江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間(1969) | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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どもども。

 

 

先日はですね、

 

行ったら抜け出せないと思いながらも、

 

いつかは行こうと思っていたところに行ってまいりました。

 

案の定、

 

丸一日滞在し、

 

次の日も足を向ける始末、、、

 

 

そう、、オタクの聖地ともいわれる中野ブロードウェ行ってきました!

 

 

 

いや、ヤベエのなんのって…

 

 

禁断の場所に足を踏み入れてしまったような・・・(^^;

 

2日目は娘も欲しい本があるというので一緒に行きました。

 

 

これからも何度となく通うことになるでしょうねえ。。。(^^;

 

 

 

はい。

 

そんなところで、

 

今日もカルトな作品でございます。

 

こちらも長らく観ることのできなかった東映作品。

 

 

「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」!

 

 

 

1969年公開

 

原作: 江戸川乱歩 

企画: 岡田茂、天尾完次 

脚本: 石井輝男、掛札昌裕 

撮影: 赤塚滋 

音楽: 鏑木創 

監督: 石井輝男

 

キャスト

吉田輝雄、賀川雪絵、小池朝雄、大木実、土方巽と暗黒舞踏塾他

 

【解説】怪奇・幻想・耽美の極致を追い続けた江戸川乱歩の作品「パノラマ島奇談」「孤島の鬼」などを題材に、鬼才・石井輝男監督がより一層の恐怖感を加味しながら、日本海に浮かぶ孤島を舞台にしたミステリーに脚色。能登半島に長期ロケーションを敢行し、裏日本の風光を丹念に取り入れ、妖気迫る雰囲気を盛り上げて描いた衝撃作。 精神病院に監禁された医大生・広介は、幻覚の中で、聞き覚えのある子守唄を耳にし、その唄を追って病院を脱走。唄の主は曲馬団の美少女・初代だった。だが初代は広介の目の前で何者かに殺されてしまう。広介は、子守唄の謎を解くべく北陸へと向かうが……。そこで出会った衝撃の光景。北陸の孤島に秘められた恐るべき事実とは? アンダーグラウンド芸術の雄・土方巽と暗黒舞踏塾が繰り広げる、めくるめく乱歩猟奇の世界。石井輝男監督が再度注目を集めるきっかけとなった作品でもあり、熱狂的なファンを得ながらも長らくソフト化されていなかった話題の作品が、ついに日本で初めてソフト化される!

(東映ビデオHPより抜粋)

 

*****

 

こちらもレアな日本のカルト映画として有名な作品の一つですね。

 

最近までネット配信をしていまして、

 

そちらで初の鑑賞。

 

このビジュアルからしても

 

 

 

 

 

かなりのゲテモノ映画かと思っていたところ、

 

鑑賞してみると愛の物語であったことに驚きました。

 

奇抜さや、意味不明さ(^^;  もあるのですが、

 

それよりちゃんとした物語であります。

 

 

そして、

 

狂気のなかにもどこか洗練された美しさをも持つ映像。

 

 

 

 

 

それは土方巽と、彼が主催する暗黒舞踏塾の方々のお力添えでしょう。

 

 

そして、この作品が愛の物語であるのは、

 

石井輝男監督の異常性愛路線シリーズの最終作であるということ。

 

 

やはり一般のホラー作品とも、カルトと呼ばれる作品とも一風を成します。

 

 

そして、

 

「おかあさーん」で有名なあのラスト、、

 

 

 

こりゃあ、

 

 

あの悪名高き中居正広主演の「模倣犯」の問題のラストは

 

この作品のオマージュであったとは!!

 

 

そう思うとあのラストにも合点がいきますねえ(^^)

 

 

ま、

 

どちらも突拍子なさすぎですが・・(^^;

 

 

 

 

作品自体は個人的な好みとはちょいと合いませんでしたが、

 

シナリオ、ビジュアル、狂気度、

 

どれをとっても完成度の高いカルト作品でありました。

 

 

これが公開当時、不入りで10日で打ち切られたとのことで

 

内容的な問題もあり長らく封印されていた作品でありました。

 

 

海外版があったのですが、日本の初めてのソフト化は2017年。

 

いやー、

 

 

それも今やネット配信で見れる時代になりましたからねえ。

 

その点では良い時代になったねえ(^^)

 

 

 

それでは次回の予定では

 

封印作品というわけではありませんが、

 

なかなかレンタル屋で見たいときに無く、

 

最近配信で鑑賞した昔の作品をば、

 

行ってみましょう!

 

なーんか

 

マニアックな作品が続きそうですがご了承ください(^^;