こんにちは、RESTICOPです。
京都のアニメーションスタジオの放火事件、また痛ましい事件が起きてしまいましたが、犯人の動機などまだ詳しく解明されていないですが、状況証拠から判断して、スタジオ及び中で作業をしている誰かを(個人なのか、複数か?)を狙って行動している事は明らかで、特徴としては無差別に行われるテロに近い内容です。
今回の様な事件が予測出来たでしょうか? 以前から脅迫や脅迫メール等があって、警察にも相談していた、との事後の報道もありましたが、特殊危機管理的に見ると、私たち専門家なら脅迫を受けている状況から分析してある程度の予測が出来、対処方法を考え対処出来ていたかも知れませんが、建物内で働いているスタッフ達は今回の様な事は、全く考えられない事ではなかったのではないでしょうか?
では、そう言った場合には、どうすれば良いのか?何も事情が解らないスタッフ達の危険を避ける、切り抜ける方法として、有効な手段としては、「空気風船の活用」する事が、危険を回避する手段として、一番可能性が高かったのかなと感じています。
空気風船とは、特殊危機管理で防災対策等で勧めている方法で、火災にあった場合に、透明なビニール袋に空気を入れ、端を抑えて空気の入った風船を作り、その風船を頭からかぶり、煙に巻かれた場合や、酸欠、一酸化炭素等の充満した部屋や廊下を安全な場所に避難する時に使用します。
今回の様な、突然の火災、大量の煙、有毒ガス、一酸化炭素中毒、酸欠等の順に命の危険が迫って来る状態を専門装備を持たない一般の人が誰でも出来る唯一の方法であると思います。
防災グッツとしてデスクに常備して置いて(大した荷物にならない)、防災訓練で使い方を皆で覚えて置く事が出来ていれば、今回の様な無差別のテロ攻撃で、突然の火災の場合にでも応用出来たのではないかと思うと、とても残念でなりません。特に屋上に逃げようとしていた人達があと一歩の所で助からなかったと思うと非常に残念でなりません。
火災の場合には、炎は下から上へ燃え広がりやすいと言う特徴があります、従って煙や有毒ガス等も上に向かい。室内など密閉された空間等では部屋の上部から溜まって行き易い特質も念頭に入れて置く事が重要になって来ます。
犯人の精神疾患の疑いもある様な報道もありますが、登戸の通り魔事件の時と同じように、突発的に起きる精神の病気の様に感じます、こう言った事件は、今後も定期的に起きる可能性も高く、模倣的に同じ様な事件が今後、至る所で発生する事が予想されます。
今回の事件を教訓にして、私達は、事件を起こす者の思い通りの結果にさせない事が大切で、一層の対策、警戒と注意が必要となります。
そう言った場合に備えて、準備して今迄に無い様な、突然に起きる災害、人災に対処出来る様にして置く事が重要になって来ると思います。
夢や希望を持って仕事をされていて、亡くなられた方々のご冥福をお祈りしております。
怪我をされた方々のご回復と、お見舞いを申し上げます。
※テロ対策・ストーカー対策は、オオネスト レスティー コップ
スペシャル セキュリティー