夏の立山② | Retreat

Retreat

ほぼお出かけ記録。

7月24日

 

寝たのかどうか、結局よくわからないまま朝を迎え6時起床。

山の朝は早いので隣の部屋からも支度をする音が聞こえてくる。

こちらは特に急ぐ理由もないので遅めに、と言っても6時半頃に朝食をいただき、食後のコーヒーまで堪能して7時過ぎに宿を出発。

 

普通の旅館の朝食と比べても遜色ないキラキラ
ご飯美味しいだけで元気でるねー

 

外に出ると、みくりが池に人が集まってる。昨日見かけた(?)雷鳥ファミリーが再出没してるようだったので近付いてみる。

人を恐れる様子もなく足元をちょこちょこと雛が歩いていくので、何かの間違いで傷つけてしまったりしないよう身動きせずに見守る。

 

 

 

可愛いねーと目を細めていると、池の際に残った雪が「ミシッ…ドゴォォォ!!!!」と突然崩壊し雷鳥一家大パニック。飛んで逃げる雛たち、もう大丈夫だから帰ってこいと鳴くカーチャン。

ってか、まだ小さいのに雛たちちゃんと飛べるんだ…。

 

ドゴォした雪の割れ目。
自然の凄さのほんの一部を垣間見た気がする。

 

7:30、お散歩開始

 

 
 

この時間だと日帰り客はまだ来てなくて、静かに自分のペースで景色を楽しめる。

左奥は富山平野・日本海方面。

 

山崎カール。

 

星空見た後、天気が崩れることはなかったようで朝から眩しすぎる青空が広がってる。写真の殆どは「極彩色モード」で撮ったものなんだが、この写真よりも肉眼で見た景色の方が鮮やかだったことは書き残しておきたい。

 

 

みくりが池から雷鳥沢へ降り、

 
 
 
 

称名川渡って、

 
 
 
 

奥大日岳方面に向かって歩き出すが、行く先に見える雪渓に不安になったので手前で撤退。朝出がけにみくりが池の雪が崩壊するところ見ちゃったり、称名川渡る手前のプチ雪渓ですら雨と高温でずるずるになってて滑るの体感したら無理だよ。

安全第一

また雪がとけきった頃にリベンジすることを誓いUターン。

 

 
 
 
水が透明すぎて分かりづらいけど川の浅瀬渡ってるとこ。
 
 
 

雷鳥沢野営場からみくりが池温泉まで戻る道もなかなかしんどい。

坂道ならここまで足が死ぬことも無いんだろうが、9割ぐらい階段なのでキツさマジパねぇ……。

 

 
 
大学の登山サークルらしき団体さんも軒並み死にかけてた階段。
 
 

ひーこら言いながら戻ったら、あとは帰るまでほぼ平坦な室堂平を散策。時期的にどこに行っても花が咲き乱れているので目が楽しい。

植物の採取は当然禁止されているので、植物取に勤しむ。

 

 

中央の雲、彩雲っぽくなってた。吉兆のしるし??
 
 

 
 
 
 
 

スマホカメラ使うとその場で画像検索して植物の名前がわかる、凄い時代になったもんだー(BBA)

 

ついでに室堂4か所をめぐるスタンプラリーも開催されていたのでゆるっと参加。

 

各施設に設置されたスタンプを重ねて押していくと1枚の絵になる、とかで自然保護センター⇒室堂駅⇒室堂山荘の順で巡り、最後は今回の宿・みくりが池温泉。 

 

完成。 
 

 

ちょうど昼前に着いたので軽くピザ。あんバタートーストを食べる胃袋の余裕がなかったのが残念。また今度!!

 

そして宿泊客はチェックアウト日も16時まで温泉に入れるとのことで最後に汗流して立山散歩これにて終了。

 

水分補給だいじ。
 

人多すぎて帰り際にやっとここの写真撮れた!

 

少し早めに14時のバスで下山開始。標高が下がるごとにどんどん天気が悪くなってくる。雨までは降ってないけどどんよりとした曇り空。

 

立山駅から富山駅まで戻る電車は満席、お天気確認して急遽来た人が多かったのかな。山から下りた後に1時間立ちっぱなしはしんどい。席確保できるよう早めに改札並んで正解だったな。

 

16時半、富山駅到着。

お腹すいた。

金沢まで1時間我慢するのも無理だったので、駅構内の8番ラーメンに吸い込まれていつも通り塩ラーメン&海老餃子で小腹を満たす。

 

ここから先は惰性で乗り継ぎ、20時福井到着。室堂から福井まで片道6時間(鈍行利用)かかることになるんだが、その道中さえも楽しいから全然苦じゃないんだよな。

 

帰宅して早々洗濯機フル回転しつつ荷物片付けて、数日経過したがなんだかまだ当日着てたTシャツやタオル、なんなら自分の髪からも硫黄の香りがほんのり漂ってくる(臭)

 

やっと本当に梅雨明けたみたいだし、今週末もう一度持ってった荷物・服、全部洗い直すかな!!おつかれさん!!!!!!!!!!!