私は比較的記憶力はいい方だと思っているのですが、ファミコン本体を中2の時に母から欲しくないのか確認されて買ってもらったという記憶はあるけど、どこで買ってもらったかを思い出せませんでしたし、普段ファミコンのソフトをどこで買っていたかを思い出そうとしても思い出せなくてちょっとモヤモヤしてました。
ファミコンのソフトだとドラクエIIIは、高校の帰り道に通らないルートにあった家具屋で予約できるというので予約して買ったので記憶に残っているとか、ちょっと変わったところで買ったりしたのは覚えているんですけどね。
私が中高生の頃は地元だと百貨店と総合スーパーくらいしか買えるところがなかったハズだけど、どこで買っていたのか全然思い出せなかったんですよね。
ちなみにディスクシステムの書き換えとかは遠い方の総合スーパーでやっていたのを覚えています。
私も結構記憶力はいい方だと思うのですが、母はさらに凄いので、もしかするとファミコン本体のことを覚えているかもしれないと思い、何気に確認してみました。
さすが母。覚えていましたね。
うちは私が子供の頃から地元の百貨店の外商さんが来ていて、当時担当だった外商さんが母に「息子さん(私)はファミコン欲しいって言いませんか?」と聞かれたのだそうです。
外商さんも私と近い年齢の子がいて、ずっと「ファミコンを買って」、「友達みんな持ってる」と言われていたので渋々買ったという世間話になったとのこと。
母は「うちの子(私)は言ってこない」と外商さんには言ったものの、私に確認したら「欲しい」と言うので母が外商さんに「欲しいって言ってるけど買える?」と連絡したら「何とかして手に入れます」ということになったらしいです。
そんな話を聞いていて、薄っすらと当時の記憶を思い出しました。
当時ストレートに親に「ゲーム機を買って」と言っても「ダメ」と言われるのが分かっているから、ファミコンのCMを観ては、「ファミコンはゲームセンターと同じゲームが家で遊べるからスゴイ」とか「ファミコンあったらゲームセンターで100円入れなくても家で何度でも遊べるんだスゴイ」とか、ファミコンの宣伝をしたり、ファミコンのCMが流れるとガン見したりして「興味津々だよ」、「欲しいよ」というアピールはしてたような記憶が薄っすらあります。
親の方から「そんなに欲しいなら買おうか?」と言ってもらえるように策を練っていた気がする。
外商さんが手に入れたファミコンを会社に持ってきたので、それを母が家まで持って帰ったとのこと。
だからファミコン本体をどこかで買ったか記憶がなかったんですね。
「ファミコン本体だけだとゲームできないけどソフトは?」と母に確認すると、「スーパーマリオ(ブラザーズ)だったでしょ」と言われました。
そう聴いてフッと「スーパーマリオブラザーズ」を母がプレイしていた光景を思い出しましたよ。
事務服を着た母がソファに座って見てて、スーパーマリオブラザーズを「ちょっと私も遊びたい」というので、プレイさせると「難しいね」と言ってたシーン。
たぶんファミコン本体とスーパーマリオブラザーズを家に持って帰って来た日の記憶かもしれない。