「キングオブポップ」マイケル・ジャクソンの伝記映画
「ボヘミアン・ラプソディ」(2018)を製作したグレアム・キングが、今度はマイケルのパフォーマンスを再現させる
クイーンは世代が若干違いますが、マイケルはドンピシャ世代ですのでね
行ってまいりましたよ
「Michael/マイケル」
2026年公開 / 127分 / アメリカ (原題:Michael)
監督 アントワーン・フークア
脚本 ジョン・ローガン
製作 グレアム・キング/ジョン・ブランカ/ジョン・マクレーン
撮影 ディオン・ビーブ
編集 ジョン・オットマン/ハリー・ユン/コンラッド・バフ/トム・クロス
製作会社 ライオンズゲート・フィルムズ/ユニバーサル・ピクチャーズ/GKフィルムズ/オプティマム・プロダクションズ
配給 ライオンズゲート・フィルムズ/ユニバーサル・ピクチャーズ/キノフィルムズ
キャスト
ジャファー・ジャクソン/ニア・ロング/ジュリアーノ・ヴァルディ/キーリン・ダレル・ジョーンズ/ローラ・ハリアー/ジェシカ・スーラ/マイク・マイヤーズ他
“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンの人生を「トレーニング デイ」「イコライザー」のアントワーン・フークア監督が映画化した音楽伝記映画。稀代のエンターテイナーとして音楽の世界に様々な革命をもたらしたマイケル・ジャクソンの偉大な功績に光を当て、伝説へと上り詰めていくまでの栄光の軌跡を、家族との葛藤と絆とともに描き出す。主演はマイケル・ジャクソンの甥でもあるジャファー・ジャクソンが務め、映画初出演ながら難役を見事に演じ切り各方面から絶賛された。共演はコールマン・ドミンゴ、ニア・ロング、マイルズ・テラー。
1966年、野心家のジョセフ・ジャクソンは息子たちに歌と踊りの厳しいレッスンを課し、やがて末っ子のマイケルをリードボーカルに据えた兄弟グループ“ジャクソン5”として売り出す。グループは人気を博し、スターダムを駆け上がっていく。1978年、青年となったマイケルは、名プロデューサー、クインシー・ジョーンズと運命の出会いを果たし、初のソロアルバム『オフ・ザ・ウォール』を発表、ソロアーティストとしても成功を収めるのだったが…。(allcinemaより抜粋)
オフィシャルサイト
Spotify:
Wikipedia:Michael/マイケル
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今日はこちら、観てまいりました
今日は水曜でサービスデーと言うこともあり平日ながら7,8割くらいの埋まり具合
そして女性の観客が多かった印象でした
まーなんつったってあのマイケルジャクソンの伝記映画です
もう何か月も前から宣伝もいれて売り出していましたので
ヒットはもうお約束事項でどこまでヒットが伸びるかが本作の期待するところでしょう
思えば今年は去年のようなロングランヒットな大ヒット作が「プロジェクトヘイルメアリー」くらいであり、そろそろ本作辺りで下半期に向け盛り上がりを見せておきたいところでありますが、ちょっと賛否が早くも起きているのは気になりますね
物語は幼少のジャクソン5の頃から
ソロシンガーとなり、スリラーのヒットで大スターに
そして初のソロコンサートとなる
「BAD」ツアーのLONDON公演までのお話となる
その中に、マイケルの魅力、才能、
そしてパフォーマンスの再現と、父との確執が描かれている
もう冒頭の制作会社のロゴの登場から
コンサートのような高揚感
IMAXではなかったのですが
そのマイケルの音楽につつまれた感じが堪りません
みんなで父の前で練習を積み、
小さな小屋で歌うようになる
いくら家族でやってることとはいえ
今では労基に思いっきし引っかかるであろうw
1969年、モータウンレコードから「ジャクソン5」としてデビューする
(実際はその2年前に「Big Boy」でマイナーレーベルでレコードデビューは果たしている)
それから「オフ・ザ・ウォール」で1979年ソロレコード発売
日本でも先行シングルの「Don't Stop 'Til You Get Enough」は
スズキのスクーター「LOVE」のCMに本人も登場し
ソロシンガーとして認知されていく
なにしろ、「オフ・ザ・ウォール」はマイケルの才能が開花した名盤となる
続いてはアルバム「スリラー」
