リメインズ 美しき勇者たち(1990) | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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さてさて、

 

今日は昼間に2本、映画館で久々の鑑賞でありましたが、

 

その前にこちらを書き込み途中でしたのでやっときましょう。

 

 

本日も真田広之さんの作品です。

 

そんで千葉真一さんの初監督作でジャパンアクションクラブ(JAC)の創立20周年記念作品!

 

「リメインズ 美しき勇者たち」!

 

 

 

 

1990年公開 (米題:Yellow Fangs)

 

監督: 千葉真一
脚本: 佐藤繁子
製作: 桜井洋三・千葉真一・石田博

企画監修 :  深作欣二
アクション監督 :  金田治
音楽監督 :  真田広之

特殊造形: 村瀬継蔵/村瀬直人
製作会社: 松竹/サニー千葉エンタープライズ/JTB・京都映画
配給: 松竹

 

キャスト

真田広之/村松美香/菅原文太/夏八木勲/黒崎輝/真矢武/栗原敏/南田洋子/森田美樹/高部知子/蟹江敬三/長門裕之/奈美悦子他

 

 

JAC創立20周年記念作品として製作された、千葉真一の監督デビュー作。大正末期の北国を舞台に、人食い熊を追う若きマタギと、熊に家族を殺され、復讐を誓った女のドラマを描く。
 熊のシーンは主として本物の熊が用いられ、厚さ20ミリメートルの防弾ガラスを2枚重ねにした檻の中に人間が入り、実際に熊と対峙するという緊張感あふれる撮影方法で迫力あるシーンをものにしている。ヒロインの村松美香は『巨獣特捜ジャスピオン』のゲスト出演がファンには有名。

(allcinemaより抜粋)

 

*****

 

そんなわけで役者としてもアクションだけではなく色んな役を受けていたころの

 

1990年に主演を務めたこの作品です。

 

千葉真一さんは深作欣二さんに監督依頼したところ自分で撮ってみたら?と勧められご自身でメガホンをとることに。

 

深作監督は企画監修しスタッフなど全面協力したようです。

 

 

熊とマタギの映画というとその名も「マタギ」(1982)ってのが有名ですが、

 

 

こちらは小学校の映画鑑賞として学校の体育館で当時鑑賞した記憶アリ。

 

こちらもなかなかの作品でしたが、観返す機会があるときにでもやりましょう。

 

 

 

本題のほうは「三毛別羆(ひぐま)事件」という大正時代に実際にあった人食い熊の事件をもとにしたお話。

 

実際の事件のヒグマも2.7Mの巨大な凶悪極まるヒグマだったようで

 

作中のヒグマ(通称赤マダラ)もかなり凶暴な熊であります。

 

女性の肉が旨いのか女しか食わないという恐怖感。

(史実も同様だったらしい)

 

 

そんな熊に一家を殺害された娘と

 

その村のマタギたちの物語。

 

 

ロケも北海道の雪山にて撮影

 

 

 

村のマタギには

 

主役の真田広之さんに

 

 

一番渋いころの菅原文太さん

 

 

 

 

他にはJACの面々。

 

黒崎輝さんにJACブラザーズの一員だった真矢武、

 

ちょっと写真では見切れているが(^^;

 

「宇宙刑事シャリバン」のガイラー将軍、栗原敏さんの5人チーム

 

 

そしてヒロインにはJAC所属だった村松美香

 

 

歌も演技も上手くアクションもこなせるというお方でしたが映画はこれ1本。

 

 

撮影には本物の熊も出てきて、緊迫した猟も行っている。

 

 

 

話しは幼馴染のヒロイン、ユキが真田広之が熊を追っているところに遭遇。

 

家族を殺した赤マダラを、愛犬と単独で追っていたのだった。。

 

 

村でのシーン。

 

 

古き良き日本映画のようなシーン。

 

 

 

真田氏の母役は南田洋子

 

 

ヒロインの父に夏八木勲さん。

 

母に奈美悦子。

 

 

 

 

 

クマに襲われた家族のもとに走るヒロイン。

 

このシーンも良い。

 

 

 

父と弟は襲われ死亡。

 

母は食料として連れ去らわれていたがその後、喰われた跡が見つかる。

 

 

その家族の復讐に連れて行けとマタギチームに詰め寄るが女であることで帯同を拒む。

 

そこで彼女は単独で復讐のために赤マダラを探すのでありました。

 

 

 

 

 

 

 

(ここからはネタバレになります。。ご勘弁をば。。)

 

 

 

 

 

 

 

そしてとある村で赤マダラが近くにいるのではと

 

おびき寄せる作戦に!

 

 

その作戦が女を狙う赤マダラに家中に女の着物を掛け、真田自身も女の着物を着て待つ作戦!

 

 

 

 

そこにユキも同様赤マダラを待つことに。

 

 

 

 

 

 

迫る赤マダラ!

 

 

 

 

 

彼女は熊好み(?)の肌をあらわにレオタードみたいな姿に!!

 

この姿勢の良さ!

 

さすがJACの女優さんだけある。

 

 

 

 

 

ついに現れる赤マダラ!

 

 

 

 

 

 

 

 

で、出た!!

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・!!?

 

 

 

あれ!!?

 

 

 

なんか可愛いぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

あれーーーーー!!!?

 

 

 

 

 

 

シルエットはちょっとイカツイ。

 

 

見事とらえることが出来るのですが、

 

 

熊の造形は最期のシーンを見る限りではなかなかのディティールなんですがね、、、

 

 

 

 

 

撮り方なんかな。。

 

 

そして手がちょっと大きくてかわいく感じるよね(^^;

 

 

 

 

 

 

最期は寒い雪の中

 

熱い抱擁を交わす二人でした。

 

 

 

 

寒そうだね。

 

 

 

 

 

 

 

仕留めた後は気持ちも昂るってなもんだ!

 

 

 

知らんけど(^^;

 

 

 

 

 

見てられませんワン。

 

 

 

 

ワンちゃんはかわいいのう。

 

 

 

はい(^^)

 

 

 

ちょっと熊の撮り方の問題か

 

最期は茶化した感じにはなっちゃいましたが

 

 

実は非常に良いお話で、

 

北の日本の昔の風習や暮らしに

 

自然の中での生き方。

 

また自然破壊に対しての警鐘をさりげなく鳴らしてたりする。

 

 

ただ初監督だった千葉真一さんの

 

東映育ちの娯楽性がね

 

 

このレオタード姿を生んだんでしょうねえ(^^;

 

 

ちょっと困った顔の真田氏、

 

どうしていいか不思議な顔立ちのヒロイン村松さん(^^;

 

得意げなお顔の天然千葉さん!

 

楽しそうな犬!

 

それを遠目で笑ってみてる深作監督(^^)

 

 

なかなか良いスナップです(^^)

 

今作は珍しく出演なく裏方に徹した千葉さん。

 

千葉さんと真田さんの共作もね

 

やりたいと思いますが

 

 

次回は映画館で観てきたやーつをば

 

やりたいと思います。

 

 

千葉&真田作品はしばしお待ちを(^^)