりという感じではなかったので、記憶とかイメージとかがごちゃごちゃになっているのかもしれないですけど、この曲を聴くと、なぜかやっぱり祖父宅の近郊と、今は見つからないけど天井があって地面はコンクリートで整備されたちょっと広めの倉庫のような場所と自販機、ススキがある気がするので秋の風景が思い浮かびます。

 

「稲垣潤一 / ドラマティック・レイン / 夏のクラクション」

 

中学生の時って自分でレコードとかで好きな曲だけ編集して作ったカセットテープの貸し借りしたりしていたのですが、中3の時に仲が良かった女子から借りたカセットテープに、稲垣潤一さんのこの2曲を含めて何曲か入ってて、当時仲が良かった女子の中では一番大人びてるなぁと思ったんですけど、その子とクラスで稲垣潤一さんに付いて話している記憶と、海水浴場へ自転車で行く道すがらと海水浴場、白い砂糖がまぶされたオレンジのかき氷を誰かと食べているところを思い出します。

 

ただ、その記憶が中学生のいつだったのか定かではなく、海の家で女子と当時珍しかったオレンジのかき氷を海の家で食べた記憶はあっても、その女子が稲垣潤一さんのカセットテープを貸してくれた女子かどうか思い出せないし、他のメンバーも誰だったかが全く思い出せないので、中学生の何年の時だったのかが見当付けられないんですよね。

 

稲垣潤一さんのこの2曲のいずれかを聴くと思い出すので、たぶんカセットテープを貸してくれた女子と行ったのだろうとは思うんだけど、水着とかはワンピースのスカート付きとか、胸元にヒラヒラが付いたビキニを着ていた子がいた記憶あるけど、顔も思い出せなければ男女何人だったかも思い出せません。

 

ファミコンの時みたいに記憶を掘り下げれば思い出すのかもしれないけど、昭和のあの頃を色々と思い出すとあの頃に戻りたくなって精神的に来るものがあるからなぁ。

 

「C-C-B / Romanticが止まらない」

 

当時中3だったと思うけど、「ザ・ベストテン」とか「歌のトップテン」あたりで、中継先からの曲紹介で「ロマンチックが止まらない」とか曲紹介されたのを、翌日クラスの後ろの方で女子が2人で「ロマンティックをロマンチックって言ってた」というのをなぜか思い出します。

 

「REBECCA(レベッカ) / フレンズ」

 

中3の時に母の同級生宅で勉強を教えてもらっていたのですが、そこの家でいっしょに勉強を教えてもらっていた女子が「私この曲大好き」ってはしゃいでいたのを思い出します。

 

母の同級生で子供も学校はそれぞれ違うけど同級生だった男子2人、女子1人の計3人を、母の同級生で頭が良かった男性宅で毎週勉強を教えてもらっていたんですよね。

 

その時の二人とはその勉強を教えてもらっている期間だけしか会ってないのですが、後年、母から「〇〇君って同じ高校にいたの知ってる?」と聞かれたので「〇〇は同じクラスだったけど」と言うとさらに「どんな子だった?」と聞いてくるので「テニス部の部長とかやってたし、性格もいいやつだった」と答えると、その子の毎週勉強を一緒に教えてもらっていた女子が結婚すると伝えられました。

 

田舎って世間が狭いと思った一つで、「フレンズ」を聴くと女子が勉強を教えてもらっていた部屋で立って歌にノッている姿と、テニスをしている同級生の姿を思い出し、あの二人が結婚したというところまでセットで思い出します。

 

「ゴダイゴ / ホーリー&ブライト」
 
堺正章さんが孫悟空を演じられていた「西遊記」のエンディングですね。
 
実家から車で20分くらいの距離で遠い親戚が温泉宿を経営していて、小学生の時とかよくそこの温泉に入りに行ったり食事をしたりしていたんですが、なぜかこの歌を聴くと、その温泉宿ではなく、その経営している親戚の家でみんなでテレビを観ている光景と、親戚の家の前で挨拶している光景を思い出すんですよね。
 
だからたぶん日曜日の西遊記の時間に温泉宿の方ではなく親戚宅で食事をして、観終えてから帰宅したのでしょう。
 
数年前だったか母にこんな記憶があるけど、親戚宅ってたぶんあそこの駅の近くのこんな地形のところだよねって言ったら、母もほとんど行ったことがないから言われたらそうそうって思うけど、よく覚えているねぇと言われたので、当時毎週楽しみにして観ていた西遊記を普段行かないところで観たので歌と連動して記憶しているんでしょうね。
 
しかし、ある程度検討を付けて記憶にある親戚の家をストリートビューで探してみたら、全く見つけられませんでした。
 
「藤原誠 / マクロス」
 
「超時空要塞マクロス」の主題歌ですね。
 
この歌を聴くと父方の方の親戚宅のリビングを思い出します。
 
母と二人で父方の親戚宅へ行って、私が親戚の人に「テレビ観ていい?」と確認すると「時代劇観るの?」と言われたので「アニメ」と返答して観たのがこのマクロスで、親戚の人が「こんな時間(日曜の午後2時放送でした)にアニメやってるんだね」と言われたのを思い出します。

 

このあたりのテレビでふと流れているのを聴いたりして、琴線に触れた懐かしい曲はiTuneのプレイリストでまとめて管理して、車でも聴けるようにしています。

 

他にもいろいろ思い出がある歌はあるのですが、とりあえず地元関係の記憶がある歌だけまとめてみました。