このアルバムには
「今夜はビートイット」
「ビリー・ジーン」
「スリラー」などのヒット曲が収録されており
当時のマイケルを見事に再現
演じていたのは
マイケルの兄、ジャーメイン・ジャクソンの実子、ジャファー・ジャクソン
物語的にはマイケルの有名な逸話がいくつも小出しに出される
MTVへの出演には
当時白人アーティストしか出さなかった番組に人種の壁をぶち破り、
映像でも楽しめるミュージックビデオの先駆者となる
そしてジャクソンズを自ら解体し、父との決別を遂げ、
悲願のソロライブを迎える。
若干急ぎ足なところもあるが
マイケルの有名な曲は抑えつつ、
マイケルを知らない世代にも解りやすい内容となっている
スターウォーズの「マンダロリアン・アンド・グローグー」と同じく、
ファンに向けてファンムービーだけにならず
万人に楽しめるように製作されるのが今流なのかもしれない
エルヴィス・プレスリーの伝記映画「ELVIS/エルヴィス」(2022)のように本人や家族にとって悪い内容にならず、まるでマイケルが主人公のお伽噺を見ているようにも感じるところもある
だって家にはキリンもいれば、ラマもいるw
しかし、これにも深い意味がある
マイケルは子供のころから有名人となり
学校へ行っても友達は物珍しい目でマイケルを見て、友達と言える存在が作れなかった
それで映画やテレビ番組、そしてテレビゲームにハマるようになる
そして差別しない動物が友だちになる
ジャクソン5としてはモータウンというブラックミュージックのレーベルにいたが
まだ子供だからという理由で、与えられた楽曲しかリリースさせてもらえなかった
ブラックの中でも子供だからとか、アイドルだからとか、マイケルたちにとっては差別に近い苦汁をなめ続けさせられていたのだ
そんな意味ではこの作品の幼少のころからスターになるまでの間も様々な辛い事を実際はまだまだ経験しているはずだが
そこは当り障りなく割とソフトに
誰も傷つかずにストーリーは進んでいく
父親のジョー・ジャクソンの描写も思ったほど鬼親な描写ではない
逆にマイケルの突拍子のない行動を温かく見つめている
このあたりさわりのない、皆に気を使っている描写が
ちょっと物足りなさと、気持ち悪さを生む形もなり、
また、これだけのビックネームの伝記映画ともなると色んなしがらみもあるのだろう
ジャネット・ジャクソン、ポールマッカートニー、そして撮影までされていたが没となったダイアナ・ロス
このダイアナロスが消えたため、映画「ウィズ」(1978)のエピソードもなくなってしまう
そして極めつけは
マイケルジャクソン裁判を描けなくなってしまったということ
本当は描く予定だったと言われているが、裁判相手との兼ね合いがあり撮れなくなったらしい
予告にもあった勝訴シーンのオマージュ
あれは別のシーンで登場する
このシーンに限らず
臭わせなシーンは非常に多い作品でもある
サインをねだる子供ファンの名前を違う名前を書かせる親だったり、
鼻を触る仕草だったり、、
描き切れなかったエピソードは臭わせで見せているように感じ、
伏線とまでもいかないで終わらせているためになんとも消化不良に感じるところもある
本当なら初のソロライブとなる「BAD」のワールドツアー、
日本からツアーは始まるのだがそれすら描かれていない
どうしても各方面に気を使ったおかげで
あらゆるところを端折り、駆け足になった感はあるが
しっかりマイケルの心情や、魅力、そして何といっても
パフォーマンスの再現、
しっかりと描かれてはいる作品になっている
本作を見て感じたのは
ファン向けでもあり、
ファンではない人向けでもあり、
関係者向けでもあり、
そして、マイケルに向けて
マイケルが見たら、喜んでくれるかなと思いながら作った作品のように感じました
マイケルなら
「もっと自由に撮りなよ」って言ってくれたかもしれないねw
まあ、続編も決まりそうですのでね
「BAD」以降はさらに怒涛の日々が彼には待っています
次もマイケルに捧げられる作品になるのかは不安でもありますが、、
楽しみに待ちましょう
あ、ちなみに
個人的な彼への想いは
下の「Rey・レイ」の記事の後半に書かれています
また続編の時にでも
あの時のマイケルの話をしましょう
ちょっと乱文になってしまいましたが
この辺で。
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