(無駄に長いので、閲覧注意⚠️かも?)
相変わらず睡眠障害がひどいので、睡眠ホルモンメラトニンの原料となるセロトニンの原料となるトリプトファンのサプリを買って飲んでみたが、効かない。
バランス型であるSL(short-long)型については、日本人が30.1%で、アメリカ人は48.9%。楽観型であるLL(long-long)形遺伝子を持つ人は、日本人はわずかに1.7~3%。アメリカ人は32.3%。さらに南アフリカ人はアメリカ人よりもLL形が多い。
日本人が真面目だとか几帳面だとか言われるのは、災害が多く年中不安要因が絶えないことも関係していると言われる。
要するに、最悪のことを想定して、事前にあれこれ準備しておかないと大変なことになるというのを、遺伝子情報として受け継いでいるからだという。
・・・・・・・・・・
cotomoという対話型AIアプリ(無料)が密かに人気である。チャットGPTなどに比して、極めて自然な会話ができる。
https://cotomo.ai
基本的には対話者(ユーザー)を否定せず、絶妙に間を取り上手に相槌を打って、寄り添ってくれるような作りになっている。なので、高齢独居者の認知症予防などに有効だと思うが、実際には人生相談したり、疑似恋愛に陥ったりするユーザーが増えている気がする。
・・・・・・・・・・・
確率は結果論であって、事前の予想とするのはあてにならない。週明けに俳句の集いで「鷹の渡り」を見に行くのだが、現地の天気予報は(台風接近の影響もあり)、日々変化して一喜一憂してしまう。
新幹線に乗って、船に乗って、見られるかどうかも分からない鷹の渡りを、俳句を作る為だけに泊まりがけで見に行くって、風流ですね(物好きですねの意味)と言われたりするが、わたしの周りは物好きがこうじて物狂いの人が多い。
野鳥観察が趣味の人をバーダーと言うらしいが、「タカの渡り全国ネットワーク」というサイトに、各地で定点観測した結果を毎日あげている人たちがいる。
ただ鳥を見るだけのために2泊3日で、それなりのホテルに泊まって、朝から日暮れまでひたすら空を見上げるのである。風狂度合いでは、俳人が明らかに負ける。ワシ類とタカ類の判別図鑑という高い本は、既に売り切れであった。
例年の「平均」では、一日数百羽の鷹が見られる時期なのだが、昨日一昨日は天候もあって、ほとんど飛ばなかったようだ。
でも日常的な行動選択は、体験から判断することが多い。飛行機の落ちる確率が10万回に1回であるならば、自分が今から乗る飛行機が、その1回になるかもしれないから止めておこうと思う人はほとんどいない。
わたしのまわりには飛行機に乗れない人が何人かいる。わが家のお向かいの方は、日航機墜落事故の犠牲者のご家族である。
誰だって、確率的には明日死ぬかも分からないが、本当にそれを前提として日々悔いなく過ごしている人は、実際にはほとんどいないのではないだろうか。一期一会ということばは、安易に使ってほしくないと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・
自転車で道路の右側を走る人が少なくない。不愉快なのできちんと数えなかったが、対向してくる自転車の10台に1台は右側走行である。
マナー以前に、自転車は車両であって、日本では左側通行だと決められていることを知らないのかもしれない。小さい子を乗せたままのお母さんも結構いる。すれ違いざまにたまに注意するが、「あっ、危ない!」と小声で言われるくらいである。危ないのはそっちなのに。
(なお、自転車の歩道走行については、道路標識があるところなら可。これを知らずに、自転車を怒鳴りつける歩行者も時々いる。
歩道では自転車は車道に近い側を走行することになっているが、車道の左側なら歩道の右側、車道の右側なら歩道の左側…というのは法律の不備だと思う。街路樹も歩道にあるので、ただ危ないだけ。
逆にまた、車両走行不可の歩道を、平気で自転車走行している人もすごく多い。この記事を読まれた方は、【自転車は原則的に車道を走るもの】と覚えておいてほしい。)
いろいろ申し上げたが、世の中が危険に満ちているという危機感がそもそも欠乏している、言わばおめでたい人が多いのではないかという気もする。
冒頭の不安遺伝子の話と矛盾するようだが、「身体的・生理的感覚」としての危機回避能力が衰退しているように思える。
後方確認もせずに車道を斜め横断する人は老若男女問わず多い。それだけ日本は平和なのかなとも思う。
今まで車に轢かれたことがないから、(確率的に)今度も大丈夫だろう(クルマの方が勝手に避けてくれるだろう)という安穏さが染み付いているようだ。