イスラエル当局がパレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の一部職員がイスラム組織ハマスの奇襲攻撃に関与した疑惑の概要をメディアに公開されたため、これを受けたニュースが世の中に流れている。

今日の「百田尚樹・有本香のニュース生放送 あさ8時!」では、TBSが出した記事について、有本香氏と飯山陽氏がNURWAの実態についていろいろと話していた。

TBSの見出しは、

「190人のUNRWAスタッフ ハマス奇襲関与の疑い 国連の学校教師ら12人 弾薬の配布や車両の手配などしていたか」

 

パレスチナ自治区ガザで活動する国連機関のスタッフが、イスラム組織ハマスによるイスラエルへの奇襲に加わったとされる疑惑について、複数の欧米メディアは関与が指摘されるスタッフの多くは学校の教師だったなどと報じました。

 

 

因みにForbes の記事の見出し。

What We Know About The Dossier Accusing 190 U.N. Employees Of Ties To Hamas

 

A leaked dossier compiled by Israeli intelligence detailed connections between Hamas and 190 employees of the U.N.’s Relief and Works Agency, an important supplier of international aid in Gaza—including allegations that some employees took part in the October 7 attacks that plunged the Islamist group into an ongoing war with Israel.
 

 

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「あさ8!」を視聴してつくったメモ

 

 

UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)はハマスに乗っ取られたため、UNRWAの中にハマスがいる。これは構造的なもので20年以上も前から続いている。

UNRWAの職員は28千人だが、そのうちの8割は学校の先生だ。UNRWAはパレスチナ難民の救済機関というよりも、基本的には学校と捉えた方がいい。

内部文書(イスラエルの情報機関がリークした)には、テロに参加した7人のUNRWAスタッフは学校の教師と記されている。

UNRWAは、2022年に1,720億円(11億7千ドル)の各国から拠出金を得ている。一番多く拠出している国は米国で、その額は343,938千ドル、全体の29.3% にあたる。日本は第6位で30,152千ドルで全体の2.6%を拠出した。

私たちは拠出金がパレスチナ難民の生活に必要な水や食料などに使われているイメージを持っているが、そのほとんどはUNRWAスタッフの人件費に使われている。

UNRWAはたくさんの学校を運営している。問題なのは学校の先生がみんなハマスの親派で、ハマスの推奨する教科書を使って子供たちにテロしましょうと教えている。それに加えて、先生も鉄砲を持ってテロに参加している。

子供たちにテロをすることがいいことだと教えるから、子供たちは新しいテロリストになる。

だから諸外国は拠出金を一時停止することにした。

イスラエル情報機関の内部文書は完全にはオープンになっていないが、イスラエルのメディアには結構出ている。例えばUNRWAの職員一覧の他に、イスラエルがガザで抑えた書類の中にハマスメンバー一覧があって、その二つを比べると10%ぐらいメンバーが重なる。学校の先生をやりながらハマスのメンバーになってテロリストになっている人が、少なくとも1,200人ぐらいはいるという形である。

いかりちゃんを攻撃する東京大学のI教授は、イスラエルはガザを統治できないからUNRWAが必要、UNRWAはイスラエルと国際社会にとって必要不可欠だと言い切る。専門家がこのように言うのをUNRWAの実態を知らない国民が聞くと「まあ、そうかな」と思ってしまう。いかりちゃんは、I教授はUNRWAの実態をたぶん知らない若しくは隠していると。

中東を専門家に求めたいのは、私たち国民にUNRWAとハマスの実態を説明してくれることである。

UNRWA は創設されてから70年経ち、70年もほとんど同じこと繰り返している。