2019年、明けましておめでとうございます!
今後とも気まぐれにブログ更新していきたいと思います。


もう明日となる1月2日、「純情のアフィリア 定期公演#3〜桃井はるこ楽曲スペシャル〜」が行われるそうですね。
つまり桃井はるこ祭りとのことで、モモイストとしては大変誇らしい気持ちです。
その一方、「桃井曲って名指しされるほど人気あったんだ!?」という嬉しい驚きもあったりキョロキョロ

何にしても貴重な機会ということで、
桃井はるこさんがこれまでアフィリアに提供した曲を振り返り、その印象や魅力を改めてまとめてみました。
いつも以上にモモーイ曲を褒めまくりますよ!
アフィリアはあんまり知らない…というモモイストには、今からでも気になる曲を見つけてもらえたら嬉しいです。
また、桃井はるこさんに馴染みがないセンパイには、桃井曲の魅力をぜひ再確認していただきたい!


※なお一モモイスト目線の個人的な感想のため、ライブの楽しみ方などではありませんのでご注意。
(むしろアフィリアのライブは数えるほどしか行ったことのない在宅なので、にわか発言してたらすみません)

それではどうぞ!



カラオケアフィリア・サーガ・イースト


〜2009年〜


『ルミナスの泉』
作詞:志倉千代丸   作曲:桃井はるこ

記念すべきデビューシングル。
千代丸さんとモモーイの夢の合作というスペシャル感もさることながら、当時感じた驚きは「掛け合い曲」だということ。
2パートに分かれて重なる歌はとても一人で歌えるものでなく、桃井はるこソロ曲ではあり得ない構成です。
そのため「モモーイこういう曲も作れるのか!」という新鮮さを感じました。
王立アフィリア魔法学院の校歌っぽい印象で歌としては大人しめですが、正統派アイドルな感じで好きです。


『メリディンの祈り』
作詞:桃井はるこ   作曲:志倉千代丸

セカンドシングル。初の作詞。
アフィリアの世界観をモモーイの言葉で表現した最初の楽曲ということになりますね。
アフィリアって魔法の国が舞台じゃないですか。作詞したと発表された時は正直、「モモーイあんまり厨二系得意じゃないけど大丈夫かな?」と思ったことを覚えています。
厨二病の詩を書かせたらピカイチな千代丸さん(褒めてます)の曲と比べられてしまうかも、とか余計な心配したり。
そしていざ、このメリディンの祈りの歌詞を見ると……「愛」「光」「夢」など、希望に溢れた言葉がいっぱい。ニチアサとか友情努力勝利とかそっち系で、いかにもモモーイらしい魔法使いソング。
難しい用語ありきじゃなくて、こういう真っ直ぐな方向性もアリなんだ!とホッとしたのでした。
千代丸さん作のメロディもアニメOPっぽくて楽しい。めっちゃいい曲です。
メリディンって何だと思ったらアフィリア世界にメリディン教神殿というのがあるらしい。


〜2010年〜


『教育的指導!』
作詞/作曲:桃井はるこ

サードシングルのカップリング。
「けしからんらんらんらんらんららん」のフレーズが楽しくてポップな曲…と見せかけて、結構セクシャルだったりする。
「守りたいのこのヴァージニティー」とかアイドルに歌わせるなんてまさにけしからん。でもこういう女心分かる気もする。
そう、モモーイ曲って聴いてると男性の気持ちにも女性の気持ちにもなれる不思議な魅力があるんです。私だけかもしれないけど。
ラスサビ前の「元気に仲良くね」のところで毎回なぜか泣きそうになる。


『ワタシ☆LOVEな☆オトメ!』
作詞/作曲:桃井はるこ

これね〜大ヒットですよ。
テンポの速い萌えソングで、歌詞も曲も超楽しい。
ゲーム『W.L.O 世界恋愛機構』のテーマ曲だからタイトルも「W.L.O」になってて、桃井さんらしい作品を尊重したこういう遊び心が大好きです。
「午後・ゴー!」とかのダジャレもキレッキレ。
個人的にはCD発売イベントでコヒメさんとチェキ撮ってもらった思い出もある曲です。
ダンスがまた可愛いんですよね…。


『恋をゲームにしないで!』
作詞:桃井はるこ   作曲:大島こうすけ

ゲーム擬人化ゲーム『ネプテューヌ』シリーズの最初の提供曲。
ゲームがモチーフの作品ということで専門用語が散りばめてあって楽しそう。元ネタ分からないのもあるんですが雰囲気は伝わってきます。
作曲の大島さんって元WANDSの方だったんですね…(超今更)
EDテロップが流れてきそうなしっとり目の曲で、「恋をゲームにしないで」というメッセージの切実さを感じます。


〜2011年〜


『飛行実習 〜Learn To Fly〜』
作詞:桃井はるこ   作曲:大島こうすけ

魔法使いと言えばほうきで空を飛ぶ、そんな姿を想像できる一曲。
最初に聴いた印象を正直に言ってしまうと、AメロBメロはすごく良いのにサビの盛り上がりが足りないような惜しい感じでした。何だろう、突然短調っぽくなる…?(素人意見すみません)
でも!アフィリアのライブですごく愛されている曲とのことで、特にアヤミさん卒業ライブを観たら盛り上がりすごかった。
「あなたに、あなたに、会えてよかった…」のところで推しメンの名前を呼んだり、とにかくセンパイとアフィリアの絆を感じました。
これはCDだけ聴いていては分からなかった。アーティストとファンの気持ちが一つになることで曲が成長している、という感想です。素敵。


