半狂乱(2021) | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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さーて、

 

今週は週末にかけクリスマスということで

 

お出かけして浮かれまくっている方々も増えてくることでしょう。

 

人も車も多い時期です。

 

 

本日は

 

そんな時期にも関わらず、、、

 

前回はしごで観たもう一つの作品。

 

 

映画内舞台のクライム青春スリラーとでもいいましょうか。

 

今回もタイトル意味深!

 

 

拍手喝采!

 

 

「半狂乱」!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年公開 R15+

 

監督/脚本/撮影/編集: 藤井秀剛
製作総指揮: 山口剛
プロデューサー: 梅澤由香里/元川益暢/藤井秀剛

配給: POP

 

キャスト

越智貴広/工藤トシキ/山上綾加/山下礼/望月智弥/美里朝希/田中大貴/宮下純/種村江津子他

 

 

「狂覗」「超擬態人間」の藤井秀剛監督が贈る衝撃の青春クライム・サスペンス。夢を追いながらも厳しい現実に追い詰められた劇団員たちを主人公に、彼らが一世一代の舞台公演で観客を監禁し劇場占拠という暴挙に出た理由を解き明かす過去の事件の顛末と、占拠された劇場で繰り広げられる狂乱の行方を過激な筆致で描き出す。出演は越智貴広、工藤トシキ、山上綾加。

(allcinemaより抜粋)

 

 

公式HP

 

 

 

*****

 

先週ミニシアターにて鑑賞。

 

まーなんといいましょうか、

 

強烈極まりない作品でありました。

 

それでいて構想に20年費やした脚本は秀逸。

 

 

 

ネタバレ的なことはまだ上映中のところもありますので

 

やめときますが

 

カメラワークは終盤のところはデパルマチックだったり、

 

時系列の飛ぶクライムサスペンスってことで「レザボアドッグス」ぽくもあり、

 

成り上がり系、魂の青春映画ってことでいうと現代版「仁義なき戦い」とも、ある意味言えるかもしれない。

 

 

 

 

ま、ほめ過ぎでしょうが(^^;

 

でもそれくらい好みの作品でした。

 

 

 

 

そしてタイトルの意味深さ

 

「半狂乱」。

 

「狂乱」ではないのだ。

 

 

しかし本当に人は狂い乱れると

 

どうなるかがラストにわかる。

 

 

米題が「frantic」

 

調べると「必死」という意味のことだ。

 

 

 

 

 

このラストはどうであれ、

 

必死にあがいている人々に

 

特に20代後半の若者?たちに

 

もしお近くで上映の機会があるなら観て感じてもらいたい作品です。

 

 

 

 

監督はカルトな良品を送り続けている藤井秀剛監督。

 

「超擬態人間」を観て気になり劇場に行きました。

 

この作品もコアなファンがつきそうなこと間違いなし。

 

 

私はラスト、心の中で作品の演者さんたちに拍手喝采を贈っておりましたワ(^^)