第5回WCH議連勉強会の締めくくりとして鈴木宗男さんが話しをした。

その一部に、官僚の回答はWHOの代理人のようだ、というのがあった。

 

この勉強会をしきっていた原口議員が、WHOの代弁者になっていることを匂わすようなことを下記動画で話していた。

 

 

麻生太郎さんがおっしゃっている通り、中心は世銀(世界銀行)と日本政府なんだ。だから、WHOにあれを言わせているのはもう日本政府であるとさえ、思えるんですね。

 

 

麻生財務大臣の答弁(2020年3月26日 参議院財政金融委員会)の紹介。

 

 

21:30辺りから。

WHO事務局長の人事で揉めたことがあり、これに対して質問があった。

(任期前の辞任の見込みがあるかについて浜田聡議員が聞いたが、厚労省の総括審議官は見解を述べなかったので、麻生さんが代わりに述べた)

 

麻生さんの答弁を読み上げた。

 

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これはちょっと役人には答えられませんので。
これはもうどろどろした話ですよ、ええ。この前の人、誰だか覚えています、テドロスの前の人、前の事務総長。覚えていない。中国人ですよ。あのとき、そのときまだいないか。まあごちゃごちゃしたんだ、あのときも。しまして、それになったんですけれども。
 何となく、今、三十万人ぐらい署名が集まっているんでしょう、あれたしか、今。違う。(発言する者あり)五十万人来た、集まっているんですけど。まあ早い話が、ワールド・ヘルス・オーガナイゼーションじゃねえ、チャイニーズ・ヘルス・オーガナイゼーションじゃないかと、CHOと直せというのがわんわん出たんですよ、これ。これがもとですから、この話は。何だこれと。中国でそんな武漢のウイルスなんかないなんて言った最初のあれが、もっと大変だと言っておけばもっと早く対応ができたんだというのがこの三十万人の、五十万人の人たちのほとんどの不満のもとです。
 ただ、このWHOというのは非常に大事な組織なんですけど、これ、台湾を入れないとかいうような組織が台湾を切っちゃったおかげでというんですけど、今回は台湾の方が対応が早くて、ばさっとやって、台湾が多分、今回のコロナに対して最もうまく対応している国は台湾かなと思いますけれども。また台湾を国なんて言ったとかいって共産党の人に何か言われると話が込み入るんですけど、台湾という地域ね、地域、台湾という地域が一番うまくやっているんですけれども。
 そういった意味では、日本もいろいろやっているんですけど、このWHOから正式に、日本の国会議員でWHOから大使に任命されている人がいますよ。日本人、信じられないでしょう。名前聞いても信じないだろうけど、武見敬三というんですけれども。それを聞いて怪しげな組織だなと私は正直思ったといって、テドロスに面と向かって言ったことがあるんですけれども、それが事実で、このワールド・ヘルス・オーガナイゼーション、いや、違った、ごめんなさい、ヘルス・カバレッジ、ワールド・ヘルス・カバレッジというのをやるというのを、一番今WHOがやろうとしているのを先頭切ってやっているのは世銀と日本政府なんですけれども、その間をつないでいるのが武見ということで、これが今、国連大使、ああ、ごめんなさい、WHOの大使に任命されているということは余り知られていない話ですけど事実です。

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(ワールド・ヘルス・カバレッジは別名ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)

 

麻生さんが何で失言王と言われるのは、本当のことをおっしゃるから。

ここでも、もの凄く本当のことをおっしゃっている。
凄い答弁ですね。私、尊敬します。

この通りなんです。

怪しいんです。

この間も言ったとおり、失敗した組織が、また新たに自分たち、財務大臣、WHOのステークホルダーは各国じゃないんですよ。四割が製薬会社、そして特定の財団なんです。財務大臣、前の財務大臣と同じ認識をお持ちになりますか?

 

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● WHO事務局長人事

事務局長テドロスの辞任を要求する動きが強まったことがある。

テドロスの事務局長としての任期は2022年6月30日まであった。

5月24日のWHO年次総会でテドロス事務局長を次期事務局長に選出するという決議案が採択されて再選が決まった。

 

● 武見敬三氏について

WHOの親善大使に任命される。
昨年の9月13日に厚生労働大臣に就任。
父は日本医師会会長を務めたことがある武見太郎氏。
14日の就任会見では「私は決して医療関係団体の代弁者ではない」と切り出した。

日本医師会は内閣改造があったその日のうちに、大臣就任への賛辞を公表した。