『TANTEI☆ラプソディ』
作詞/作曲:桃井はるこ

ゲーム『たんていぶ』主題歌なので探偵の曲。
そんな中でも「ラストドリンクはホワイトルミネス」とかアフィリアらしいワードがあってニヤリとします。
「つぶやきの時刻から割り出したアリバイ」とかさりげなく怖い。
でもこれまでの曲もそうですが、桃井さんはアフィリアに提供する曲は最大限のかわいさ素直さを詰め込んでる気がします。
モモーイソロ曲ではなかなかこういうタイプの曲は聞けないんですよね。


『Dearセンパイ❤︎〜メンバー自己紹介ソング〜』
作詞:桃井はるこ+アフィリア・サーガ・イースト   作曲:桃井はるこ

ありそうで無かった自己紹介ソング。
これがすごく良いんですよ…メンバーを把握するのがあんまり得意でない私でも、この歌に参加しているメンバーに関してはすぐ覚えました。
一人一人の特徴や挨拶などが分かりやすく詰め込まれていて楽しいし、「愛と勇気と魔法の乙女」「アフィリリル〜!」などのアフィリアを示すワードがふんだんに使われています。
惜しむらくはこの曲のメンバーが全員卒業してしまっていることですね…難しいと分かってるけどいつも最新メンバーで更新してほしい〜!
それくらい魅力的な歌です。


〜2012年〜


『倍速恋愛時計』
作詞/作曲:桃井はるこ

モモーイがすごい曲ができた!みたいなこと当時言ってた気がするんですがソースが思い出せない。
テンポが速くて力強いラブソング。前にカラオケで歌ったらめっちゃ楽しかった。
これが好きと言うメンバーやファンは結構いて人気がある曲という印象。
ライブに行った時はイントロで倍速MIXが入って面白かったw
あと時計の針を模したダンスが可愛い。


『エシカル〜ありがとうを伝えたい〜』
作詞/作曲:桃井はるこ

聴くたびに泣きそうになります。
アーティストからファンへの感謝の気持ちを表した曲なんですが…こういう曲モモーイに書かせたらヤバイって。
知らないモモイストがいたらぜひ一度聴いてみて下さい。
桃井さんの優しさがアフィリアサーガの優しい歌声で表現されていて二重に涙腺直撃コースです。
アフィリアのテーマである「誰かのための自分」というワードがサビの一番いいところで入っていてさすが。


『ヴィーナス☆女神っくす!』
作詞:桃井はるこ   作曲:大島こうすけ

『ネプテューヌ』曲その2。
これは何だか不思議な魅力がある曲で、私は何度も聴いています。
「レーティングなら自分で決めるわ」っていいよね…。
派手さはないかもしれないけど、呪文のようなゲームネタの数々と優しい歌声が癒される。
そして、この後もいくつか出てくる「女神」がテーマの曲の一つ目。

以下、当時のモモブロより引用。
サーガメンバーに、先輩方一人一人にとっての女神になってもらいたいなーという気持ち、
そして…女神をめざす女の子って、キラキラしてて、その時点でもう既にかわいいよなー、なんて、そんな思いをこめました」
アフィリア・サーガメンバーひとりひとりが女神なんだから、
11人メンバー全員あつまったらもう『ヴィーナス☆女神っくす!』でしょ!
みたいなイメージでこの名前をつけました( ´ ▽ ` )」
https://ameblo.jp/momoi-ktkr/entry-11403471462.html

メンバーを女神だと言い切るモモーイの気持ちがなんだか眩しくて、このブログは印象的です。


〜2013年〜


カラオケアフィリア・サーガ


『Happy! Puppy!』
作詞/作曲:桃井はるこ

これも個人的大大大ヒット。
『ワタシ☆LOVEな☆オトメ!』のような明るい萌えソングで、聴いてるだけでとにかく楽しくなります。
主題歌になっているゲームのタイトルに「Puppy(子犬)」が入っていることから犬ネタが豊富。犬好きは必見です。
そして可愛いだけじゃなく、「後悔よりも前向き」「ひたむき、それは輝き」とか真っ直ぐ前を見ようとする(=つまり今は落ち込んでる)曲でもあって、少し切ない。
そういう、萌えソングにひとつまみの塩を入れて絶妙な塩梅にするのがモモーイ節…と思っている。


『Nighty night 〜オヤスミセカイ〜』
作詞/作曲:桃井はるこ

優しいバラード曲。
まさに夜の森を旅しているようなファンタジーな世界観です。魔法使いらしさもあってアフィリアサーガにぴったり。
夜に聴くといい感じに眠れそう。
「北風と太陽 そんなの今の流行りじゃないと 言われても わたしは 太陽になりたい」のくだりはなんとも桃井さんらしい。


『ネプテューヌ☆サガして』
作詞:桃井はるこ   作曲:大島こうすけ

アニメ『ネプテューヌ』のED。
これまでの2曲と雰囲気を寄せつつ、更にパワーアップした印象です。
ゲームを愛したプレイヤー、そしてそのゲームから届くお礼のメッセージ。
その世界観が見事に表現されてます。
「十年後も 百年後も 千年後も遊ぼうよ」からの「中の人ってあなただったんだね」のパートが好きです。
そこからラスサビへの盛り上げで畳み掛けてくるのが気持ちいい。
聴いてるとまた涙腺が…。


