退院日の朝、不安定な姿勢で、ヒゲを剃りながら、涙が溢れてきた。

 

 わたしは、幼少時は別として、自分が辛いというだけの理由で泣いたことは無い。

 

「おとん、しっかりせえよ。」

 

 息子の声が胸に響いてきたから。

 

 手術の時など、全然気配も見せなかったくせに。

 

 どんなに細くても、繋がってるよな・・・と思えたから。

 

 応援してくださった皆さん、ありがとうございますm(_ _)m

 

 お陰様で、帰宅しました。

 写真は、グーグルマップに写ってる、拙宅です。

 

 

 

朴落葉掃き免れて吾家の灯