息子の28回目の誕生日が近い。
本印刷は間に合いそうにないが、句集の試し刷り版が今日届いた。
パソコンの画面では何度も見直したのだが、やはりイメージと違う点がいくつかあり、
仕様と本文データを微修正して、改めて本印刷に出した。
自註付のバージョンを先に作り、句のみのバージョンは改めて追加する予定。
以前、ブログ書籍化サービス;アメブロde本(Mybooks)で「想ひ出歳時記」を書籍化したのだが、
手軽な反面、細かい編集ができない(均等割付すら不能、ブログ出版局(FC2ブログに対応)も似たようなもの。)ので、印刷業者にPDFデータを送る方法で、自分ですべて編集した。
おかげで、製本用語(四六版A、無線綴、見返し、扉、奥付、レザック175㎏、PP加工、書籍用紙90㎏・・・)に詳しくなった。Word2019の機能(セクション区切り、PDF変換時の書式崩れ等)は、いまだ習熟できないが・・・。
Mybooksも高すぎると思っていたが、出版会社を通じての製本は、ばかばかしいほどコストがかかる。
紙から書式デザインからすべて指定して、印刷業者に直接頼めば、数分の一の料金で済むことが確認できた。
若干日数が掛かることを見越して、発行日は今年の12月24日としている。
息子への(押しつけがましい)クリスマスプレゼントということにする。
追悼の弔句は、一部にすぎない。
父ちゃんが魂込めて詠んだ句がどんなものなのかを、息子に届け、伝えることが、お供えである。
あとは、わたしの形見として、友人知人に一方的に配るほか、いまだに年賀状をくださる方へ、寒中見舞いでお返ししようかとも思っている。愛知県のIさんなど、勝手に戦友認定している自死遺族の方にも。
気持ちは既に来年の課題である、水彩色鉛筆での俳画作りへと向いている。