『NEXT STAGE!』
作詞/作曲:桃井はるこ

ネプテューヌ☆サガしてのカップリング。このCDはモモーイづくしでしたね。
桃井さんなりのアイドルの魅力を込めた一曲とのことで、真っ直ぐでキラキラした正統派アイドルソング。
でもサビ前の「You're perfect producer…」は言わせたでしょw
「魔法」とか「神話」とか、アフィリアっぽい言葉が入ってるのはいつもながらニヤッとします。

モモブロで曲解説してたのを乗っけておきます。


『S・M・L☆』
作詞:桃井はるこ   作曲:濱田幹浩

聴いた瞬間「これは来た」と思った。
モモーイの歌詞の可愛らしさとハイテンポで楽しいメロディががっちり噛み合った、素晴らしい萌えソングです。
ワンフレーズごとにグッとくるワードやら合いの手やらが飛び込んできて全然飽きさせない。
好きなところいっぱいあるんですが、特に一番の「まだ見習いの身だから」と二番の「まだ初恋ノリだから」のマッチングには唸る。(聴けばこの気持ち良さが分かるはず)よくこんな言葉思いつくなあ。
この曲、アフィリアの歴代売上1位なんですね…!売上がすべてではないけど、沢山の人に愛されているのかと思うと嬉しい。アニメのOPムービーも良かった。

記事の趣旨とは離れてしまうけど、濱田幹浩さんの作った『Lost In The Sky』めっちゃ好きなんですよね…またモモーイと一緒に曲作ってくれないでしょうか。


〜2014年〜


『マジカル☆エクスプレス☆ジャーニー』
作詞/作曲:桃井はるこ

Stand-Up! Recordsになって最初のシングル。
そんな大事な一曲をモモーイに任せてもらえたのをファンなりに喜んでました。
またまた魔法学院の世界観を散りばめつつも、列車をテーマにした「出発進行!」とかのフレーズが可愛くて楽しい。
そして、これまでのモモーイアフィリア提供曲と比べて、なんだかファンタジーな歌詞が増えてきた…!
「ユニコーン」とか「双子のエンジニア」とか。
厨二病とまではいかないけど、背景設定がいろいろありそうな想像が膨らみます。
モモーイの引き出しがまた広がったような印象でした。
とにかく勢いがあって楽しくて、でもぎゅっと切なくなるような曲です。大好き。


『ヴィーナスと蒼き七つの海』
作詞:桃井はるこ   作曲:木村有希

マジカル☆エクスプレス☆ジャーニーのカップリングで、ライブツアーのテーマ曲。
これも聴くと泣きそうになります。
モモーイのメッセージがたっぷり詰まっているのは本人のブログとかからも伝わって来たんですけど、ライブDVDを買ったらアフィリアサーガメンバーとセンパイにもとっても愛されている曲でした。熱かった…。
「僕らの熱い心が重なれば 美しい蒼き女神が舞い降りる」なんて、まさにライブの情景そのもの。
アフィリア・サーガは、センパイがいれば、女神になれる。
それをモモーイが心から信じているのが分かります。
そして二番の「わたしがもしも女神になれたなら」のところ、可愛い。

モモブロでの言及はこちら。(たぶんこれだよね?)
モモーイのコーラスも入ってるんですね。


『ジャポネスク×ロマネスク』
作詞:桃井はるこ   作曲:bassy

珍しい和風ロック系。
ラノベっぽい世界観で、女の子が江戸時代にタイムリープしてしまうという話。
今更だけど魔法世界は何でもありだなw
これもライブで大変盛り上がっているのを見て、確かに体が動いてしまう熱い曲だなーとCDだけでは分からなかった魅力を発見できました。


〜2015年〜


『女神さまのポイントカード』
作詞/作曲:桃井はるこ

シングルのカップリングで、恐らくは自由なテーマで作っているっぽい。
ついてないことがあっても女神さまがあなたのことを見ていますよ、っていう励ましソング。
日陰者のための歌が得意なモモーイらしいです。理不尽な目にあった時に沁みる。
もう「女神」はアフィリアサーガのテーマの1つとなっている(と勝手に思ってる)。


ちいさなまほう~Small Magic~
作詞/作曲:桃井はるこ

しまったこれ聴いたことなかった…まとめてて思い出しました。全曲レビューの予定だったのに〜!
アルバムの限定版についてくる曲なんでしたっけ。聴ける機会を探します…。
ネットで見た歌詞の印象は「オヤスミセカイ」のような優しいバラードという感じですが実際はどうなんでしょうか。


『ハツコイ///ストライプ』
作詞/作曲:桃井はるこ

ゲームの主題歌で、初恋のときめきを描いた曲。
いや〜見事な乙女モードで、最初から最後までキラキラしてます。
ずっと可愛いままで、モモーイ曲にお馴染みの生々しさはカケラもない。逆に新鮮です。(褒めてますよ!)
アキバのどこかのお店で店頭ムービーが流れてたので、つられてエロゲコーナーに見に行った記憶があります照れ


