[令和6年3月10日 更新]

 

カールソンによるプーチンのインタビューの10日後、ロシアの大統領選挙の1カ月前に、ロシアの反体制派指導者のナワリヌイ氏が死去した。

 

2月6日   カールソン氏が、プーチン大統領に約2時間に及ぶインタビューを行なった。

             この模様を撮った映像が公開され、再生回数は数日のうちに数憶回を超えた。

 

2月16日 ナワリヌイ氏死去。ロシアの発表によると、ナワリヌイ氏は刑務所内を散歩した後に気分が悪くなり意識を失った。

            医師が蘇生措置をしたが手遅れだった。

 

2月20日 ナワリヌイ氏の妻ユリアさんはベルギー・ブリュッセルで欧州の外相らと会談した。反プーチン派を取りまとめると約束。

 

2月24日 ナワリヌイ氏のご遺体が、母親のリュドミラさんに引き渡された。

 

2月25日 ウクライナ軍情報機関トップのブダノフ国防省情報総局長は、「ナワリヌイ氏の死について「血栓による自然死だ」と述べた。

 

2月28日 ユリアさんが欧州議会で演説。

       「みなさんが相手にしているのは政治家ではなく、血に飢えた怪物です。プーチンは犯罪組織のリーダーです。わたしたち全員が、この犯罪組織と闘わなければならないのです」

       「夫の夢がかない、悪が滅び、美しい未来が訪れるよう全力を尽くします」

 

3月15日 ロシアの大統領選挙

 

 

■ ナワリヌイ氏についての情報

 

・過激派団体を創設した罪で懲役19年の判決を受け収監され、去年12月に極北ヤマロ・ネネツの刑務所に移送されていた。

 

・2020年8月に、ナワリヌイ氏(当時44歳)は神経剤「ノビチェク」で殺されそうになったことがある。

ドイツ政府は、同国で治療中のナワリヌイ氏に対して、神経剤ノビチョクによる毒殺が図られた、「明確な証拠」がある、と発表している。ナワリヌイ氏は7月、ロシア・シベリアを旅客機で移動中に体調が悪化し、ロシアの病院を経て、ドイツのベルリンの病院に移送されていた。

ナワリヌイ氏はロシアにおける汚職やウラジミール・プーチン大統領を激しく批判していたため、彼の支持者たちはプーチン氏の命令で毒が盛られたと主張した。ロシア政府はこれを否定。

 

 

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保守派の藤井厳喜先生が過去に、一般の人から質問を受けて「ナワリヌイ氏を殺したのはプーチンだと思います」と言ったことを覚えている。今日、視聴した動画では「大きく言えばプーチンに殺された」とトーンダウンした。

 

 

【2月臨時号】TVじゃ知らないニュース真相解説 - YouTube

 

ニュース項目 : ⑧ ナワリヌイ病死か? 母と妻との戦い

(藤井先生の言葉)

これは大きく言えば、といいますかね、プーチンに殺されたんだと思います。直接の死因はどうも病死だったようですね。今、ロシアと戦争しているウクライナの諜報機関のトップがですね、「あれはロシア政府の発表通り、直接の死因は病死だと、血栓による、血の塊ですね、これによって死んだんだ」と言っておりますんで、それはほぼ確かなんでしょう。ただし北極圏にある刑務所に入れられていたんで、居住条件とか健康状態が良くなかったんでしょうね。だから、そういうところにおいやって、彼がそこで死んだということは、大きく言えばプーチンに殺されたと言っても間違いないでしょうね、


血栓症を引き起こす薬があって、お金を囚人に渡せば、囚人は、その薬が入ったティーなどをナワリヌイ氏に飲ませることも可能である。DS勢力がやったという証拠は出てこないが、藤井先生が「大きく言えば…」と言うことについては残念だ。

 

 

【2月臨時号】TVじゃ知らないニュース真相解説 (youtube.com)