暴走の季節(1976) | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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岩城滉一主演の東映映画暴走シリーズ第3弾

 

道路から海へ、バイクからヨットへ、

 

石井輝男監督のカルトな珍品

 

 

「暴走の季節」

 

 

 

1976年公開 / 86分 / 日本

 

監督/脚本    石井輝男
製作    矢部恒(企画)
音楽    鏑木創
撮影    出先哲也
編集    祖田富美夫
製作会社    東映

 

キャスト

岩城滉一/貝ノ瀬一夫/豊岡晋/町田政則/ゴム高津/大蔵晶/志垣太郎/清水健太郎/中島ゆたか/渡辺やよい/中田博久他

 

【キャッチ】すべてが遊びなのさ ギラつく波間に命を捨てることさえ! ナナハン暴走・グループ抗争・シンナー陶酔・激情SEX・ヨット帆走の狂騒の果て―太陽も死んだ 【解説】 元暴走族・岩城滉一主演、アクションの鬼才・石井輝男監督のコンビが放つ“暴走族シリーズ”第3弾! 真夏の焼けつく太陽の下を暴走するバイクの群れ―。族の一人、自動車修理工場で働く一郎はひょんなことからブルジョア娘・夢子にヨットの舵とりとして雇われることに。だが彼女の取り巻き連中が・・・。ナナハン、ヨット、シンナー、輪姦、乱交パーティーの狂騒の果て、彼らを待ち受けるものとは・・・!?

(東映ビデオHPより抜粋)

 

併映:暴力教室

 

 

東映ビデオ

 

 

 

Wikipedia:暴走の季節

 

*****

 

それでは岩城滉一東映作品の第3弾、

 

行ってみましょう。

 

 

 

今回はタイトルからも察しのつくように

 

ヨットがメインにも思える作りとなっています

 

もちろんバイクも登場しますが

 

メインで暴走族はでてきません

 

 

これは石井輝男監督版、太陽の季節ともとれる作品でしょうが、

 

 

内容と言いますか

 

ビジュアル的に結構なカルト映画でございます

 

 

 

冒頭ではつかみとしてバイクスタントで始まっていきます

 

 

この追いかけっこも面白い

 

 

今回の岩城さんは

 

 

地元のヤンチャ仲間のリーダーのような立ち位置

 

 

 

髪型がみんな頭悪そうなのがよろしいです

 

皆は海の近くで働き、遊んでいる

 

 

金持ちのヨットの運転を任されたりするが

 

そのブルジョアの連中の女王と呼ばれているのが夢子=中島ゆたか

 

 

 

 

 

そしてリーダー格が志垣太郎!

 

 

し、渋すぎ!

 

そして彼を慕う青年に清水健太郎!

 

 

 

 

 

 

この怪しい二人の関係だけでもインモラル度高めですが

 

男女の絡みもシリーズ随一でございます

 

 

 

 

 

 

若者の夏の海と情事はつきものでしょうか

 

ボンクラ仲間のレイプ、

 

 

 

この辺のキショさは石井監督ならでは

 

 

志垣太郎の舞もご披露されますし、

 

 

 

 

 

ここでの乱舞シーン、

 

ガラスの床の下に裸体を置いています!

 

 

 

岩城さんもガンガンいっちゃいます

 

 

女との格闘あり、

 

女王の中島さんとの絡み

 

 

 

 

 

 

外国の映画のような美しさがあります

 

 

 

犯されたことがきっかけとなり

 

恋仲となる二人

 

 

 

 

 

なんだろなー、

 

急に仲良くなるんだもの。

 

 

最後はいつも通り乱闘シーン

 

 

 

 

最後の締めもなかなか良いです

 

 

 

 

シリーズ3作目にして

 

石井監督が振り切ったように見え

 

暴走族映画とか違うでしょうが

 

個人的には一番カルト映画として楽しめる作品でした

 

 

 

というわけで

 

この岩城滉一主演作は

 

もう1作ありますので

 

 

次回またやりましょう

 

もうしばらく

 

 

お付き合いください(^^;

 

 

 

では。