『Embrace Blade』
作詞:桃井はるこ   作曲:山口俊樹

またまたアニメOPで嬉しい!こうして見ると結構歌ってますね。
そして直球のカッコいい系アニソンな歌詞でちょっと驚きました。
「疾走(はし)れ」「紲(きずな)」って!
モモーイの厨二力が着実に上がっていて嬉しい限り。


〜2016年〜


『キラキラレディオ』
作詞:桃井はるこ   作曲:A-bee

モモーイのラジオ大好きな気持ちがいっぱい詰めこまれた曲。これも好きでよく聴いてます。
宇宙から届くラジオというSFな世界観で、アフィリアの綺麗なハーモニーがぴったり。
「誰にも in one night(言わない)」とかの言葉遊びもあって、歌詞を見るのが楽しいです。
離れ離れの一人どうしの心が繋がるような、すごくいい曲だと思います。


『ハッピーバースデー☆エンカウント』
作詞/作曲:桃井はるこ

確かユカフィンさんの誕生日にリリースされたシングルのカップリング。
モモーイ初の?誕生日ソング!ということで、馴染みがあるフレーズを繰り返したり、初聴きでばっちり歌えそうな分かりやすさが良いですね。
とにかく耳心地が良い。
「いろんなことがあった一年 そしてこれからもよろしく」のところで泣きそうになる。
あとは「キャンドルを、吹き消して!」\Fu-!/が好きすぎる…天才か。


〜2017年〜


『魔法のチョコレート伝説』
作詞:桃井はるこ   作曲:神谷礼

バレンタイン曲。モモーイに冬の曲は少ないので貴重。
恋を頑張る女の子を応援してる曲で、テンポが速くて耳に残りやすくて好きです。とにかく可愛い歌。
真っ赤な衣装も印象的で、この曲のシングルのCMはチョコレートのCMみたいに可愛かったなあ。


『ミライからきた私』
作詞:桃井はるこ   作曲:HaTo

モモーイ曲なのに一人称が「わたし」じゃないんだなーと思った記憶。
(ワタシLOVEなオトメとかもあるから、絶対じゃないんだろうけど)
未来から来た自分が今の自分を肯定してくれる曲。卒業するメンバーへの激励が込められているんだろうなあ…。
「本当にこれでいいのかな」という気持ちと、「これで良かったんだ、大丈夫」という気持ちが交差するメッセージソング。
人生の分岐点に聴きたい一曲。


『アフィリアの誓い』
作詞/作曲:桃井はるこ

これ最高ですよ…。
アフィリアの歴代曲のワードが順番に散りばめられていて、これまで頑張ってきたメンバーにも、応援してきたファンにもぐっとくる曲。
サビの「僕には最高の魔法つかい」ってところヤバイ。見習いじゃ、ないんだ…!こんなの泣いてしまう。
この先この曲を聴いたら絶対、楽しい思い出が蘇る。そういう風にできてる。
やっぱりモモーイの作るテーマソングって素晴らしい。


カラオケ純情のアフィリア


『はじめてのSEASON』
作詞:桃井はるこ   作曲:中山英二

ここから純情のアフィリアへ。
新たなスタートを切った最初の曲はアニメ『はじめてのギャル』OP。
モモーイがこの作品を大層気に入って、ラジオとかでギャル萌えを熱く語ってたのが印象深いです。
ハジける夏の雰囲気はもちろん、微妙な女心も描いた可愛い曲。
「こたえならYes!だけどカンタンだって思われたくない」のところが好きです。そうだよね。


〜2018年〜


『Spell☆Of☆Love』
作詞/作曲:桃井はるこ

『この世界に魔法なんてないよ』から始まった純情のアフィリアへ、モモーイから改めて「アフィリリル〜」の呪文が授けられました。
明るい呪文でみんなを元気にしてくれる純情のアフィリアのキャラクターソングっぽい感じ。
前向きな気持ちになれます。


『起・承・転・結・序・破・急』
作詞:桃井はるこ   作曲:野村勇輔

アニメ『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』ED。
ヒロインが物書きだから、テーマは文学少女だったらしい。
「言葉が、溢れて」のところ良いですね。
桃井さん自身も近年は『本の窓』の小説連載があったりしたので、言葉を紡いでいるこの曲のヒロインと重なるところがあったりするのかなーなんて考えるのが楽しいです。
特になんかこう、内にこもってる陰キャな感じがとてもよく出てるw(褒めてます!!)
「序破急」って改めて調べてみたら元は音楽用語だったとか。そんな所もマッチしている。
かなり好きな曲なのですが、サビの「今のわたしの夢よ唯一の〜」のところが早口というか、ブレスがないのがもぞもぞする…「夢よ」で区切ってほしい…(個人の好み)
でもそんなところが気になるくらいヘビロテしています。


カラオケ番外・momo-i

『オペラファンタジア』
作詞/作曲:志倉千代丸

2007年にリリースしたモモーイのシングル『悠遠のアミュレット』のカップリング。
個人的には未だにプリズムアークのED映像を思い出します。水着のキャラがいっぱい出てくるやつ。
デビューしたてのアフィリア・サーガ・イーストは、持ち曲がまだ少ない中、この曲をよく歌ってくれていました。
千代丸さんが作っていて桃井さんが歌っているこの曲は、アフィリアが歌ってもとっても可愛い。壮大で、希望を感じる明るい曲です。
アフィリアの曲はもうたくさんたくさんあるけれど、今でも歌ってくれると嬉しくなります。
モモーイ作ではないので番外にしましたが、これも桃井曲のひとつということで入れてみました。



