さてさて、
今日でちょうど東京来て1週間です。
来週からはお仕事始まりますが、なるべく書き込みは続けていきたいと思っております。
それでは今日はこちら。
「東京家族」!
2013年公開。
監督: 山田洋次
脚本: 山田洋次/平松恵美子
製作総指揮: 迫本淳一
音楽: 久石譲
キャスト
橋爪功/吉行和子/西村雅彦/夏川結衣/中嶋朋子/林家正蔵/妻夫木聡/蒼井優他
小津安二郎監督の不朽の名作『東京物語』をモチーフに、山田洋次監督が現代の家族像を描くヒューマン・ドラマ。子供たちに会うために東京へやってきた老夫婦の姿を通して、家族の絆を映し出す。老夫婦に橋爪功と吉行和子、長男を西村雅彦、次男を妻夫木聡が演じるなど、新旧実力派たちが多数顔をあわせた。
瀬戸内海の小島で暮らす周吉と妻のとみこは、子供たちに会うために東京へやってくる。郊外で開業医を営む長男・幸一の家に長女の滋子、次男の昌次も集まるが、生活のリズムが違いすぎて、やがて溝ができていく。そんな中、周吉は同郷の友人と酒を飲みすぎて周囲に迷惑をかけてしまい、とみこも幸一の家で突然倒れてしまう。(Moviewalkerより抜粋)
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此方に来たからというわけではありませんが、
こちらも最近鑑賞したもので、やりましょう。
内容とか、ちょっとしたアングルなども小津安二郎の「東京物語」(1953)のオマージュであることは明白でございますが、
この作品がもとは2011年の公開予定でありましたが東日本大震災があり、少し追加して2013年に公開となりました。
震災のことを入れることで当時のことがより深く突き刺さるようになっています。
今回の老夫婦には橋爪功さんと吉行和子さん。
東京物語と多少の違いがありますが
流れもほぼ一緒。
ただ、戦争で亡くなられた次男が生きており、フリーターであることが違い、
東京見物は次男が連れて行ってる。
元教師の厳しい父で、フリーターの次男とは親子の確執があるが、
次第にお互いがわかりあっていく。
そして、前回の次男の妻であった紀子さんは蒼井優さんが演じております。
このお二人さんも何度も共演しているように思えますが、
意外とそうでもないようです。
ドラマの「若者たち2014」では恋人役でしたね。
ありゃあ泣けたドラマでした。
映画では「クワイエットルームにようこそ」。
絡みは少なかったんかなと思いますが、どうでしょうね。
他は実写映画の「鉄人28号」(^^;
未見ですのでなんとも言えませんが、妻夫木君は風鈴売りの役なんで、どうなんでしょうか。
でもこの作品では実は金田正太郎役がなんと、子役時代の池松壮亮さん!
で、ヒロインに蒼井優さん。
ドラマ「宮本から君へ」では恋人役になっていますねえ。。
時代だねえ。。(^^
しかし、このドラマは漫画のドラマ化ですが
蒼井優さんはわざとお顔を面長に見せて、
似てるんだよねえ。
やっぱ凄いすわ。
お話を戻します(^^;
妻夫木君と蒼井優の作品内での出会いのきっかけは東日本大震災の被災地のボランティアであったとのこと。
今回も「東京は嫌だ」という父であったが、
紀子さんと次男の人柄に、また救われたように感じられます。
車がね、
かわいいね(^^)
パラパラと鳴るエンジン音が良い。
自慢の車であるが皆にはわかってもらえない。
このおんぼろ車自体はいまでは古い車ゆえレストア代が高くなって高額になりますが、何十年も前の車ですね。
こだわりと古い物、文化へのあこがれが
彼の中では大部分を占めて生きてるのでしょう。
今回のリメイクで山田洋次監督が痛烈に残したものがあり、
小津監督の物語ではおばあさまは広島に着いてからお亡くなりになるのですが
山田洋次監督は東京の息子の家で亡くなるのです。
ちょっと前に紹介した「家族」も東京で幼子を亡くしています。
これは偶然なのか。
たまにこの監督はグサリとやっちゃいます。
またやったな。と、
思うシーンでした。
さて、その後この作品は、
「東京家族 家族はつらいよ」となり、
シリーズ化されています
こちらはまだ見ていませんので、
また鑑賞したときにはやってみたいと思います。
では、
私も落ち着いたら車じゃなくても自転車くらいは買いたいねえ。
私はオンボロじゃなくて、
ちゃんと動くやつがいいねえ(^^;