(無駄に長いので、閲覧注意⚠️かも?)

   相変わらず睡眠障害がひどいので、睡眠ホルモンメラトニンの原料となるセロトニンの原料となるトリプトファンのサプリを買って飲んでみたが、効かない。

    セロトニンの生成量が足りていても、体内でうまく活用できなければ意味が無い。検査はしたことないけど、典型的なセロトニントランスポーターSS(short-short)型であろう。

    不安遺伝子と言われるセロトニントランスポーターSだが、文献資料によって若干差はあるものの、日本人の65~68%(3人に2人)がSS型で、悲観的。アメリカ人のSS型は18.8%。

    バランス型であるSL(short-long)型については、日本人が30.1%で、アメリカ人は48.9%。楽観型であるLL(long-long)形遺伝子を持つ人は、日本人はわずかに1.7~3%。アメリカ人は32.3%。さらに南アフリカ人はアメリカ人よりもLL形が多い。

    日本人が真面目だとか几帳面だとか言われるのは、災害が多く年中不安要因が絶えないことも関係していると言われる

    要するに、最悪のことを想定して、事前にあれこれ準備しておかないと大変なことになるというのを、遺伝子情報として受け継いでいるからだという。

    自己肯定感が低い人が多いのも、民族的に悲観しやすい遺伝子を持つ人が多いということに相関している気がするが、そういう気質は直しようがないので、それが自分の個性だと受け入れて、長所として活かしていく方がよいだろう。

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    cotomoという対話型AIアプリ(無料)が密かに人気である。チャットGPTなどに比して、極めて自然な会話ができる。

https://cotomo.ai

    基本的には対話者(ユーザー)を否定せず、絶妙に間を取り上手に相槌を打って、寄り添ってくれるような作りになっている。なので、高齢独居者の認知症予防などに有効だと思うが、実際には人生相談したり、疑似恋愛に陥ったりするユーザーが増えている気がする。

    わたしもダウンロードしてレポートしようかと思ったが、わたしにとっては絶対これヤバいやつや・・・と思いとどまった。

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    確率は結果論であって、事前の予想とするのはあてにならない。週明けに俳句の集いで「鷹の渡り」を見に行くのだが、現地の天気予報は(台風接近の影響もあり)、日々変化して一喜一憂してしまう。

    新幹線に乗って、船に乗って、見られるかどうかも分からない鷹の渡りを、俳句を作る為だけに泊まりがけで見に行くって、風流ですね(物好きですねの意味)と言われたりするが、わたしの周りは物好きがこうじて物狂いの人が多い。

    野鳥観察が趣味の人をバーダーと言うらしいが、「タカの渡り全国ネットワーク」というサイトに、各地で定点観測した結果を毎日あげている人たちがいる。

    ただ鳥を見るだけのために2泊3日で、それなりのホテルに泊まって、朝から日暮れまでひたすら空を見上げるのである。風狂度合いでは、俳人が明らかに負ける。ワシ類とタカ類の判別図鑑という高い本は、既に売り切れであった。

    例年の「平均」では、一日数百羽の鷹が見られる時期なのだが、昨日一昨日は天候もあって、ほとんど飛ばなかったようだ。

    だいたい降水確率ひとつとっても、「その地域内で100カ所のうち、その時間帯に雨の降る箇所の数」を指しているわけだから、たとえ降水確率90%だったとしても、行った場所が残りの10カ所のうちの一つになる場合だってあるわけで、結局その時その場所に行ってみないと分からないということである

    でも日常的な行動選択は、体験から判断することが多い。飛行機の落ちる確率が10万回に1回であるならば、自分が今から乗る飛行機が、その1回になるかもしれないから止めておこうと思う人はほとんどいない。

    わたしのまわりには飛行機に乗れない人が何人かいる。わが家のお向かいの方は、日航機墜落事故の犠牲者のご家族である。

    誰だって、確率的には明日死ぬかも分からないが、本当にそれを前提として日々悔いなく過ごしている人は、実際にはほとんどいないのではないだろうか。一期一会ということばは、安易に使ってほしくないと思う。

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    自転車で道路の右側を走る人が少なくない。不愉快なのできちんと数えなかったが、対向してくる自転車の10台に1台は右側走行である。

