部屋を整理していたら、以前実家に帰省した時に見つけて持って帰ってきた中2の時の修学旅行の写真を発見。

 

修学旅行にカメラを持参して、女子の部屋へ遊びに行った時に、好きな子や仲が良かった女子や連れだけで一緒に集まって撮った集合写真です。

 

自分を含めて何がそんなに面白かったんだろうというくらい、みんな飛び切りの笑顔なんですね。

 

その笑顔を見てなんでこんな笑顔だったんだろうとちょっと考えましたが、確かタイマーで撮影しようとしたら思っていたよりタイマーが長くて、みんな笑った記憶はあるのでその瞬間だったのかな。

 

今では修学旅行にカメラを持参するのは禁止されているようですが、私が通っていた小中高ではカメラ持参禁止ではなかったんですよね。

 

昭和でしたから、修学旅行にカメラを持ってくるという子供が少なくて、わざわざ禁止とかにしてなかっただけかもしれない。

 

当時はフィルムカメラでしたから、親が子供にカメラを買うかとか貸すかということもあるし、あの当時フィルム1本現像に出すと2千円前後くらいかかってましたから、写真販売がある修学旅行にカメラ持っていく子がそれほどいなかった時代だったのかもしれない。

 

いつからか知りませんが、修学旅行にカメラ持参が禁止されているのは、デジカメとかスマホのカメラだと家のプリンターでプリントできるから、学校の修学旅行の写真を誰も買わなくなるからだと思うし。

 

私は先生とクラスメートを一緒に撮影した記憶もあるし、カメラ持参が禁止されていたら没収されるとかゲンコツとかされる時代ですから最初から持っていく訳がありません。

 

うちは父がカメラも一眼レフとかコンパクトなフィルムカメラとか複数所持していて、フィルムを電動で巻き込んでセットしてくれるコンパクトなフィルムカメラとかは子供でも扱えるからと自由に使わせてくれていたし、現像も頼んだらしてくれていたんですよね。

 

修学旅行にカメラ持参していたのはクラスでは私くらいだったので、男子も女子も私に「あの子の写真が欲しい」とか言ってくる子は男子も女子もいたし、女子だと「男子に気持ちを知られずにツーショットが欲しい」なんて無理難題を言ってくる子もいたりしました。

 

あの手この手を考えて、普段だったら不自然すぎることでも修学旅行中だとみんなテンション高いので、なんか流れで片思いの男子と女子のツーショットとかも何組か撮影したりしましたよ。

 

この修学旅行の女子の部屋で撮った集合写真を見て、色々と当時の事とか思い出していて、「あっ」と思い出したこともありました。

 

私が大学生の時に帰省した際、地元の大きなレコード店へ行ったんですよね。

 

すると、「わぁ久しぶり」と言って中2の時に同じクラスだった女子が話しかけてきたんです。

 

その子はレコード店でバイトしていたのですが、私に会わせたい人がいるって言いだしたんですよ。

 

「お昼休憩にして今からここに来る」というので誰だろうと思っていたら、小6の時とか同じクラスで仲もよかった男子でした。

 

「実は私たち付き合っている」と言われて、「あぁ本当に良かった」と心底思って言ったものの、その時はなぜ女子が男子の事を好きだってことを自分が知っていたのか記憶がなかったんですよね。

 

女子が男子を好きだったのは知っていたけど、そんなのどこかで聞いたんだっけ?とか思い当たらなかったんですよ。

 

けど数年前に実家で発見したこの修学旅行の写真を見て、当時のことを色々と思い出していて、そういえば修学旅行の時に無理難題を言ってきた女子の一人だったと思い出しました。

 

データでもたまに整理していて色々と懐かしいと思う画像もありますが、やはりちゃんとした印画紙にプリントしてあると四半世紀くらい経過していてもそれなりにキレイだし、それこそ親の白黒写真とかもキレイだったりしますから、お気に入りの画像とかはちゃんと印画紙に残しておく方が後から色々と思い出せるかもなって思いましたね。