マネックスメールのつぶやきから
マネックス証券に口座を作ると、毎日マネックスメールとして、その日の相場状況や、お知らせなどのメールが入ります。いつも、内容は殆ど見ずに、最後の方にある「つぶやき」を読んでいました。
これは、元々松本大ファウンダーが毎日思う事を短文で投稿していたのですが、最近方式が変わって、松本さんを含めて4名の方が日替わりで短文投稿されています。
最近面白かった、大槻奈那(ピクテ・ジャパン株式会社)シニアフェローのつぶやきを一部抜粋して紹介します。
以下引用
アリはいつ遊ぶのか?
少し前から話題になっている「Die With Zero」という書籍を手にしました。テーマは、死ぬまでにいかに蓄えを使い切り、人生を豊かにするか。「デキュミュレーション(資産の取り崩し)」の実践編のような本です。年齢とともに、健康が低下し、物事への興味が失われていくので、その前にお金を遣おう、と説きます。夏を謳歌するキリギリスを横目に働き続けたアリの譬えを引用し、「アリはいつ遊ぶのか?」と問いかけます。
全文と過去のつぶやきは、以下のWEBで読む事ができます。
アリはいつ遊ぶのか?
さて「アリはいつ遊ぶのか?」
自分の子供のころの「アリとキリギリス」の童話は、冬になって食料のなくなったキリギリスは死んでしまい、夏の間一生懸命に働いたアリは、その食料で冬を過ごす事ができてめでたし、めでたし。
つまり、アリは冬に家族と共に楽しく遊んでいたと考えられます。
一方でキリギリスが必ずしも不幸であったかというと、少なくとも夏の間、人生を自由に謳歌できた事を思うと、あながち不幸な人生でもないと思います。
振り返って見て日本のサラリーマン。
ある世代以上の人は、まさにアリと同じ人生を送る事ができて、ある時期がくれば、それまでにコツコツと一生懸命働いて貯めた資産と年金で人生を謳歌する事ができました。
実際、自分の親の世代は、毎日日曜日で自由に人生を謳歌しています。
一方で、今の現役世代のサラリーマンは?
ある程度の富裕層以上であれば、問題はないのでしょうが、アリにもなれない高齢者はこの先沢山出てくるのではないでしょうか?
今の日本、「人生100年時代」という陳腐なキャッチフレーズの元、文字通り死ぬまで働いて、税金・社会保障を絞り取られる。
「はたらけどはたらけど
猶(なほ)わが生活(くらし)楽にならざり
ぢっと手を見る」
/石川啄木
日本は、どうして、こんなしょぼい国になってしまったのでしょうか?
RTR54