以上、2018年までの桃井曲でした!
ざっくりした感想になってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。


総括。

①モモーイの厨二力はアフィリアのおかげで高まった。
いわゆるかっこいいアニソンに出てくる厨二ワードというのは、以前の桃井さんの作詞曲にはあまり見られなかったのですが、
アフィリアのファンタジーな世界観を表現していくうちにその引き出しはどんどん多くなっていった気がしています。
Phantasista』とかアフィリアの経験値が活きてると思うんだよなー…掛け合いもあるし。

②桃井曲の大きな魅力は「真摯」「献身」。
数々の楽曲に込められた想いの中で、ひときわ胸を打つのは、アフィリアのテーマとも重なる「誰かのため」という気持ち。
「エシカル(道徳上)」とか、『起承転結〜』の「dedication(献身)」とかの言葉選びひとつひとつに、ひたむきでまっすぐな優しさがぎゅっと詰まっているんですよね。
この優しさが私は大好き…。
桃井さんはアフィリアのメンバーを心から信じて、真摯さを託しているような気がします。

③モモーイにテーマソングを作らせたら素晴らしい仕事する。
私が言うのも変だけど主題歌のお仕事もっと下さい…。聴きたい聴きたい!



いかがでしたでしょうか。
こうして見ると曲数多いですね。そしてほんとに名曲揃い!
知らない曲があったらぜひ聴いてみて下さい。
私はモモーイファンですが、アフィリアへの提供曲にはモモーイソロ曲では聴けない魅力があって好きです。
大人数ボーカルが楽しいし、あとは桃井さんが自分で歌うと照れそうだなーって歌もあるのでw

今後とも桃井はるこ曲もっと聴きたいです!
ぜひぜひご贔屓に!



それでは、今年も楽しいミュージックライフをお過ごしくださいルンルン



2019年 元旦

久しぶりにイベントの感想です。
11/11のワンマンの感想も書けてないのですが…いやー筆まめな人ってほんとに凄い…


去年のpink hippoアルバム、今年の純愛マリオネットと連続してリリイベに行けていなかった私です。
今回の浜北は行ける日程でガッツポーズ!
静岡だし日帰りで行けるでしょと思って地図を見たら…思ったより遠っびっくり
静岡でも西の方なんですね…。

でも先日のワンマンがすっごく良かったんです。
その余韻も冷めやらない中、このチャンスを逃すわけにはいかない!
そんなわけで偶然モモイストのお友達の車に乗せていただけることになり、浜松へと向かいました。


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途中で立ち寄った駿河湾。
とってもいい天気でした!
富士山はこの裏側だったので撮れなかった。



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はじめてのプレ葉ウォーク浜北へやってきました。
普通のショッピングモールの広告に混ざるモモーイ。


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ステージはこんな感じ。
クリスマスツリーが大きい!クリスマスツリー
この時はまだイベント開始までかなり時間があったので人が少ないです。
本当に建物の中での晒しイベントでビビる。
こういうとこで過去やったことありましたっけ…?
ショッピングモールの端の方ではあるんだけど、開放的で音がどこまでも届きそうな感じ。


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イケヤさんでCDを買ったりモモイストと話していたりするうちに、モモーイが出てきて公開リハが始まりました。
星空ダンシングで軽くマイクチェックしてるモモーイを静かに見守る。
思えば公開リハなんて見たことあんまり無いかも。

モモーイは笑顔だったけどやっぱり緊張してそうな感じでした。
すでに座席には地元のおじさんおばさんが居たり、いつもの現場とは全然違う雰囲気だし…。
こっちまでドキドキしてくる。

一旦モモーイが引っ込んで、スタッフさんが前説。
「かけ声などは良識の範囲内でお願いします」フフッとなったw

開始まであと少しというところでお隣に地元民らしきおば様が座って「これは何の人なの?」と話しかけられ。
ドギマギしつつ「シンガーソングライターさんです、アニメとかの曲をやってる…」とかなんとか答えました。
これを見るために東京から来たんだと言ったら驚かれたw まーそうですよね。



そして13:00、イベントはいきなりワンダーモモーイからスタート!
正直大丈夫か!?と思ったびっくり
だっていくらモモイストが平均年齢高いとか言われてても(…)さらにその両親くらいの年齢の人たちがいる中で!ビックリしちゃうのでは!
でも、見える範囲では誰も席を去ったりせず聞いてくれていました。(心配しすぎ^^;)

前奏の時、立ち上がった一番前のモモイストたちにモモーイが「え〜立つの?w」って言ったら、ササッと座席の端に移動してた。すばらしい。
「あ、移動してくれた。だって後ろの人が見えないじゃん!w」優しいモモーイおねがい

そう、立っていいのかどうか分からなくて周囲の様子を見てたんですけど、桃井さんの鶴の一声でまとまって良かった。
やっぱり初めてモモーイを見る人たちにちゃんと見てほしいしね!
一斉点灯もできて楽しい。

2曲目はプラチナジェット。
知名度の高さ的にもいい選曲ですね口笛
続いてDIY、星空ダンシングの4曲を披露してました。
初めましての人用にアルバムの紹介を丁寧にしてて新鮮。

