愛と青春の旅立ち(1982) | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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今日も最近見返した作品です。

 

 

 

といいますか、、

 

 

 

高校生の頃以来なんで、

 

何十年ぶりに見返した作品ですわ。

 

 

 

「愛と青春の旅立ち」!

 

 

1982年公開。(原題 An Officer and a Gentleman)

 

監督: テイラー・ハックフォード
脚本: ダグラス・デイ・スチュアート
製作: マーティン・エルファンド

 

キャスト

リチャード・ギア/デブラ・ウィンガー/デヴィッド・キース/リサ・ブロント/ルイス・ゴセット・ジュニア他

 

ザック・メイヨは、13歳のときに母親が自殺し、かつて母親を捨てたも同然に扱った水兵の父バイロン・メイヨに引き取られた。フィリピンのスービック・ベイの軍港で初めて会った父親は、現地の売春婦に溺れる生活破綻者で、ザックもフィリピン人から暴力を受けて育った。帰国してからも父親は娼婦に溺れ続ける生活を変えなかった。


カレッジを卒業後、ザックは父親を見捨てるようにシアトルのレーニエ士官学校に入学するために家を出る。父親は、自分の「上官」の地位を目指す息子を嘲笑った。士官学校では教官のフォーリー軍曹が、士官候補生を心身両面で鍛えあげ徹底的に教育する。


そんなある日、ザックは市民との懇親パーティで製紙工場で働く女性のポーラと知り合う。次第に親しくなる二人だが、そこにはザックの母親が水兵の父親との結婚を夢見ながら、交際した末に捨てられた過去と同じような境遇の女性の姿が垣間見えてくる。士官学校の厳しい訓練でパイロットを目指しながらポーラとの愛を育むザックには、様々な試練が待ち受けていた。

(Wikipediaより抜粋)

 

*****

 

 

私は、

 

 

この作品は以前観た時、まだ若かったせいか良さがわからずに今までいました。

 

正直、ケツが良く出てくる、

 

なんちゃってカラテの映画だと、、、

 

まー、、、

 

 

なんて冗談はさておき(^^;

 

 

 

士官訓練のこともよくわからず、

 

簡単に言えば

 

兵隊さんに対する地元の若者的な見方。

 

 

 

そう、

 

このシーンの後、リチャードギアのカラテにやられちゃう、この若者たちと同じ考え。

 

 

いい思いして旅立っちゃう若者として見てるので、感情移入なんてできず。

 

イチャイチャばっかしてるし、、

 

 

 

恋愛もののくくりでこれまでとらえていました。

 

 

 

 

しかし、

 

見返して、気づいたんです。

 

 

 

恋愛映画ではなく、

 

若者の成長をせつなくも美しく描いた青春映画であったと。

 

 

 

 

 

 

主人公のリチャードギア(ザックメイヨ)は

 

子供の頃に母が自殺し、

 

愛情をしらないまま大人になる。

 

人とかかわるのがあまり好きではない。

 

 

生活も荒んでいたが、

 

パイロットになりたくて士官学校に入学する。

 

鬼教官フューリーにしごかれながら上官になるのを目指す。

 

 

髪もばっさり切りますよ。

 

 

 

仲間もできて、

 

いい仲の女性もできる。

 

 

でもどこか

 

 

彼は性格上、深く仲良くなれない。

 

上官はそれも見抜く、

 

上官は言う

 

「自分のことを自分自身でどこか人より下だと思ってるんだろ。」と、

 

もう、元の生活に戻れと、DOR (任意除隊願) しろと言う。

 

彼は言う

 

「帰るところがないんだ!」

 

彼の訴えに、上官は彼のことを理解する。

 

 

 

仲間と、女と出会い、

 

 

 

相手の子も友達同士だった。

 

 

 

 

 

彼女にも深く求めるがどこかドライ。

 

また彼女も好きという気持ちをはっきりと言えない。

 

二人とも結婚は考えてないという。

 

 

卒業間近になり、次の赴任先に行かないとならない士官生は

 

彼女とはこの土地での遊びだという。

 

その子の父がまた士官であり、母と別れていたことを知り、

 

自分の自殺した母をダブり、まだ彼女のことを思いつつも別れることを決める。

 

 

そんな中、

 

 

親友の死。

 

 

彼はどうしようもできない自分に対してのもどかしさ、

 

そして彼女に対しての煮え切らない思いのいらだちから、

 

上官のフューリーに決闘を望む。

 

 

自分の思いのぶつけ場所のなかった彼は上官に頼ったのである。

 

そして上官は彼の気持ちを察し、戦いを受け、

 

 

 

 

彼に、金的で勝利する!!

 

 

 

 

 

ここでも男のつらさ、人生の苦悩を伝える上官!

 

 

 

彼は何もかもすっきりさせた。。

 

 

 

卒業を決める。

 

 

 

上官との別れも、名シーンですね。

 

 

 

そして、彼女を一緒になることを決め、

 

 

工場の彼女を迎えに行く。。。

 

 

 

有名な名シーン、、、

 

 

 

 

 

このお姫様抱っこの中、

 

二人は同じ視線である人を見てほほ笑むんだよね。

 

 

 

その先には彼女のお母さんがいるのです。

 

 

 

私は今まで、そんなこと思わなかったが、

 

上のこれを見つけ、感じました。

 

 

 

やはり、

 

名シーンですと。

 

 

 

 

 

 

それから

 

亡くなった親友の彼女

 

 

 

この4人が出会うときには

 

親友が金髪の子を最初選んだんです。

 

 

もし、

 

親友が最初にデブラウィンガーさんのほうを選んでいたら、

 

4人の運命は全く違うものになっていたでしょう。

 

 

 

親友の彼女は

 

親友が死んだのはお前のせいとののしられます。

 

でも彼女は悪くない。

 

彼女は彼女の思いでそういう決断をしたのです。

 

 

 

リチャードギアの熱演もだけど、

 

この作品がこれほど素晴らしい作品になったのは、

 

お相手のデブラウィンガーさんの名演もあったでしょう。

 

彼女がよかった。

 

 

ありゃあ、リチャードギアもいちころですねえ(^^)

 

 

 

それでは、

 

本日はこれで終わります。

 

 

名作には名作といわれる由縁がなにかしらあるんだね(^^)