ボビーに首ったけ(1985) | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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おきにいり映画、 地元鹿児島のこと、 70年代、80年代のおもしろかったこと、 
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角川アニメ第3弾 「カムイの剣」併映

 

片岡義男原作の青春アニメ映画

 

キャラデザインに人気漫画家の吉田秋生を起用される

 

 

 

僕は時を

 

 

逆さに歩いてる

 

 

 

「ボビーに首ったけ」

 

 

 

1985年公開 / 44分 / 日本 

 

監督    平田敏夫
脚本    石森史郎
原作    片岡義男
製作    角川春樹
企画 りんたろう
設定 真崎守
編集 尾形治敏
キャラクターデザイン 吉田秋生
作画監督 大橋学
作画 本木久年、なかむらたかし、松原京子、大塚伸治、森本晃司、河口俊夫
音楽    奥慶一
主題歌    野村宏伸「ボビーにROCK'N ROLL」
製作会社    角川春樹事務所
配給    東映

 

声の出演

野村宏伸/根津甚八/塚本信夫/村田博美/堀川亮/清水マユミ他

 

80年代の若者文化を先導していた人気作家・片岡義男の同名小説を、マンガ家・吉田秋生のキャラクターデザインによりアニメ映画化。
 バイク好きの高校生・野村昭彦のあだ名はボビー。雑誌の誌面に載ったことをきっかけにして同い年の少女と文通を始めたり、仲間が集まる店でバイトを始めたりと、それなりに青春を謳歌していた。やがて父に対する反発心から家を飛び出したボビーの揺れる心は、会ったこともない文通相手への想いに支配されていく……。
 湘南を舞台とした洒落っ気たっぷりの作風は、見事なまでに原作の空気感を表現している。衝撃のラストシーンとして描写される、ペーパーアニメを用いたバイクの疾走シーンはのちに語り草となるほどの名場面だ。

(allcinemaより抜粋)

 

Wikipedia:ボビーに首ったけ

 

*****

 

 

前回に続き今回もちょっとアニメの作品でいきましょう

 

 

この映画が公開された1985年の3月、

 

私は中学を卒業して高校進学の春の頃でした

 

 

一緒に映画を見に行く中学の映画仲間とも学校が変わり

 

私の行く高校には一緒に行く友達はいなかった

 

この作品は

 

角川アニメの2本立てで公開され

 

映画館には私1人で観に行った

 

結果2本とも大好きな映画になり

 

「ボビーに首ったけ」にいたっては恥ずかしながら下敷きにカンペンケースを購入する

 

まるでアニメ女子のようなミーハーぶり(汗

 

そして中学の時は

 

次の日にでも「良かった」と映画の話を言える仲間がいたのが

 

話す相手がいなくなったんだと一抹の寂しさを感じたのもこの映画が最初だった

 

 

 

作品は44分の中編で

 

実験アニメのような斬新さがあり

 

ポップなポスターカラーの止め絵で構成されたり

 

 

 

 

 

水彩画に雨と雫だけをセルに描いていたりと

 

 

 

 

PVのような視覚的な楽しさがあふれている作品。

 

 

物語は

 

バイク好きの高校生3年生、ボビー=野村宏伸の夏の出来事であり

 

バイク焼けして真っ黒な肌に

 

白いTシャツにブルージーンズ

 

そして蒼いバイクにヘルメット

 

 

 

大学進学はせず好きな事をしたいと思っているボビーと

 

立派な大人になってほしい父との確執

 

 

 

 

バイク雑誌にツーリング記事を掲載されたことから始まる

 

同い年の女の子との文通

 

 

バイトのカフェのオーナー、木田との出会い

 

 

 

 

物語はシンプルにすすみ、

 

ラストへと向かう、、

 

 

 

 

ドローイングのペーパーアニメ変わる

 

それからモノトーンの道だけのアニメーション

 

細い道をスピードつけて走りぬく

 

 

そして一瞬の出来事で

 

映画は幕を引く

 

エンディングはオールディーズの「Bobby's Girl」

 

 

少し悲しさも引きづりつつ

 

片岡義男の世界観もそのままで

 

短編小説のような映画であります

 

 

キャラクターデザインに「吉祥天女」の頃の吉田秋生

 

 

 

この人の絵も当時好きでしたねえ

 

 

製作にはアニメ制作集団のマッドハウス

 

監督に平田敏夫

 

後に知りましたがレナウンガールのアニメCMを手掛けた方だったらしく

 

なるほどなと感じたものでした

 

 

それからビデオが出ると垂れ流しでテレビに流していたりと

 

「天使のたまご」のビデオが出るまでは

 

この作品をずっとリピートして観てました

 

 

今回久しぶり(と言っても3年ぶりくらいかな)に観返すと

 

懐かしさと

 

こっぱずかしい感傷がこみ上げてきます(^^;

 

でも楽しかったなあ。。

 

 

 

そんなとこで

 

終わり

 

 

 

それでは聞いてもらいましょう

 

野村宏伸で「ボビーにRock'n Roll」