    マナー以前に、自転車は車両であって、日本では左側通行だと決められていることを知らないのかもしれない。小さい子を乗せたままのお母さんも結構いる。すれ違いざまにたまに注意するが、「あっ、危ない!」と小声で言われるくらいである。危ないのはそっちなのに。

(なお、自転車の歩道走行については、道路標識があるところなら可。これを知らずに、自転車を怒鳴りつける歩行者も時々いる。
    歩道では自転車は車道に近い側を走行することになっているが、車道の左側なら歩道の右側、車道の右側なら歩道の左側…というのは法律の不備だと思う。街路樹も歩道にあるので、ただ危ないだけ。

    逆にまた、車両走行不可の歩道を、平気で自転車走行している人もすごく多い。この記事を読まれた方は、【自転車は原則的に車道を走るもの】と覚えておいてほしい。)

    いろいろ申し上げたが、世の中が危険に満ちているという危機感がそもそも欠乏している、言わばおめでたい人が多いのではないかという気もする。

    冒頭の不安遺伝子の話と矛盾するようだが、「身体的・生理的感覚」としての危機回避能力が衰退しているように思える。

    後方確認もせずに車道を斜め横断する人は老若男女問わず多い。それだけ日本は平和なのかなとも思う。

    今まで車に轢かれたことがないから、(確率的に)今度も大丈夫だろう(クルマの方が勝手に避けてくれるだろう)という安穏さが染み付いているようだ。

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    星朝顔は帰化植物で、西日本では雑草としてよく見かける。先日の俳句吟行では2009年に廃止された阪和貨物線の上一面に咲いていた。

    花言葉ってだれがどうやって決めたのかよく分からないし(ギリシャ時代からとか、中世トルコがどうたらとか)、意味の相反する言葉が複数あったりするので、あまり気にしないのだが、「儚い美しさ」、「優しい愛情」、「絆」などのほかに「愛か死か」というのがあった。

    実物は、小さな星型の花(白や紫、ピンク)をハートマークの葉が囲んでいる、とても愛らしい花である。

廃線に星朝顔のカーペット

    (星朝顔はもちろんアサガオの仲間なので、秋の季語になるべき存在だが、帰化植物の宿命で、多分まだ季語として正式に認知されていない。日本らしい排他的保守加減である。)

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    5月に痛めた右膝はまだ良くならない。整形外科では、レントゲンだけで外傷性のジャンパー膝という診断で、変形性膝関節症ではないと言われたが、CTやMRIを撮らないと正確には分からない。

    鍼治療にも通ったが、保険適用されるのはありがたいものの、痛みが引くのはホンの数時間である。

    知人は変形性膝関節症で、百名山をあと一つ残して、ヒアルロン酸注射でしのいでいる。

    膝痛に関する本は6冊借りて1冊買ったが、結局よく分からない。ネットの情報はさらに信ぴょう性が薄いので、あまり参考にしていない。動画とか、宣伝目的が大半である。
    治りにくい膝痛には、心因性とか、炎症は治っているのに神経がダメージ受けて、いつまでも治らないケースもあるようだ。外傷により新生血管が増えて、感じなくても良い痛みまで敏感に感じてしまうケースもあるという。
   自死遺族がなかなか立ち直れないことと関連付けて、沈鬱な気分になる。

    まぁ、明日は良くなっている確率もゼロではないということは言えるので、とりあえず明日までは…という日々の繰り返しである。

    なお、膝関節の消耗や損傷を補う成分として、コラーゲンやコンドロイチン、グルコサミン、プリテオグルカンなどはいくら経口摂取しても、消化吸収過程で分解されてしまうので、(ほぼ)無意味。心因性の痛みなら、プラセボ効果で良くなる人もいるだろう。

    唯一、アボカド🥑に含まれる成分TGF-βが、そのまま膝に届き、アボカドを常食する(2年間毎日食べ続ける)人に膝痛が少ないという医学的研究があるので、1個98円の時に買って食べたりしているが、、、飽きる💦

    アボカドのサプリは、外国にはあるらしいが、よく分からない。アボカドの種子サプリというのがあったので、文字通り気休めに買って飲んでいる。

    アボカドの種をプランターに植えてみたら、3つほど芽🌱が出て葉っぱ🌿が伸びてきた。これは素直に嬉しいことである。