手拍子が起こったり小さなお子様も観覧していたりといい感じの盛り上がりでイベントは終了。

私の隣に座ったおば様は途中で娘さんが迎えに来て去っていかれましたが(待ち合わせしてたらしい)、それまで笑顔で聴いてくださって良かった。


その後はサイン会!
ライブは無料だったけど、ここからはCDを買った人だけの参加です。
ステージの下に長机を置いて、そこでCDにサインしてもらう感じ。
すごく列が長くてびっくり&嬉しいびっくり
モモイストじゃなさそうな人や、子連れのご家族も何組かいらっしゃったみたいです。


自分の番では、サインしてもらいながらネイルを見てもらいました
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星空ダンシングイメージのジェルネイル!
11/11のワンマン前に渋谷のネイルサロンでやってもらいました✨
「おー! これわたしがやるべきだなー!」って言う桃井さんの爪にもキラキラしたマニキュアがついてて、よく見ようとしたら「わたしのは汚いからw」って手を引っ込めちゃったのが可愛かった…ラブ
自分でやったそうですが、自分でマニキュア付ける方が凄いと思う。(不器用&ものぐさな私)

ネイルって前まで全く縁がなかったのですが、お友達に誘われてイベント合わせで初挑戦してからすっかり好きになりました。
お金もかかるし連続でやると爪がボロボロになってしまうんですけど、ここぞという時にやるとテンション上がる!
装備みたいなものかも。概念礼装。


自分の番が終わっても、なんとなく列がはけるまで桃井さんを遠目に見守っておりました。
全部終わったのが14:00すぎくらい?



そこからはモモイストの方々とお昼ご飯。
ですが、お店の待ち時間が長くて16:00の回に間に合うかギリギリの時間に!
10分でご飯をかきこんで向かったのですが、プレ葉ウォークに戻ってきたのが16:04分くらいガーン

中に入ると「どばと」を歌う桃井さんの声が…。
そっと座席の後ろのスペースに立ち位置を確保しました。
(椅子はかなり埋まってた)

13:00の回はいきなり曲からスタートだったけど、16:00の回は頭にMCがあったらしいです。
統制に参加できなかったのは残念ですが、「どばと」を1コーラスでも多く聴けて良かった。
これ聴くとなんとも言えない郷愁に襲われるんですよね…。


そこから、アニカル部!の宣伝をしたあとに純愛マリオネット。
モモーイライトで盛り上げました!
やっぱり座って聴くのもいいけど、立ってサイリュームを持つとそれだけで解放的というか、ウキウキ度が増すんですよね。
桃井さんもハイになってきたみたいで楽しそう。
ほんとパワーある曲ですよこれは。


そしてDIY、星空ダンシング。
「最後の曲です!」の後の\そこをなんとかー!/が決まって若干どよめく会場(笑)
昼の回では不発だったんですが今度はバッチリでした。
MCで「外は寒いけど、このプレ葉ウォークは暖かくていろんなお店があっていいですね。浜松の皆さんは得してる。わたしも今日、桃井はるこを見られて得したって思ってもらえるように頑張ります」というようなことを言ってて、こういうことを言えるのが桃井さんのいいところの一つだなと思いました。
なんか真心を感じるんですよね。
自分のことじゃないけど、地元のことをそんな風に言ってもらえたら嬉しいよね。

…イベント前に「土地が広くて建物が横に広いのは田舎の特徴だなあ」とか思ってた自分がちょっと恥ずかしかった
(うちの地元に似てたので!親近感で!)



ライブは昼の回よりモモーイもノリノリで、大盛況で終了!
吹き抜けの二階から見てる人を「二階席ー!」って声かけたり、本当のライブみたいでしたw
二階から見てればモモーイから目線もらえたのかな。
でも一階もすごく楽しかった!
星空ダンシングのコールが面白すぎるw
歌を邪魔しない絶妙な箇所にテンポ良くコールが入るのがモモーイ現場らしくてほんと良い。



その後は再びサイン会。
1回目はHNを書いてもらったので今度は本名にしたら、「なんか本名プレイになってきたぞw」と言われる(笑)
みんな考えることは同じなんでしょうか。
というかなんで本名って分かったんだろうびっくり何となくかなw

で、何を話そうかちょっと迷ってました。
本当はその日、私は桃井さんが好きなSOU・SOUの服を着てて、その話をしようかなとも思ったんですけど、1回目も自分のことだったしなあと(笑)

なので正直に、今年シングルが2枚も発売されておめでたいということを。
「ありがとう!応援してくれる方のおかげです」
それから、tokyo toricoレーベルになってから毎回のようにリリイベでサイン会があって嬉しいと伝えました。
「よかったー!(トリコの人に)だってさ!」
…これでまたサイン会あるといいなおねがい
サインって好きなんですよね。何回貰っても嬉しい。
目の前で書いてくれたことの証明というか…後になってからも夢じゃなかったんだなと思えるのでキョロキョロ


ちなみにSOU・SOUの服の件についてチラ裏。
桃井さんが好きなブランドということで興味を持って、以前青山のお店まで行ってきたんです。
モデルさんとかの服を真似するギャルはこういう気持ちなのかなーとか思いながら。
いや、これまであんまり桃井さんの服を真似したことはなかったつもりなんですが、SOU・SOUの和服っぽい感じは本当かわいいなと。
でもお値段けっこうするので、一度買い物したからしばらく我慢かな(^^;)



