大人になって「警察24時」みたいな警察の密着番組を観ていると、警察官や青少年補導員などに対して横柄な態度の人が多いなぁとよく思います。

 

うちの地元だけじゃないと思うけど、昭和45年生まれの私の場合だと小学4年生とか小学5年生くらいの頃にインベーダーブームになったのかな。

 

気が付けばバッティングセンターや喫茶店、個人商店にもゲーム機が設置されるようになり、だいたいこんなところでゲームをしていたんですよね。

 

そのうち大型の潜水艦のゲームとか、お菓子が出るようなゲームを設置していた百貨店とかにもゲーム機が設置されたように記憶しています。

 

記憶でゲームのタイトルを調べてみたら、小学生当時は「ムーンクレスタ」や、「タイムパイロット」、「スクランブル」とかが好きでした。

 

小学6年生くらいになると、繁華街にゲームがいっぱいあるところがあるって噂を聞いてゲームセンターという場所があることを知るんですよね。

 

ただ、ゲームセンターは不良が多く集まるところで、警察官や補導員が見回りしていて、捕まえられると怒られて、親や学校にも連絡されるらしいということも聞く訳です。

 

親に怒られるのも嫌だし、学校の先生も当時はビンタやゲンコツなんて当たり前で怖い存在でしたからね。

 

しかし、興味があるのでゲームセンターに行ってみる訳です。

 

ゲームセンターの場所を知っている子は色々とその他の情報も知っているんですよね。

 

自転車をゲームセンターの前に置いておくと、ゲームセンターを見回る時には、その自転車の前に補導員や警察官が待ち伏せしているから逃げても自転車を取りに行った時に捕まるから、近くの総合スーパーに置いて、ゲームセンターへは歩いて行かないといけないとかね。

 

うちの地元にあったゲームセンターはボーリングセンターに併設されていて、2階にありました。

 

照明はちょっと薄暗いけどボーリングセンターのスペースですから、ゲームの台数はかなりの台数がありました。

 

ゲームセンターに行ったらまず出入口を確認したのを覚えています。

 

ゲームセンターがある2階へは道から幅が広い階段で出入りするのが普通の出入口なのですが、建物の横に道を挟んだ向かいのビルへ2階同士を連結している連絡通路が脇にあって、通路からゲームセンターへ出入りできるところには1階に下りられる非常階段があるとかね。

 

あと不良のたまり場という事でしたが、学生服を着た不良もいたりしましたけど、大人もいたりしたので、小学生だけで行っても怖い思いもしませんでした。

 

何人で行っていたのか覚えていませんが、ゲームを見ている時に「警察が来た!」という声が聞こえたので、一目散に走って逃げましたねぇ。

 

私は1人か2人だけで連絡通路から向かいのビルに走って逃げて、連絡通路から追ってこないかとかゲームセンターの様子をを向かいのビルから伺ってました。

 

しばらくするとゲームセンターから警官と腕に腕章を付けた補導員が出て行ったのを見届けてから自転車を置いた場所へ戻って全員が合流するのを待っていると、誰も捕まっていませんでした。

 

私ともう一人の友人、その他知らない子たち数人は連絡通路で向かいのビルへ逃げましたが、非常階段から下へ逃げた子がいたり、トイレの中に入って隠れたという子がいて、そういう話をした記憶は残っているんで最低でも4人とか5人はいたハズなのですが、誰だったか顔は全く思い出せません。

 

懐かしいですねぇ。

 

そんな思い出のあるゲームセンターも私が大学生の頃に帰省した頃はまだありましたが、大人になって気が付いたら取り壊されていて、今はもう全く面影もありません。

 

地元の画像とかネットで探せばないかなと思うのですが、色々と検索しても全くヒットせず。

 

昔を思い出すと、絵を勉強して記憶にある風景を描きだしたいなぁとか思う今日この頃です。