厚生労働白書「日本の1日」「人口100人で見た日本」パンフレットは直観的な概要理解に役立ちます | ものづくり企業の人事総務をワンストップで専門サポートするインディペンデント・コントラクター(IC独立業務請負人)が日頃思うこと

ものづくり企業の人事総務をワンストップで専門サポートするインディペンデント・コントラクター(IC独立業務請負人)が日頃思うこと

大手自動車会社での30年の人事総務経験を経て,2014年にIC・行政書士として独立しました。グローバル化進展の中、業務のアウトソーシング化など荒波にさらされつつある人事総務部ですが、企業活動を支える総務系業務の重要性・専門性など日頃思うところを語ります

独立人事業務請負人(人事IC)の木村勝です。

いささか旧聞になりますが、8月1日に平成26年版厚生労働白書が公表され、厚生労働省のHPからダウンロードできるようになっています。

労働経済白書(労働経済の分析)も間もなく公表されると思いますが、こうした白書が自宅PCで読めるようになったとは世の中便利になったものです。

当方学生時代は、まだインターネットなどはもちろん存在しませんでしたので、わざわざ霞が関にある政府刊行物センターに買いに出かけたものです。
※各地の官庁街にあったこの政府刊行物センターですが、2012年度中にデジタル化の影響&行政改革?の一環からか全館閉店になっています。

閑話休題

厚生労働白書には、厚生労働関係のデータを日本の1日や人口100人で例えたパンフレットが含まれています。
このパンフレットですが、今年始まったものではなく2010年から続いているものです(2010年板には「厚生労働カルタ」までついていました)

「日本の1日」のデータを一部ご紹介させて頂くと---
【人口について】  
 ▶生まれるのは? 2,821人 ▶亡くなるのは 3,475人
【成人について】
 ▶成人の平均歩数は? 男性7.139歩  女性 6,257歩
 ▶平均野菜摂取量は?  287g
などの数字がコンパクトにまとまっています。

「人口100人でみた日本」を見ると
 ▶仕事についていには?  49.6人
 ▶雇われているのは?   43.6人(自営しているのは? 4.4人)
 ▶日常生活の悩み・ストレスを感じているのは? 46.5人  等々

実数を頭に入れておくことはもちろん必要ですが、こうしたイメージでわかる数字を理解しておいた方が、他の人への説明には説得力があります。

仕事柄こうした厚生労働データに触れる機会、利用する機会は多いですが、まずは最低限このパンフレットにあげられている数字は頭に入れておきたいと思います。
(全体数がわかれば、%のようなものですので、実数も算出できます)

白書自体あまりなじみがないものかもしれませんが、この「日本の1日」、「人口100人でみた日本」のパンフレットは、人事ご担当の方は一度眺めておくと役に立つと思います。

こちらのリンクにありますので、ご参照ください。