そんな感じでイベントは終了。
昼と同じく桃井さんがサインを終えるまで遠くから見守り、その後イケヤの店長さんと写真を撮ってらっしゃるのを見てました。
イケヤさんから似顔絵の色紙をプレゼントされてた。

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これですね。
ステージ横のCD販売スペースに飾ってありました。
絵が上手いなあ。



それからモモーイが一人でクリスマスツリーの前でぴょんぴょん飛び跳ねてて、何してるんだろうと思ってたらこっち(周囲)に目線をやって、
「動画撮ってるの!///」
と(笑)
スタッフさんがちゃんとカメラ向けてたのでした。
Twitterで最近上げてるリピート動画?はこうやって撮ってたのか…。



それから桃井さんはお辞儀してその場を去り、私たちも夕飯を済ませてから帰路についたのでした。


楽しかった!行って良かった浜松!
すべて終わったあとのがらんとした座席がちょっと寂しいくらいに、良いイベントでした。
ライブのあとはさみしいな。

こういうレアなイベントは特に忘れないでいたいなと思ってブログに書きました。


星空ダンシングもDIYもいい曲で、新しいモモーイソングを聴ける幸せをかみしめています。
特にDIYは、今年私も初挑戦したので身近に感じられる。
(引っ越しに伴って家具をいくつか自作したのです!)



なんだかんだでモモーイのイベントに行くようになってから丸10年。
初めては2007/10/27の「悠遠のアミュレット」発売イベント@石丸SOFT1でした。
今でもその時のことはよく覚えています。

2017年になってもまだまだモモーイ大好き!
最近、継続することって大事だなと思うことが増えました。
続けていけばいつかもっと楽しいことがあると信じています。


で、今年はもうモモーイに会えないかもしれないのですが、お誕生日プレゼントは事務所に送ろうと思ってるので(毎年何かしら捧げてる)それを考えるのが今は楽しいです。
もう年末なんだなあ…。


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今年もお疲れ様でした音譜




感想の続きと総括になります。
ようやくこれで終わりです…お付き合いいただきありがとうございます。
一応、ネタバレ注意です。



◆感想つづき


【音楽】

すごく良かった。
昔のサントラ全部リアルタイムで買ってるくらい遊戯王DMの音楽は好きなんですけど、昔の曲たくさんアレンジして使ってくれて嬉しかった…
新規の曲もとても印象に残りやすい曲で大満足!
今回音楽担当の方がDMの方とは違うので少し心配でしたが、新旧の曲が入り混じっても何も違和感なかったです。
そうだよこの大胆なサウンドこそ遊戯王だよ…!

『熱き決闘者たち』はどうしても原曲アレンジが最高の曲とは思いつつ、今回意外な所で転調したりして驚いた。どっちも好き。
『神の怒り』のアレンジは完璧すぎる。

新曲の中で特に好きなのは『DAWN』です。遊戯vs藍神のトリプルトラップの音楽。
新たな勝ち確テーマって感じ。

ああ~オーケストラコンサート開催してほしい…。


【モンスター】

『超融合』の時は味方のモンスターの悪堕ち版が出てきましたけど、今回それよりも更に多くの進化・派生モンスターが出てきて嬉しかったです。
やっぱり和希先生のデザイン最高だよ…。

ブルーアイズが多すぎる(笑)
ディープアイズもいいけどカオスMAXドラゴンがめちゃくちゃカッコよくて好き。
「混沌のマキシマムバースト!!」みたいな技名も、和希先生のセンスが炸裂してて素晴らしい。

遊戯のデッキは闇遊戯との合体デッキという感じで良かった。
原作だと表の遊戯が自分のデッキを披露するのって二回しか無いんですよね。
でもその二回がすごく好きなので、マシュマカロンやガンドラ、ガジェット系、サイレントソードマンまで出してくれてて感動。
原作最終戦の決着を担ったサイレントマジシャンが出なかったのは意外。
代わりにマジシャンガールズが強化されてましたw
アップルマジシャンガールちゃん超可愛くないですか…新モンスターの中で一番好みかも。
マハードの、破壊されるとブラックマジシャン召喚という効果は原作通りで胸熱。
(映画ではその効果の出番はなかったけど)

藍神くんのモンスターはなんだかペガサスのサクリファイスを思い出して、初登場なのに懐かしい気がした。
和希先生がインスタグラムで、インディオラデスボルトを従える藍神くんのイラストを描かれていましたが、インディオラが藍神くんのエースモンスター扱いなのかなあ。
ずんぐりむっくりしててちょっと可愛いよね。


【デュエル】

映画を観終わったデュエリストの人達が大絶賛していました。

大学生の時、遊戯王好きな人を集めてアニメの鑑賞会をやったことがあるのですが、キャラやストーリーが好きな人(自分)とデュエリストの人とだと、着眼点がちょっと違うんですよ。
リアルデュエリストの人は、デュエルの戦術にツッコミを入れたり、今は使用禁止になっているカードを指摘したりすることが多くて、「実際のOCGじゃこうはいかない」ことに対して鋭かったんです。

それが今回の映画では、そんなデュエリストの人達をも唸らせていた印象。
すごいことだと思いました。

漫画ではどうしても演出的に盛り上げるために、実際のOCGでは有り得ない展開にすることもあったと思いますが(私は盛り上がればいい派)、今回の映画ではその壁も取り払われていたように感じました。
私としては初見は全然分からない部分もあったけど、説明少な目なのはテンポ良くていいですね!
後から効果分かってなるほど~と思うの楽しい。

