こんばんわ、みりゃ~です



みりゃ~のなんやかんや日記

「こんばんわ、今回はファミコンの周辺機器ディスクシステムについてです」



みりゃ~のなんやかんや日記


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1986年に発売されたディスクシステムはそれまでのカートリッジ式対してディスクカードという新しいメディアを採用しました


「あのゼルダの伝説はこれが原点なんですよね」


そうだよ、今回はそのディスクシステムを例のごとく内側から見て行きましょー



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上蓋を取っ払ったところです


「ファミコンにくらべたらすごくメカメカしいですね」


そりゃファミコンとくらべたらねぇ


「後ろのあの受け皿みたいのはなんですか?」


あれは電池入れ、ディスクシステムは単二電池6本でも動かすことができるんだ


「単二電池6本!ずいぶん使いますね~」


まぁ初代ゲームボーイだって単三電池4本だし


「電池使いすぎでしょう」


確かに。でも別売のACアダプターでも動かせたから


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「でもこのアダプター、今はなかなか手に入らないんですよね」


そうなんだよねーほんと手に入らなくて・・・


「貴重な物なんですね」


そういうこと


ということでさらにバラバラに



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「メカメカしいところが取れましたね」


こいつはモーターからの動力をゴムベルトで伝えているから任天堂製品らしからぬ寿命の短さなんだ


「すぐに壊れちゃうんですか?」


中古品で手にいれたものは大抵動かないと思っていい


「ありゃりゃ」


でも殆どの故障がこのゴムベルトによるものなんだ


「じゃあベルトを交換すればいい、と」


そういうこと、でも交換の方法はまた今度、ということにしよう


「ただでさえ長い記事なんですからこれ以上長くなったら困ります」


なんか言ったか?


「いえ、なにも」


ならいい


次はファミコン本体の上に乗っているRAMアダプターについてです



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では外装を取っ払います



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「チップがたくさんありますね」


そしてこのRAMアダプタを制御するCPU


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「このチップでディスクシステムを制御してるんですね」


実は制御しているだけではないんです


「というと?」


実はこのCPUには音源も内蔵されています


「おお!拡張音源!」


ディスクシステムにはPWM音源が追加されていてそのポワワーンとした独特の音色を出すことが出来ます


「主な例でいうとゼルダの伝説のオープニング曲の主旋律や鐘の音ですね」


PWM音源というのは波形メモリ音源(説明すると長くなるので詳しくはググッて下さい)にFM変調(すいませんググってください)をかけることが出来る後にも先にも珍しい音源です


「こんな説明じゃ分からないと思うので興味わいた方はググッて下さい」


とりあえずおもしろい音源なのだ


「凄いまとめ方ですね」


こんなんでいいのだ、次ぎ行くのだ


「ははぁ・・・」



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「これは何ですか?」


これはD-RAM、ディスクカードのプログラムデータを記憶するところです


「容量は?」


256キロビットでバイトに直すと32キロバイトです


「上の写真は?」


1.02メガバイトです


「少ない・・・」


お次はこれ


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「これはな・・・」


これはS-RAM主にキャラクターのデータを保存するところで容量は64キロビット・8キロバイトです


「私にもなにか言わせてくださいよーーー」


はいスルースルー、次ディスクカードいってみよー



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黄色のディスクカードです、一番出回っているものです


「黒いところに触ってはいけません」


ちなみに容量は896キロビット(112キロバイト)で当時のカセットの3倍の容量を持っていました


「3倍?だからディスクシステムの本体は赤い・・・」


私はガン○ムとかには疎いんだからそういう誤解される発言はやめなさい!


「しゅん・・・」


次は青いディスク


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「なんで青いんですかそれにシャッターが付いてるし」


青いディスクカードは当時おもちゃ屋さんにあったディスクファックスという機械に通すとゲームの成績を任天堂に送ることができ、全国ランキングに参加出来るというものだったんです


「今でいうオンライン対戦ですね」


ちょっと違うかな


「違いますか?」


ちょっと違う、ニュアンスはあってるけど違う


「・・・」


そして次は珍しいコピー用空きディスク



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「何ですかこれ?任天堂の純正品じゃないような・・・」


ディスクシステムというのは構造上簡単にコピーできてしまうのでこうしたコピー用の空きディスクが大量に売り出されました


「ちなみに中にはなにが入っているんですか?」


こいつの中身は残念ながらデータが壊れていました、こうした純正品じゃないディスクは粗悪品が多かったという話もあります


「いつの時代もゲームのコピーというのはあるもんなんですね」


みんなで守ろう!

「著作権!」

違法コピー

「ダメ、ゼッタイ」


綺麗に決まったな


「ちなみに個人で楽しむ分のコピーは合法です」


ちなみに当時、シャープからファミコンとディスクシステムを合体させたツインファミコンというのが発売されてました



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ファミコンとディスクシステムを合わせた値段よりも多少割高なので当時これをもっている人はお坊ちゃまだったといいます



あ!


「ななな何ですかいきなり」


ディスクライターのこと忘れてた!


「ディスクシステムの一番のセールスポイントじゃないですか」


危ない危ない、あとちょっとで「全体に公開」のボタン押すとこだった


「危ないとこだったじゃないですか」


ディスクシステムの最大のセールスポイントそれは!

ディスクカードをおもちゃ屋さんにあるディスクライターに持っていくと500円で新しいゲームに書き換えが出来るということでした



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↑当時の広告


「500円ですか!?安いですねぇ」


500円握り締めおもちゃ屋さんに行った30代の方もいるでしょう


「デパートでお母さんが買い物をしてる間にマリオとルイージがディスクシステムの説明をしているのを眺めていた人もいるでしょう」


あなた年いくつ?


「あなたこそ」












よいこのための質問コーナー


Q なんか今回説明が適当じゃない?

A 気にするな!私とて必死だ


Q PWM音源についてkwsk

A PWM音源は波形メモリ(短い矩形波を重ね合わせ・・・(この先は省略されました続きは自分で調べて下さい)


Q ディスクシステム何台目?

A 4台目なんDA☆


Q ツインファミコン凄くね

A すげえよ


Q 「赤い」・「3倍」って明らかにアレですよね

A だからガ○ダム分からんっつーの


Q みりゃ~さんテスト終わったんすよね

A YES


Q結果は?( ̄▽ ̄)ニヤニヤ

A 
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