【映画】PERFECT DAYS : 役所広司&Wヴェンダースの奏でる珠玉のミックステープ | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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東京を舞台とした「パリ・テキサス」ヴィム・ヴェンダース監督の日本ドイツの合作映画

 

寡黙な公衆トイレの清掃員を役所広司が演じ第76回カンヌ国際映画祭の男優賞を受賞

 

 

 

 

今度は今度

 

 

今は今

 

 

 

「PERFECT DAYS」

 

 

 

2023年公開 / 124分 / 日本・ドイツ 

 

監督/脚本: ヴィム・ヴェンダース
脚本: 高崎卓馬
製作: 柳井康治
製作総指揮: 役所広司
撮影: フランツ・ラスティグ
編集: トニ・フロッシュハマー
配給: ビターズ・エンド

キャスト
役所広司/柄本時生/中野有紗/アオイヤマダ/石川さゆり/三浦友和/田中泯他
 

「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」の名匠ヴィム・ヴェンダース監督が日本を舞台に撮り上げた人生ドラマ。東京・渋谷で公衆トイレの清掃員として働く独身中年男性を主人公に、その淡々と繰り返される毎日を、しみじみとしたタッチで丁寧に描き出していく。主演は本作の演技でみごと第76回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞に輝いた役所広司。共演に柄本時生、中野有紗、石川さゆり、田中泯、三浦友和。
 下町のアパートで一人暮らしをしている読書好きの中年男性、平山。毎朝決まった時間に起床し、軽自動車でお気に入りのカセットテープを聞きながら仕事場である渋谷の公衆トイレへと向かう。そして黙々と清掃作業をこなし、帰宅後は銭湯へ行き、いつもの居酒屋で食事する。そんな規則正しい毎日の中に自分なりの楽しみを見つけ、静かで満たされた日々を送る平山だったが…。

(allcinemaより抜粋)

 

オフィシャルサイト

 

 

 

Wikipedia:PERFECT DAYS

 

 

 

Spotify:

 

 

 

*****

 

 

今日はですね

 

私、誕生日でしたので

 

夕方から吉祥寺の映画館へ向かったところ観たかった此方がありましたので

 

誕生月は安いということで観てまいりました。

 

 

 

ご評判通りに素晴らしい作品でございました。

 

映画とは

 

誰かの人生の一瞬一瞬を切り取ったものだと言った人がいましたが

 

まさしく

 

役所広司演じる平山さんの人生の瞬間を切り取った作品と言えるでしょう

 

 

 

 

平山さんは小さな安アパートに1人暮らししていて

 

トイレの清掃員をしている

 

 

 

 

トイレと言っても

 

渋谷にあるとてもシャレオツなトイレット

 

 

この作品の発端が

 

この東京公衆トイレを題材にするというプロジェクトだったとのこと

 

 

平山さんには毎日のルーティーンがあり

 

仕事を明るいうちに終え銭湯でひとっ風呂

 

その後、浅草の地下街にある一杯飲み屋で食事を済ませ

 

夜は家で眠くなるまで読書

 

朝はホウキのはく音で目を覚ます

 

 

音楽は60~70年代の音楽をカセットテープで聞き

 

フィルムのコンパクトカメラで写真を撮る

 

そして小さな植物を育てる

 

 

 

 

ラジカセはステレオではなくシングルタイプ

 

私も初めて買ってもらったラジカセはモノラルだったなあ

 

 

 

たしかこんなのでした。

 

 

休みにはコインランドリーに行き、カメラ屋で現像し

 

古本屋で100円の古本を買い

 

きれいなママさんのいる小料理屋で飲んで帰る

 

ママさんには石川さゆりさん

 

 

 

彼はずっと家でも窓を開け眠り

 

外の音で目を覚まし

 

食事も外の喧騒の中に紛れて食べる

 

寡黙で人付き合いが得意ではなさそうであるが

 

外の世界と触れ合っていたい。

 

 

 

 

平山さんの顔の髭が良い

 

彼の性格を表しているし

 

コミカルにも見え、愛くるしくなる

 

 

ある日、

 

JKくらいの娘が彼を訪ねてくる

 

 

 

 

平山さんの過去や生い立ちが少しだけ垣間見える

 

もちろんトラブルや困難も起きるし

 

辛い事、悲しいこともあるが

 

それもまた「素晴らしい日々」の1ページとなる

 

 

 

私も今、まさしく東京で一人暮らしをしており

 

車に乗ることもある

 

非常に共感できるところも多く

 

1人運転してると好きな曲を聴きながら涙ぐむこともある(笑

 

 

 

その生活感のリアルさ

 

共感できる人も多いのではないでしょうか

 

 

 

今回はまだ公開中でもありますので

 

ネタバレになりそうなことは止めときましょう

 

 

んなわけで

 

明日からは仕事です

 

 

では。

 

 

 

また。