<今日の工房風景>アンティークオーバルテーブル修理 | リストリーアンティーク家具修復の世界|名古屋

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An early Victorian burr walnut oval table

今回ご紹介するのはウォールナット瘤材を使った
アンティークオーバルテーブルの修理事例です



 

当時の状態のまま残されたオリジナルフィニッシュで深みのある美しい黄金色は日本ではなかなかお目にかかれない貴重なアンティーク家具ですが。。。

この美術品クラスの見事なまでに美しい装飾ベニアが見るも無残な姿になっていました

これほどのダメージを受けた状態になるとは、腕がなります。

一番のダメージはセンターと手前の中心部分。
花台として使用していたこともあり、霧吹きの水・結露による浸水で木材が腐ちてしまっています。

さらにラウンドエッジもところどころベニアが剥がれ欠損しています。

まずは、欠損したベニアを貼り直す作業から始めていきましょう。

すみません、完全に手ブレな写真しか残っておりませんで・・・
ベニアをあてがう前に天板自体のズレを修正し、固定します。

次に表面の塗装を剥離して、サンディングをかけます。
今回の修理で一番の失敗は作業に集中しすぎて写真を撮り忘れたこと。

欠損部分の下地を調整しながらベニアを切っては貼って、切っては貼って、はめ込んでいきます。

センターの大きなダメージ部分には装飾ベニアではなく、
真鍮の無垢板を正方形にはめ込む仕様にするのでひとまず置いておいて。

天板手前の腐食が激しい箇所はアイロンで下地の膠を溶かしながら擦り、平にしていきます。

ここら辺の写真も撮り忘れ・・・

相当苦労して仕上げたのですが、残念です


ほとんど終わった頃に、撮りました。ごめんなさい。

最後にセンター部分を切り落とし、真鍮板をはめ込んで、完成です。


ビフォーアフターを納品時の写真と比較してご覧下さい。

 

       修理前             修理後


大変良くできました



今回のような大掛かりな修理はどうも楽しみすぎて、我を失うと言いますか、
写真を撮り損ねるという大失態で、楽しみに見てくださっている方々へ申し訳ございませんでした・゜・(ノД`)・゜・

しかしながら、仕事はきっちり収めます。どのような状態でも修理・修復致しますので、諦めずまずはお電話ください。

リストリーでは名古屋市内のみならず一部近郊地域への無料お見積りを致しております。
遠方のお客様も詳細な写真をメールで送って頂ければ概算お見積もりも可能でございますので、
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