ファミコンソフトは日本で1252本発売されたと言われていますが正確な本数はわかっていません
「どういう事ですか?」
タイトル違いで中身は同じ、非売品等今では確認できないようなソフトたくさん有るためです
「なるほど~」
それでは早速カセットを解体してみましょう
「でもこれどうやって解体するんですか?隠しネジもないみたいですし」
huhuhu、こいつを解体するにはある道具が必要なのだ
「道具とは?」
100均の三角定規です!
こいつをカセットの差込口の下に入れ
三角定規を押さえ上を思いっきり引き上げます
そうすると…
パキンッと結構いい音がして開きます
ちなみにこの方法はBAKUTENDOさんのこの記事を参考にしました
http://bakutendo.blog87.fc2.com/blog-entry-156.html
「指痛そうですね」
かなり力いるし固いから指がイタタ…でもこの方法なら結構な確率でカセットを壊さずに済みます
大抵の任天堂製のカセットは四隅のツメで固定されていてそれを壊さず開けられるかが鬼門なんです
「後期の特殊なカセットの場合ツメ固定じゃない場合があるので注意です」
{11/23 追記}
↑クリックで記事に飛びますそしてこちらが{ゴルフ}の基板
「基板が小さいですね」
初期は大体がこの基板でしたがその後基板はどんどん大きくなっていきます
「調子に乗ってパカパカ開けたんですね」
まぁ…ハイ…そうです…
「調子に乗って開けるから割れちゃったじゃないですか」
そんなことより中身行こう中身!
こちらはバックアップが出来るタイプの基板
「左上の電池が切れるとセーブができなくなるやつですね」
お次はバンクコントロールチップであるMMC1を積んだタイプの基板
「バンクコントロールチップって何ですか?」
バンクコントロールチップというのは大容量のデータを扱う時に活躍するチップです
例えばカセットに2メガビットのデータが入っていたとします、しかしファミコン本体は32キロビットしか認識出来ません。このとき活躍するのがバンクコントロールチップです。
バンクコントロールチップは2メガビットのデータを63個の32キロビットのデータに小分けします
こうすればファミコンでも大容量のデータが認識出来るようになります
「どこからの転載ですか」
画像はWikiからあとは自分なりの解釈で
「久しぶりに頑張りましたね」
やるときゃやる男よ!
「で、なんの話でしたっけ?」
そうだ基板の話だ
これはあの{燃えろ!プロ野球!!}の基板です
「上のほうがゴチャゴチャしてますね」
上のほうは合成音声を作る基盤で「アウト!」とか「ホームラン!」とかはここで作っています
「バントでホームランはのデータはどこで作ってるんですか?」
………無視
そして次は当初、私がかなり混乱した基板
「あれっチップがありませんよ?」
基板についている黒い塊がチップなのですが…
恐ろしいことにこのソフトが発売された1984年にはこんな型のチップは発明されてないはずなのです…
「えっ?どういう事ですか?まさか偽物…」
最初私もそれを疑いましたが
このスーパーマリオを解体し
基板の裏に書いてあるNintendoの文字でそれは杞憂であることが分かりました
「でもこの時代にこんなチップはないとさっき言ってたじゃないですか」
たぶんだいぶ後期に生産されたものなのでしょうが、情報が少ないので詳しくは分かりません
ちなみにスーパーマリオの初期(←)、後期(→)の比較です
初期は外側のプラスチックがツルツル、後期は梨地加工でザラザラです
このように中身は全然違いますが内容は全く一緒です
「スーパーマリオは大ロングセラーでしたからね」
番外編
ネジ固定のタイプ
「どうしてこのカセットを買ったんですか?こういうゲーム苦手なクセに」
え?まぁ…歴史の勉強でもしようと思って(言えない、MMC5が乗っている三国志IIと間違えたなんて言えない)
「へぇ~」
こら懐疑の目で見るな
「だってねぇ」
ここでファミコンカセットお掃除術を書こうと思ったのですがかなり記事が長くなっているのでまたの機会に
次回 「特別編 小惑星探査機はやぶさ帰還~世界一大変なおつかいをした探査機のお話~」
乞うご期待!
よいこのための質問コーナー
Q今回頑張ってんじゃん
Aやるときゃやる男よ!
Qバンクコントロールについて…ってなんか今回ちゃんと書いてあるし
AHuhuhu、いつもと同じとは限りませーん
Qソフト何本持ってんの?
A50本弱ですた
Qツインファミコン分解しろよ
Aサーセンwww忘れてました
Qそういえばルギアってオス?メス?
Aポ○モン図鑑にはふめいって書いてあるけど実際は…?よしちょっと確かめてく…
「エ ア ロ ブ ラ ス ト !」
ぐぎゃあああああああああああああああくぁwせdrftgyふじこlp;@:「」