インナースペース(1987) | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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おきにいり映画、 地元鹿児島のこと、 70年代、80年代のおもしろかったこと、 
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スティーブンスピルバーグ製作、ジョーダンテ監督のコメディSF映画

 

80年代のハリウッド作品らしい明朗で楽しい作品

 

 

コメディ映画は映画館では大いに笑ったほうが楽しい!

 

 

「インナースペース」!

 

 

 

 

 

1987年公開 / 121分 / アメリカ(米題:INNER SPACE)

 

監督    ジョー・ダンテ
脚本    ジェフリー・ボーム/チップ・プローザー
原案    チップ・プローザー
製作    マイケル・フィネル
製作総指揮    スティーヴン・スピルバーグ/ジョン・ピーターズ/ピーター・グーバー
音楽    ジェリー・ゴールドスミス
撮影    アンドリュー・ラズロ
編集    ケント・ベイダ
製作会社    アンブリン・エンターテインメント
配給    ワーナー・ブラザース

 

キャスト

デニス・クエイド/マーティン・ショート/メグ・ライアン/ケヴィン・マッカーシー/フィオナ・ルイス/ヴァーノン・ウェルズ/ロバート・ピカード/ウェンディ・スカール他

 

人間縮小計画の実験で、誤ってミクロサイズの潜航艇を体内に打ち込まれたスーパーの店員が繰り広げるSFコメディ。体内での冒険をメインで扱った名作「ミクロの決死圏」とはアプローチを変え、重点は体内に入ったパイロット、D・クエイドの指示に従って地上での大冒険を展開するM・ショートの方に置かれている。製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。

(allcinemaより抜粋)

 

*****

 

80年代の作品では色々と候補がありましたが

 

前々からやろうと思っていた作品でもあり、

 

当時、大いに笑ったこの作品です

 

 

あの頃高校生だったのですが、友達とこの映画を観に行き、

 

友だちがあるシーンでゲーラゲラ笑っちゃって

 

逆にそれが印象に残った作品でもあります。

 

 

映画館でのコメディは観客の笑い声が相乗されることもあり

 

ここって所でドッと大きな笑いが起きると気持ちいいもので、

 

ある種ライブ感が映画館で唯一あるのはコメディのような気がします。

 

たまに一人だけツボに入るのか笑い声が起きたりするのもコメディあるあるですね

 

 

 

この作品は名作SF映画「ミクロの決死圏」(1966)のオマージュもありつつ独自のコメディ映画として製作されています。

 

製作総指揮スティーブンスピルバーグ。

 

彼の製作会社アンブリンで撮られています。

 

80年代のスピルバーグ製作の作品はあえてファミリー層をねらった大衆性のある解りやすい作品が多かったように思えます。

 

ご自分の監督作品も80年代は「レイダース」や「E.T」などの活劇と

 

「カラーパープル」「太陽の帝国」などの伝記的な作品を撮られていて

 

91年の「フック」まではまさに永遠の子供ピーターパンのような良心的なものが多いでした。

 

製作総指揮の作品も

 

同監督の「グレムリン」や大ヒット娯楽作品「バックトゥザフューチャー」シリーズ、また「グーニーズ」など

 

いくつものヒット作を連発させます。

 

 

思うに「フック」がターニングポイントとなって、次回作の「ジェラシックパーク」では

 

「ジョーズ」のようなハラハラ感を前面に出す作品作りを娯楽作品では出すようになり、

 

それ以降はジャンルにこだわらない映画作りとされていると感じられます。

 

 

80年代のファミリー層向けの作品を多く排出したのには

 

もうひとつ子供連れで来てもらえることで興行収入が見込まれることもあります。

 

 

「1941」(1979)の興行的失敗で干されかかっていた経験が80年代に「E.T」のヒットで

 

失敗しないようにそのような作品が増えたのかもしれません。

 

 

 

 

んなことで本題。

 

 

 

スーパーの店員の気弱な青年ジャック=マーティン・ショートに

 

間違って注射されて、ミクロ化された潜航艇が体内に入ってしまう

 

 

 

 

その潜航艇のパイロットが

 

元空軍パイロットの自信家タック=デニスクエイド。

 

 

 

 

 

そのタックの元恋人がリディア=メグライアン。

 

そのリディアの助けも借りながら

 

産業スパイの刺客と戦いながら

 

ミクロの潜水艇を体内から出すために奮闘する物語であり、

 

 

 

 

 

主人公の一人ジャックの成長物語でもある。

 

 

 

 

冴えないジャック=マーティン・ショートを助けるデニスクエイドという図式で

 

まさにのび太くんとドラえもんのような関係

 

 

そこにメグライアンとの三角関係

 

産業スパイとの追いかけっこなどが見せ場としてあります。

 

 

マーティン・ショートのクドさに

 

好みが分かれるかもしれませんが

 

 

 

 

それが受け入れられればかなり面白いのではないかと思います。

 

それからカウボーイ役のロバート・ピカードさん。

 

 

 

 

ジョーダンテ監督作品の常連ですが

 

 

彼もオモロイね。

 

 

 

彼の顔の百面相で

 

 

 

 

友だちはゲーラゲラ笑いました(^^)

 

 

それから体内シーンでは

 

 

 

 

セットと実際の体内の合成とうまく撮影されていました。

 

しかし途中、

 

メグライアンの体内に移っちゃったり、

 

「いや無いでしょ」というご都合主義なところはね、

 

80年代らしいんかなあ。

 

 

監督のジョーダンテさんは好きな監督さんで

 

いくつかこの方の作品もやりたいなと思っております。

 

 

しかしこの頃の作品は

 

シンプル過ぎて書く内容が少ないというのもね

 

これまであまり上げてない理由でもありました。

 

それから候補もありすぎるのもね。

 

 

まあ、ちょっと何か考えます。

 

 

では。