この言葉、どうもネガティブなイメージで浸透している。

「もう過ぎてしまったこと、今更どうしようもないことについて、いつまでも気にかかってしまう」のは世間一般的な価値観ではダメなことらしい。

 

 なんて見当はずれな同調圧力だろうと思う。

 この世は生きている人間の都合で回っていることは知っているが、

 それはとても残酷な、強者や多数者がこの世を動かしている実態が、弱者や少数者の切捨ての上に成り立っているという現実。

 

 見えなくなった子の年をいつまでも数えるなんて、親なら当たり前のことである。

 

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 量子物理学の話は難しすぎて眠くなるが、今まで常識と考えられていたことを見事に覆す示唆がいくつもある。

    わたしの従弟は、波動がどうのこうのとのたまう胡散臭い人なので、この手の話はどうしてもスピ系とかカルトに都合よく利用されるなど信ぴょう性に乏しいきらいがあるのだが、確認された科学的事実と、遺族としての願望をきちんと分けて論じれば、信じるに足る希望が見えてくるのではないか。

 

 特撮やアニメなんかだと、こと切れた人物が光の粒子になって空に消えてゆくというシーンがよくある。「実際の」現場を知っている遺族からしたら、なんてご都合主義のきれいごとかと不快になるが、いのちの本質という観点から見れば、あながち嘘ではないかもしれない。

 

※光は電磁波。電波も光の一種。赤外線で暖まるように、目には見えなくても体で感じることはできる。

 

【状態の共存】

 電子や光子など、波と粒子の双方の性質を持つ量子の世界では「ひとつのものが同時に複数の場所に存在できる。」

  なにを言っているのか、最初は訳が分からないが、これは科学的に確認され、今や常識である。しかも、「観測したら初めて、それがどこに在るのか確定する。」らしい。(他世界分岐説では見解が異なる。)

 

「波として同時に広がって存在する電子は、観測した瞬間に一つの粒子として収縮する。」振り向いたらそこに居るって、コワイ気もするけれど。

 

  なお、電子の質量はゼロではない。静止質量はme=9.1093837015×10-31kgとされている。電子の寿命も信じられないくらい長い。ニュートリノなどの他の素粒子がほんの一瞬しか寿命がないことと対照的。

 

  一方、光子の質量はゼロとされており、寿命は無限(!    自然崩壊しない)。超電導中の光子は有効質量を持つ。

(要するにたましいは永遠で、同時にあちこちに存在できるのではないか? ただこの仮説が成り立つためには、人の思いとか人格とか記憶など、すべて情報として光子に載せることが出来るという前提が要る。さらに、ひとつひとつの光子は、他の光子と干渉しあって、もともとの姿とは違った形で顕在化するので、探しにくい。)

 

【真空では無から粒子が生まれては、無に還ってゆく】

 真空は完全な無ではなく、無と有の間で常にゆらいでいる。

(ムームー族に教えたい。)

(ベータ崩壊⇝︎ ⇝︎卵が落ちて砕けたらガンプラが出現したみたいな現象。は輪廻転生の思想とリンクするか?)

 

【無とは空間や時間すら存在しない状態】

(法華経はビッグバンを直観している気がする。あれはどう見てもガンギマリでサイケなグルーブ感、日常生活では絶対に有り得ない境地)

 

【この世のすべては幻という学説もある。宗教観ではない。】

 ブラックホールの名付け親であるホイーラーは、素粒子や時間、空間などすべての存在の本質は情報だと考えた。

 ホログラフィー原理によれば、この世のすべては2次元から照射された3次元という立体像に過ぎない。まんまマトリックス。

(色即是空・・・)

 

【トンネル効果】

 電子などは物質をすり抜けることができる。

(幽霊電子説は割とよく目にする)

 

【パラレルワールドは無数に存在するかもしれない】

 (わが子が生きている世界が、この世界から分岐して「実在」する可能性がある)

 標準的なコペンハーゲン解釈による「収縮」で一つになるのではなくて、「観測された瞬間に、共存していた複数の状態のうちから一つだけが選ばれ、残りは消える、もしくは分岐して別の世界が生まれる、という学説もある。さらに、観測者の心の中で分岐が生じるとする学説もある。

 なお、分岐した世界同士は互いに干渉できない(!)。

 

【場の量子論】

 同じ空間内に、レイヤーのように多数の場が重なって存在している。場同士は、ゆるやかにつながって影響を及ぼし合っている。

    ヒトの肉体は何層にも重なったオーラと不可分。

(わが子のたましいは、光の粒として、いつもここに在るんじゃないか。あるいは波として世界中に遍在していて、意識したと同時に粒子として偏在、実体化するんじゃないか?

   要するに 信じることが繋がることになるんじゃないか?)

 

💫⭐︎量子もつれ、量子テレポーテーションの研究者が、今年のノーベル物理学賞に選ばれた🏅

 0か1の2択のレバーが10個ある金庫の開け方を忘れてしまったとき、従来のコンピュータなら1,024通りの計算が必要になる。これが量子コンピュータだと、レバーの設定を「0及び1」に重ね合わせることができるため、計算は1回で済む。計算式が複雑になればなるほど、量子コンピュータが優位になる。

 わたしの個人的な期待では、量子コンピュータが実用化されれば、生と死のさまざまな謎すら明快に解き明かされるのではないかと思う。

 

 

 

   写真は、ご存じ「しまじろう」のパペット。長男は保育所の頃、こどもちゃれんじを結構楽しみにしていた。妻はあまり読まなかったが、わたしはたまごクラブやひよこクラブという雑誌を毎号買っていた。

 

    長男は今月、29歳になる。