私の地元にあった食品や日用雑貨、生活雑貨など小売業を生業とされている個人商店は、私が20代の頃にはすべて閉店してしまいました。

 

個人商店でも例えば表向きはタバコ屋とかフルーツ屋さんなんだけど、店内には食品、日用雑貨、生活雑貨も取り扱っていたりしたところもすべてなくなりましたね。

 

中学校からの帰り道に個人商店のタバコ屋さんがありました。

 

タバコ屋という看板を出しているのですが、おばちゃんが経営していて、店内には駄菓子や普通のお菓子、ちょっとした日用雑貨や生活雑貨も置いてあり、テーブル台のゲーム機1台と、ミニアップライト筐体というゲーム機1台が置いてあったんですよね。

 

中2とか中3の頃は同じクラスで近所の子と2人、違うクラスの子と帰り道で合流すれば3人で、よく帰りにこのタバコ屋に立ち寄ってゲームをプレイしていました。

 

当時はゲーム1プレイ50円で、ミニアップライト筐体の方はファミコンのソフトが3本くらい選べるようになっていて、約10分プレイできるとかだったように思います。

 

連れの子がスーパーマリオブラザーズをプレイしていて、最終面で切れたので、10分ないんじゃないかとか、当時の本では9分数十秒でクリアしたとか載っていたし、本人はミスしていなかったとか言っていたので、ホントに10分だったらクリアできたハズとか話した記憶があります。

 

家から自転車だと5分くらいの距離なのですが、高校は中学とは真逆の方向にあったので、高校になってからは全然行くこともなくなりましたが、なんか1度だけ高校の時に立ち寄ったのか、お店の前でおばちゃんに会ったのかな。

 

「久しぶりねー」とか「前はよく来てたのに全然来なくなったねぇ」とか言われたので、「中学の時は帰り道だったけど高校の時は帰り道じゃなくなったからねー」とか話したような朧げな記憶があるんですよね。

 

このタバコ屋も気が付くといつ帰省してもシャッターが閉まっていたので気になっていたのですが、やはりそういうことだったようです。

 

ほんと色々と昭和の頃を思い出すと、あの頃はあの頃で楽しかったなぁとノスタルジックになる一方ですねぇ。