サーそれでは、
いよいよ明日にせまった「ゴジラ対コング」ですが、
東宝特撮の1作を上げておきましょう。
以前のディアゴスティーニのDVDコレクションにもなく、
私の東宝特撮カテゴリにも上げていなかったこの作品。
「ガンヘッド」
1989年公開。(米題:GUNHED)
監督: 原田眞人
特技監督: 川北紘一
脚本: 原田眞人/ジェームス・バノン
製作: 田中友幸/山浦栄二
音楽: 本多俊之
製作会社: 東宝映画/サンライズ/バンダイ/角川書店/IMAGICA
配給: 東宝
キャスト
髙嶋政宏/ブレンダ・バーキ/円城寺あや/水島かおり/原田遊人/斉藤洋介/川平慈英/ミッキー・カーチス他
『機動戦士ガンダム』で知られる日本を代表するロボット・アニメのサンライズが東宝と組んだ、世界にも類を見ない巨大ロボットの実写作品。
(中略)
多国籍な俳優陣、英語と日本語が飛び交う邦画離れした独特の雰囲気。高さ6mの実物大ガンヘッドとミニチュアを駆使した川北紘一の重量感あふれるメカニック描写の特撮。本多俊之のテンポ良い音楽。見るべきところの多い作品だが、トレジャー・ハンターの大部分が、キャラクターが語られる前に抹殺されたり、世界観やストーリーの進行状況が把握しずらいなど、欠点も目立つ。興行的にも成功せず、以降純粋な実写巨大ロボット作品は製作されていない。
(allcinemaより抜粋)
*****
こちらも最近、U-NEXTのほうで観れるようになっていましたので久しぶりに鑑賞しました。
以前から、見せ場のロボットバトルまでの前置きが長く、
英語と日本語がごちゃまぜになっており話がつかめにくい。
しかし、ストーリーと世界観がちゃんと見てる側に伝われば面白い作品じゃないかと感じておりました。
当時は期待値もかなりあったしね。
おしいなと思っておりました。
そんで
今回観返した感想としては、、
やはりストーリーがつかめにくい。。(^^;
今回の配信で観たバージョンは吹き替えで、
ストーリー的には入ってきたんですが
中盤までの本編が盛り上がりなく淡々と続く。。
中盤のセブンとイレブンという子供たちが登場してからは起伏があり、話も入ってくるのですが
それまでがちょいとキツイですねえ(^^;
前半のトレジャーハンターの面々もなかなかの個性派ぞろいで
キャラクター的には良いのですが
もったいなかったかなあ。。
川平慈英さんなんて出てるのも分からなかったくらいだしねえ(^^;
ミッキーカーティスさんもいい味出してて
また後半出てくるのかなとか
思ってたけど後半は出ず。
ちなみに主役にはキングコング対ゴジラの高島忠夫のご子息、
高嶋政宏さん。
謎に押されていた時期です(^^)
それからこの作品の出演後、
「L.A.コンフィデンシャル」にも出演したブレンダ・バーキ
彼女が良かったし、彼女の物語にしたほうが
作品的にも見れたかもしれないね。
製作費は当時破格の15億円。
金はかけていましたねえ。
そして後半の目玉のロボットバトル。
実質主役のガンヘッド507
非常にナイスなデザイン。
メカデザインには「マクロス」の河森正治
当時(ゴジラVSビオランテの公開と同じ1989年)を思うと
デザインの再現度も、
造形の出来も素晴らしいのです。
特技監督は「ゴジラVS」シリーズの川北紘一さん
ロボットどおしのバトルもゴジラ並みの迫力でしたね。
そしてこの作品、
映画だけじゃなくメディアミックスされておりました。
ゲームに漫画、小説など
まあ、お金がかかっている割には
どこぞで観たことあるB級SF物のような作品であったのが
敗因だったのでしょうね。
では久々の東宝特撮カテゴリの新規書き込みでした。
この作品もいつかやんなきゃと思っていましたので、
簡単ではありますが再見しアップがかないました。
お蔵入り作品、軍事物のほかは
東宝特撮はあらかたこれで出そろったかな。
「ゴジラVSコング」は
来週あたり観れるかな。
映画館自体久々なんでね
楽しみですが、気を付けて行ってきたいと思います(^^)