今日はお休みで
雨かと思い、家にいました。
久々に身体休めた感じ。
てなわけで、ブログのほうもアップしましょう!
角川大映になってからはガメラはこの1作のみとなりますね。
好きな作品ですよ(^^)
「小さき勇者たち GAMERA」!
2006年公開(米題: GAMERA THE BRAVE)
監督: 田﨑竜太
脚本: 龍居由佳里
特撮演出: 金子功
怪獣造形: 原口智生
音楽: 上野洋子
製作会社: 角川ヘラルド映画
配給: 松竹
キャスト
富岡涼, 夏帆, 津田寛治, 寺島進, 奥貫薫, 石川眞吾, 成田翔吾, 田口トモロヲ,石丸謙二郎,小林恵他
人気怪獣キャラクター“ガメラ”を新たな視点から描いた冒険ファンタジー。ひょんなことから生まれたばかりのガメラを育てることになった少年とガメラとの心の交流と成長を瑞々しく描く。監督は“平成仮面ライダー”シリーズを手掛ける田崎竜太。
美しい海辺が広がる伊勢志摩。交通事故で母親を亡くしたばかりの少年、相沢透。ある日彼は、海岸で不思議な卵を拾う。やがてその卵から小さなカメが誕生した。透はそのカメを“トト”と名付け、父親に内緒で飼い始める。ところがカメだと思ったその生き物は驚くべき速さで成長し、やがて火を噴き、空を飛ぶようになるのだった。そんな中、街には凶暴な巨大生物が出現、人々を恐怖に陥れていた…。(allcinemaより抜粋)
*****
こちらガメラ映画ですが
大映マークの入っていないガメラ作品。
71年に破産した大映は徳間書店グループに映画事業を引き継ぎ、大映映画株式会社として名前を残していましたが、
2002年に角川映画と一緒になり角川大映映画となりました。
その後、2004年に角川映画と社名が変わり、「大映」の文字は消えてしまいましたが、
系譜ではちゃんと引き継がれる会社にて制作されたわけです。
さて、
今回は平成ガメラの3部作とはまた違う流れのガメラになります。
今までが、どちらかと言えばウミガメっぽい亀がモチーフされてきたと感じていますが
今回はリクガメがモチーフ。
なので生まれた直後は
リクガメそのものです(^^)
かわえぇなあ。。
主人公の少年、透くんとの交流、
また、ガメラ=子供の味方という
昭和ガメラの設定を生かした物語となり、
金子ガメラの3部作より対象年齢が低くなっています。
監督は戦隊ヒーロー、平成仮面ライダーシリーズの田﨑竜太
そつなく子供向けのガメラ作品を撮っています
角川製作なんで
当時のアニメ「ケロロ軍曹」も出てきます。
となりの家に住む夏帆ちゃん。
この時の伊勢志摩での撮影中の写真集「Step」も角川から発売されていました。
この頃はアイドル的な扱いでしたが、翌年主演した「天然コケッコー」(2007)で
この年の映画賞の新人賞を総ナメし人気を得る。
物語のほうは、
冒頭は1973年から始まる。
主人公の少年、透の父が子供の頃にも
舞台となる伊勢、志摩市にガメラが出現し
ギャオスと死闘を繰り広げていた。
その時のガメラがアヴァンガメラ。
必殺技が自爆という
悲しいさだめを持つガメラの1種。
今回の主役怪獣トトも
同じ流れのガメラ種である。
くりくりお目目が可愛いすねえ。
この時代設定、
73年というのがミソであり、、
71年に昭和ガメラの最終作、「ガメラ対深海怪獣ジグラ」があり、
次回作に「対ガラシャープ」という作品が企画されていたのですが、倒産したため企画のみの作品に。
つまりはガラシャープが72年にあり、
アヴァンガメラの戦いが73年にあったとされたのかもしれない。
(個人的妄想ですが、何か?(^^;)
そして、敵怪獣にはジーダス。
この怪獣こそ、どこかゴジラザウルスに似ているなと思い見ていると、、、
ウルトラマン怪獣のジラースやないかい。
ウルトラマンの時みたいに襟巻を取ってしまえばよかったのにね(^^;
あの頃は自由があったねえ。。
まあ、夢の対決の1歩手前までは行けたわけで、、(^^;
いいとこ突いてきましたなあと
思ったものです。
少年透との交流も泣ける。
母を亡くしている透と
自爆を最後の切り札としているガメラ種トト。
ガメラと子供の協力体制。
子供のリレーも泣ける。
やはり子供の世界と大人の世界というのは別次元だと感じるわけで、
それは目線の違いから直感的思考の違い。
大人の思考や目線とは
子供は全く違う。
昭和ガメラのシリーズはそれを教えてくれたが、
今は過保護になりすぎて
大人は子供を守る存在としか考えておらず
子供の考えはまず通らず、一方的に大人の考えの中に入れ込んでいる。
父と子の関係。
最初は子供の透のすることに否定していたが
この父親も
昔は子供だったわけだ。
最期は透と一緒にガメラを守る。
大人は「しょうがない」と
色んな経験を積み、あきらめを身に着けるが
子供は往生際が悪い(^^;
デパートでほしいものを泣き叫び諦めない子を見ると、
おいらもこんなだったなあと
母ちゃんに申し訳ないと思うものです(^^;
まあ、
そんなところで、
子供目線の映画の良作です。
次回は
今日の昼、家にいたときにネット配信で見ていた作品、
上げてみましょう。
では(^^)