自然免疫応答を調べていたら、コロナワクチンの長期的に見た影響に注意をよびかけるような語る動画を見つけた。
動画で語っていたのは生物学者のクレメンス・アルヴァイ(Clemens G. Arvay)で「コロナワクチン――救いかリスクか?」とう本の著者。
この本は売れているらしい。ワクチンの長期的影響に対する主張を知りたいと思う人が多くいるのだろう。
動画を視聴してポイントと思ったところのメモ。
「アストラゼネカのワクチンでは出血・血栓症、中でも『静脈血栓症』が懸念されている…」
「またジョンソン・アンド・ジョンソンや他のワクチンでも既にそののような血栓症が認められています」
「これを『ワクチン誘発性免疫性血小板減少症』略称ではVIRRと言って、このワクチンによって新たに創られた病気です」
2021年5月初めにドイツとオランダの大学による研究 (コロナ感染症ワクチンは自然疫応答を再プログラミングする) を引用しての話。
「バイオンテック&ファイザー社、またもしかすると、他社のmRNAワクチンに関して研究者たちの出した結論は、我々の免疫系を再プログラミングし、ウイルスもしくはバクテリア性の病原体といった特定の受容体に対する自然免疫反応を減少させ、…この炎症反応とサイトカインは免疫を調整する物質ですが、このサイトカイン反応は、真菌性の病原体に対して増強されます。これはなかり興味深いことで、多くの疑問を投げかけます。これに携わった研究者たちは、文字通り…私の翻訳ですが、皆さんはオリゾナルむ読むことができます。バイオンテック&ファイザー社のmRNAワクチンは生まれつき備わる免疫応答を、複雑にプログラム改造、すなわち再ブログラミングします。この新しい分類のワクチン開発と使用にはこの点を考慮する必要があります。」
プリプリント(前刷り)
メディアは、この研究結果について報道していないのに対して、ワクチンが安全とか効力があるとかSars-CoV2が特に危険だと分かった際には、プリプリントの段階から進んで取り上げてきた。(メデイアの報道姿勢は偏っている)
研究結果は、現(動画配信)時点までドイツ語圏で一切公開されていない。
英語圏で唯一報道してい医療専門メディアはある。
Following vaccination, innate immune cells had a reduced response to toll-like receptor 4 (TLR4), TLR7 and TLR8 – all ligands
that play an important role in the immune response to viral infection.
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この記事で出て来たキーワードについて
トル様受容体。ヒトには10種類あると報告されているらしい。トルは英語のTollで「すごい」という意味もある。名前の由来は「Toll遺伝子」と伝えられている。
TLR4 : マクロファージや樹状細胞の細胞膜上にある。リポ多糖を認識すると、細胞を活性化して炎症性サイトカインを放出する。
TLR7, TLR8 : マクロファージや樹状細胞のエンドソームの膜状にある。ウイルスや細菌の遺伝子を認識する。
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Clemens G. Arvay クレメンス・G・アルヴァイ
1980年生まれ。ウィーンとグラーツの大学で生物学と応用植物学を専攻。
グラーツの専門大学にて「エコロジカル農業」を教えるかたわら、農業生物学者として持続可能な農業と食品生産に関するテーマを研究・執筆。
オーストリア科学・環境フォーラム会員。
オーストリアを代表する農業ジャーナリストとして知られる。
著書
オーガニックラベルの裏側 : 21世紀食品産業の真実, 長谷川圭訳
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