戦術がちゃんとそれぞれのキャラの性格に合ってたのも良かった。
表遊戯は初手守備表示→相手の攻撃に反応して迎撃するパターン。
闇遊戯は魔法カードや罠カードをバランスよく使って、チャンス時は攻撃力の低いモンスターを使ってでもガンガン攻撃。
海馬はとにかく攻撃力高いモンスターが基本で、効果を利用して効率よくブルーアイズを召喚する解りやすい感じ。
藍神くんは前のエントリでも書きましたが、ヴィジャムという攻撃力0のモンスターを集合させることで強いモンスターを召喚する、プラナそのものを表しているような戦術。

あと……やっぱり遊戯王って、ただのカードゲームじゃなくてそこに深い意味を持たせてると思うんです。
例えば、
【フィールド=現世】
【墓地=冥界】
【除外=別次元】
だと思って観ると、デュエルにメッセージが込められているのが分かる。
原作最終回で死者蘇生否定のメッセージがあったように。
で、今回、死者蘇生否定からのファイナルギアスの流れがお見事。
全てのモンスターを除外(次元移動)させる、プラナのようなことをする遊戯。
そしてたった一人フィールドに蘇ったのは、闇遊戯との絆を結ぶブラックマジシャンだったと。
なんだかすごくぐっとくるんですよね…。


特に好きなデュエルは決められない…けどあえて決めるなら表遊戯vs藍神と表遊戯vs海馬かな。
原作であまり見られなかった表遊戯の戦術が楽しめたのが本当に嬉しかったんですよ…。

海馬vsバーチャル闇遊戯も好きですけどね。
あのデュエルは全体的に、後半のデュエルの布石になってたのが良かった。
タイムチェーンで沈黙したブラマジと青眼は、藍神戦での「アンディメンション化」っぽいし。
海馬が勝利を確信したセリフも、闇遊戯戦「これで終わりだ!」表遊戯戦「これで貴様の負けだ!」で被ってたし。
(そのセリフに対する二人の遊戯の反応の違いが良いんだよ…)

そう言えば、意識して作ってるのか分からないけど、バーチャル闇遊戯と海馬のセリフも若干被ってましたよね?
「お前の決闘者としての魂を全て賭け、このオレに挑んできな!」「全ての力を賭け、このオレに挑め!」
あの闇遊戯は海馬の脳内情報だから、当たり前なのかもしれないけどw



◆総括


ここまで長ったらしい文をお読みいただきありがとうございます。
映画を観に行くたびに新しい発見があって、全然感想がまとまりませんでした。
たぶんこれからも新しい感想が出てくると思います。
それほど見事な作品でした。
いやあ、まさか13回も観に行くとは思わなかったよね…。
こんなに映画館に通ったことないよ。

今回は、特に女性ファンの力を強く感じました。
以前から女性ファンもいたのは知っていましたが、遊戯王というジャンルは女性に媚びなくても充分お金が儲かるのか(いやらしい言い方…w)、女性向けの商法をほとんどやってこなかったんですよね。
それが近年は、カフェやら応援上映やらグッズやら、女性向けのような企画もやってくれていて意外な感じ。
最近はそういう商法も当たり前になってきたのかな。

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(写真は新宿バルト9のカフェ。親愛白龍すごかった…)

カードが貰えなくても遊戯王という作品にお金を出す層がいるってことを少しはアピールできていたらいいなあ。
10年くらい前は公式イベントどころかグッズすら全然なくて、カード以外にお金を出すことなんてほぼできませんでしたから…カードは一応持ってるけどほとんどやらない私としては、今年みたいにOCGと関係ない企画も沢山やってくれるのは大歓迎。
大好きな作品である遊戯王にあまりお金を落とせないのが、ずっと歯がゆかった。
今、それが沢山できて、すごく嬉しいです。

(まあ、女性向け商法に慣れていないせいか、応援上映で男性が困惑する事案もあったみたいですけど…。
確かに初見であれは困惑するよ。
映画館がもっと周知させる努力をすべきですよね)

ただ、もちろん和希先生も昔言っていたように、遊戯王は少年のために作られた作品ですからね。
主に男性デュエリストの方々からの根強い人気のおかげで、今回のような映画や楽しい企画ができたのだと思ってます。
ファンみんなで遊戯王を楽しんで、お金を落として応援していけたら素晴らしいことですね!
そしてみんなの愛が公式に届いて、また楽しいこと沢山やってくれたらいいなあ…!



アニメの遊戯王デュエルモンスターズが最終回を迎えた夜、好きなサイト様が主催されていたチャット会に参加させていただきました。
(その頃はまだ個人HP時代だった)
その時自分が書き込んだことの一部を今でも覚えています。
「アニメオリジナルの最終回を迎える作品も多い中、原作通り終わらせてくれた遊戯王は恵まれた作品だと思います。アニメスタッフ様ありがとう」と。
今回の映画を観ても、あの時と同じ感謝の気持ちでいっぱいになりました。

遊戯王という漫画の世界を、原作者主体で再び広げて下さったことにただただ感謝。

本当にありがとう遊戯王。
ありがとう2016年。

大好きだ!